わたしのことば

世界は粒でできてるって知ってますか? ここに記すのは、自分に起きていることを自分と話…

わたしのことば

世界は粒でできてるって知ってますか? ここに記すのは、自分に起きていることを自分と話すために使ってきた、わたしに伴走してきてくれた言葉です。 ひとりよがりな言葉です。 主観を頼りにしたら現れてきた言葉です。 もしも拾われたなら、わたしもまた世界に現れてくるでしょう。

マガジン

  • 「粒と星座」思考の軌跡メモ

    「粒と星座」へ続く思考の軌跡をメモで残します。ドローイングやメモ書きや落書きは思考の軌跡を辿る、運動の再生を呼び込む。

  • 【仕事編】「粒と星座」の視座から

    「粒星座」の視座に立って、【仕事】【働くがつづかない】をみてみる試みです。有機的自律運動は「働く現場」において、どのように作用しているのか?それはわたしという個体の中にどのように現れてくるのか、記述を試みます。

  • 「粒と星座」の視座からの記述

    「粒と星座」の視点に立ったところから、見えることの記述。「粒と星座」の視点に立った時に、これまで経験してきたことに別の感じ方や見え方がやってくる。そのことを記述してみる実験。

  • カメラと写真とわたし

  • 粒と星座

    「粒と星座」言葉と説明

最近の記事

【「個人の0ポイント」と「集団の輪っか」のズレがヒントになる】 0ポイントと出会う旅

今回も、「粒と星座」の言葉に至る、メモをアップします。 個人の中ではたらいている運動があって、集団になると「集団の輪っか」との関わりも発生して、「個人」と「集団の輪っか」という両方が動いているという前提。 個人の中で有機的自律運動が絶えず起きている。 それは0ポイントに向かうベクトル。 個人の0ポイントの集まりである集団では、共有可能性のある集団全体の大きな輪っかのようなものが発生している。 共通のルールや規範や意識できていないレベルでも共有されている共通部分がある。それ

    • 【流通している記号と個体とのズレ】 0ポイントと出会う旅

      世の中に流通している「記号」があることで、わたしも「記号」を使うことができた、だから記号の流通する世界、社会で生きてこられた。 一方、記号未満である「ざわり」は、記号でないからこそ他者と共有不可能で、 個人という個体単体の中に留まる。 「記号」と「ざわり」の両方があって、その両方を内包している個体である個人が世の中でどうあったか。 ・「はい」っと、社会で(例えば仕事場で)記号を手渡される ・受け取ろうとする ・自分という個体の中では「ざわり」がスタンばっていて、記号を受

      • 【記号は枝葉に伸びて連続していく】 0ポイントと出会う旅

        「ざわり」は意味未満で、だから他者と共有未満。 共有は叶わないけど、確かにある。 それが溜まっている場所があって、死んでない。 生きていて、新たな刺激の素と出会えば活性化する。 いつでも、そこに在って、待っている。 出口を。 出るのが叶うための形を待っている。 星座になるのを待っている。 星座は発見されたがっている。 星座になっていない、意味未満の、つまり世の中に流通していない、記号になり得ない「ざわり」とは別に、 意味の通じる(かのように了解されている)、世の中に流通し

        • 【意味未満・共有可能未満】 0ポイントと出会う旅

          前回に引き続き「粒と星座」の言葉にまとまる以前のメモを貼っていく試み。 この世は刺激の素に溢れており、それらを受容する機能がわたしの身体にも備わっており、受容されるとわたしという個体の中に「粒」のような痕跡が、傷のような痕が、残る。 それは個体の意思とは関係なく起きている。 その働きには個体差があるだろう。 「粒」が痕跡となって個体の中に蓄積されている。 あるタイミングであるきっかけでそれらがつながりだす。 星座のように意味が立ち上がる。 そこまでくれば「意味」「言葉」な

        【「個人の0ポイント」と「集団の輪っか」のズレがヒントになる】 0ポイントと出会う旅

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        • 「粒と星座」思考の軌跡メモ
          6本
        • 【仕事編】「粒と星座」の視座から
          56本
        • 「粒と星座」の視座からの記述
          8本
        • カメラと写真とわたし
          3本
        • 粒と星座
          24本
        • 粒と星座 まとめ
          1本

        記事

          【メモとか走り書きとか筆跡とか】 0ポイントと出会う旅

          メモとか、ドローイングとか、ノートの脇の走り書きとか、電話しながらの手元のメモとか落書きとか、授業中の教科書の端っこの落書きとか、すき。 思考の流れの軌跡、のようなもの、すき。 展示を見に行って、作家のドローイングとか、走り書きとか、メモとか。 発明家のメモとか、図とか。 小説家の筆跡とか。 さらっと目で辿るの、すき。 前回から、「粒と星座」をこのnoteに書き記す前の段階のメモを載せる試みを始めた。 ワクワクする。 途中に、なにもかもがあるような気すらしてくる。 まとめ

          【メモとか走り書きとか筆跡とか】 0ポイントと出会う旅

          【旅の記録】 0ポイントと出会う旅

          このnoteを始める前に、数ヶ月、メモしていた。 自分に使える言葉がない、いや言葉はあるけど、しっくりきていない しっくりきていないところに、なにか、まだ見えていない肝心のことがある気がして。 日々、メモしてきたものをスマホの写真に撮って保存していた。 一連の「粒と星座」の言葉につながっていく過程をここに載せていこうと思いついた。 例えば、製作した完成品が作品だとすると、 そこまでの過程をアップしていく感じか。 完成品は、より多くの人の理解を目的にしているからそのベクトルが

          【旅の記録】 0ポイントと出会う旅

          【自分を緩める言葉・アホか】 0ポイントと出会う旅

          前回は、仕事編を一旦総括してみた。 気持ちよかった。 「アホか」と自分に向かって言えたこと。 変わっていないことがあって、そこんところなんとか、「集団の輪っか」に添わしていきませんか?みたいな努力の仕方 ものすっっっご、疲れる。 自分の型がいつまで経ってもできない。 「自分がない自分がない」 「他の人がどんどんわたしの中に入ってくる」 と、友だちに訴えていたのはほんの10年くらい前のこと。 それ以前のことを【仕事編】として記述を試みてみたが 「集団の輪っか」を優先している限

          【自分を緩める言葉・アホか】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・アホか】 0ポイントと出会う旅

          一旦、総括してみようという気持ちになった。 【仕事編】を書いていくうちに、変化してきた。 ・転職が多い自分=ダメ ・転職が多いことには理由があるはず=言い訳したい ・自分は本当にダメなのか ・ひとつひとつ振り返ってみよう【仕事編】を書く ・辞めるに至った原因、以外のことが思い出されてくる ・嫌なことばかりじゃなかったんだ ・自分だからこそ、可能になっていたこともあった ・辞めてくれと言われたことは一度だけ それは会社の事情で ・自分をダメと思わせていたものはなんだった ・

          【仕事編・アホか】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・たい焼き屋 応答が十分なとき心地いい】 0ポイントと出会う旅

          少し長いが前回に書いた内容を引用する。 相変わらず集団に自然と馴染めるような人間ではないが、 かといってこの頃は、「集団の輪っか」に自らを寄せていくことに「無自覚」でない。 ああ、いま、集団の輪っかに向かって寄せていこうとしたな、とか、自らの行為のベクトルをキャッチできているように思う。 自動思考で「集団の輪っか」に「寄せていく」運動は、 わたしに受け取られるようになってきた。 もう、「見えていない」わけじゃない。 見えるようになってきた。 これまではわたしは自分が「

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          【仕事編・たい焼き屋 空気を読むことが吉と出る】 0ポイントと出会う旅

          前回は、電話の業務で自分の負荷がかかったことを書いた。 集団の中で「馴染めない」を経験してきたわたしは、 「馴染もう」とする負荷を減らすつもりで人に直接会わないで済む電話窓口の仕事についてみた。 想定外だった。 見ず知らずの相手の情報が拾えない、声しか情報がない、という状況では 「拾えない」ことが負荷になったのである。 地元でたい焼き屋さんをやったことがある。 東京で演劇に挫けた時期だった。 一旦、地元に戻った。 アルバイトニュースで見つけたそれは、あちこちのスーパーに

          【仕事編・たい焼き屋 空気を読むことが吉と出る】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・テレアポインター 話が聞こえない】 0ポイントと出会う旅

          人との関係に苦痛を感じていたわたしは、 (集団生活が始まった保育園の時から「馴染めない」が発生していた) じゃ、電話はどうだろう、と思いついた。 電話の仕事は2回。 ・あるソフト開発販売の企業の問い合わせ電話を受ける仕事。 ・ひとつは電話代行サービス。留守がちな社長さんの秘書の体で電話を受ける。実際にはそこに居ない。何社も請け負っている。 直接、先方と顔を合わせることはない。電話だけで済む。 「馴染めない」わたしにとって、馴染まなくていいことが負担の軽減になるかと思い、電

          【仕事編・テレアポインター 話が聞こえない】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・「あったこと」は思い出せていない】 0ポイントと出会う旅

          前回は、レンタルビデオ屋で自分勝手に棚を作った経験を書いた。 そんな棚を作れなんて指示、上から来てないし、むしろ営業中に広い面積を使えなくしての作業で営業妨害。 資本主義つまり利益に、反しているかのような、多数のニーズより数字に出てない「誰か」、つまり自分の「良い」と思える基準で商品を陳列する、という暴挙。 店長としての立場を利用しなければ実現できないし、行使した。 数字に現れてこない見えない「誰か」は、見えている数字に現れている「ニーズ」に合わせた商品を並べていれば、いつ

          【仕事編・「あったこと」は思い出せていない】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・レンタルビデオ屋④ 資本主義と少数】 0ポイントと出会う旅

          しっとり雨の後の外が静かだ。 緑色が落ち着いている。 空気と緑と街が混ざり合っている。 至福感に包まれる。静かだ。 前回は、レンタルビデオ屋の棚を作ろうとしたことを書き始めた。 DVDに移行する時期で、まだVHSも並んでいた。 ここまでにVHS化された作品が、DVDで再販される保証はなかった。 いい作品がたくさんある。 オンデマンドで将来見られるようになるとは夢にも思っていなかった。 「なくしちゃいけない」 と思った。 誰の目にも留まらなくなったら「作品」はこの世から

          【仕事編・レンタルビデオ屋④ 資本主義と少数】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・レンタルビデオ屋③ 引っ込んでいた自分が顔を出す】 0ポイントと出会う旅

          寒いです。 気温が一気に下がっています。 ぷるぷるぷる。 寒い。 前回はレンタルビデオ屋での作品の仕入れについて書いた。 今回は、仕入れた作品を店内に陳列する棚作りについて書いてみたい。 「棚替え」と呼んでいて、棚替えはアルバイトもやったりはするが、店長に決定権があることが多かった。わたしは自分が店長の立場だった時、店長という役割はしたくもない指導をしてアルバイトに憎まれて辟易していたが、この「棚替え」は、「よっしゃ」という感じだった。 自分で棚を変えられる。 お客さん

          【仕事編・レンタルビデオ屋③ 引っ込んでいた自分が顔を出す】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・レンタルビデオ屋② わたしが熱かった】 0ポイントと出会う旅

          急に気温が下がるって、困る。 でも急に気圧が変わる、っていうのよりずっとマシだ。 気圧より自分で調整できる範囲が広いから。 服を着たり脱いだり、戸外に出たり入ったり、できるから。 前回はレンタルビデオ屋さんで働き始めたことを書いた。 メジャーじゃないレンタルビデオ屋だった。 VHSからDVDに移行していく時期だった。 メジャー以外の、コアな作品も仕入れて特色のある店が、まだポロポロ存在している時代だった。 それは豊かなことだった。 けれども、タイタニックとか、製作費のかか

          【仕事編・レンタルビデオ屋② わたしが熱かった】 0ポイントと出会う旅

          【仕事編・レンタルビデオ屋】 0ポイントと出会う旅

          涼しくなりましたか? 毎朝、外に向かって聞いていますこの頃です。 上着を持って出るのか持たないでエイやっと出かけるのか。 一事が万事、選択ですね。 住んでいる町で働いたのは電車通勤を無理だと思ったから。 いい選択だった。 ただ、近所が職場っていうのは、職場の人に出くわす可能性が高いということで、それは心地よくなかった。 わたしは、わたしでいたかったので。 わたしは、他の人がいると、わたしでいられない病のようだ。 それは今も苦労している。 「馴染めない」という、人生最初の

          【仕事編・レンタルビデオ屋】 0ポイントと出会う旅