kobamuta

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記事一覧

詩7 オーバーワーク

今日は沢山働いた。 帰ってゲームをして、酒を飲みながら飯を食って、くだらない動画を見て、映画を見て、風呂に入る。 人々はそれをオーバーワークと呼ばない。 音楽を…

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6か月前
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詩6 だるま

斎藤工はほぼAV男優 あいつがいるとAVの導入に見える 全てを官能にする男になるのはどういう気分だろう。 あいつが真っ赤な達磨を撫でているところを想像せよ。 俺は俺…

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6か月前
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詩5 ピンと来ないピン子

ピン子は病院にきてから三年が経ち衰弱していた。 何を話してもピンとこない 「ここに容器を置いておくから、食べなね」 「ああ、わかったありがと。いや、え?どういう…

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6か月前
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詩4 たまには万引きでもしようぜ

その男は、万引きでもしてやろうと思った。 そいつはあんまりもう何事も、どんなことも気にならないぜ、という気になっていた。 汗をぐっしょり滴らせて、腹を空かせてい…

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6か月前
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詩3 湖畔のクレイジーチンパンジー

その湖畔にはクレイジーチンパンジーという人殺し猿が現れるという噂だった。 だが、俺らの誰もその凶暴な類人猿の存在を信じてはいなかった。未知の存在に怯えるには、も…

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6か月前
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詩2 キモい老人

四方のガラスからは優しいが、暑いくらいの光が射し込んでいた。 気持ちのいい午後で、カフェの中はごった返していた。 小さい四角形のテーブルに何人かの人々が、顔を向…

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6か月前
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詩1 パンティーストッキングを履いた男たち

パンティーストッキングを履いた男たちが隊列を組んで歩いている。 俺はこのパンティーストッキングを履いた男たちの集団を、街で見つけてからかれこれ20分以上つけてきた…

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6か月前
6

詩7 オーバーワーク

今日は沢山働いた。

帰ってゲームをして、酒を飲みながら飯を食って、くだらない動画を見て、映画を見て、風呂に入る。

人々はそれをオーバーワークと呼ばない。

音楽を聴いて、文を書いて、勉強する。そしてタバコを吸って、ピアノを弾いて、風呂に入って寝る。

それを俺の祖父は生活とそれを呼ばない。

俺は今腹が減っている。俺が生活をしたことがないとしたら、俺が今していることはなんだ。

上で電球がチカ

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詩6 だるま

斎藤工はほぼAV男優

あいつがいるとAVの導入に見える

全てを官能にする男になるのはどういう気分だろう。

あいつが真っ赤な達磨を撫でているところを想像せよ。

俺は俺で良い、俺は俺の官能がある

詩5 ピンと来ないピン子

ピン子は病院にきてから三年が経ち衰弱していた。

何を話してもピンとこない

「ここに容器を置いておくから、食べなね」

「ああ、わかったありがと。いや、え?どういうこと?ピンとこない」

何にもピンとこないピン子

若かりし頃に乳首ビンビン子だったのに、今はピンとこないピン子。

日に日に衰弱は進んだ。

心停止して、機械が鳴った。弱まっていた波が急に動きをやめ、一直線をディスプレイに映しだした

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詩4 たまには万引きでもしようぜ

その男は、万引きでもしてやろうと思った。

そいつはあんまりもう何事も、どんなことも気にならないぜ、という気になっていた。

汗をぐっしょり滴らせて、腹を空かせていた。ここ数日飯もろくに食わず、外出もしていなかった。

このままベットを飛び出てコンビニに直行して、今日一日を彩る品々を取って来ちゃおうよ!スッと!

これは新たな出発点なのだ。マイルストーン。

彼女が最後に自分に放った言葉をちゃんと

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詩3 湖畔のクレイジーチンパンジー

その湖畔にはクレイジーチンパンジーという人殺し猿が現れるという噂だった。

だが、俺らの誰もその凶暴な類人猿の存在を信じてはいなかった。未知の存在に怯えるには、もう少し気の利いた名前が必要だった。

誰が言い出したのか。
でも、その噂を日頃つるんでる女の子たちが怖がっていたので、俺らは俺らで面白がっていた。

湖に行こうと言い始めた時、南ちゃんと佐々木さんもついて来ると言っていた。でも、結局俺らだ

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詩2 キモい老人

四方のガラスからは優しいが、暑いくらいの光が射し込んでいた。

気持ちのいい午後で、カフェの中はごった返していた。

小さい四角形のテーブルに何人かの人々が、顔を向き合わせるようにして座っていた。

俺はコーヒーを注文して、ロシア人が書いたうんざりするくらい長い小説を読んでいた。

読み疲れて顔を上げると、目の前に座っている老人が俺のほうに笑いかけていた。

気持ち悪いなと思ったから目を逸らして、

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詩1 パンティーストッキングを履いた男たち

パンティーストッキングを履いた男たちが隊列を組んで歩いている。

俺はこのパンティーストッキングを履いた男たちの集団を、街で見つけてからかれこれ20分以上つけてきた。

彼らは目星の建物を見つけて、その中に迷いもせずに入っていった。

彼らは、エレベーターに乗るために隊列を組み直す必要があった。

一つしかないエレベーターは彼らにとって小さすぎた。

だから、現在完璧な統率を持って歩いている隊列が

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