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子育てに自信がなくなる原因の一つ「子どもとの相性」

パパと子どもは良い関係なのに、なぜか自分と子どもは反りが合わず、いつもイライラして叱ってばかり。
ママは、自分の子育てに自信がなくなってしまうことがあります。

原因は色々ありますが、その一つに、子どもとの相性の悪さがあります。

「子どもと波長が合わない。一緒にいるとストレスがたまる。」
「どうしても下の子を好きになれない。」

そういった相談を受けることがあります。
自分の子どもなんだから、そんなことを思ってはいけないですよね、母親失格ですよね、と罪悪感を持っているママもいます。

でも、罪悪感なんて持たなくてもいいんです。
子どもだって一人の人間。
親子だからと言って、必ずしも相性が良いというわけではないのです。

ただ、他人なら自分と合う人だけ付き合っていくことも可能ですが、自分の子どもには、それができないのが辛いところです。

寝食を共にし、成長とともに親子の関係が良くなることがある一方で、生まれながらの「気質」が親子の相性を左右することがあります。

性格の先天的な部分「気質」は、生まれたときから持っていて、子どもの性格に大きく影響すると言われています。

私の子どもたちは、生まれた時に、こんな違いがありました。
ほとんど泣かない娘(姉)は、日中もよく寝ていて、起きている間はニコニコしていて、手がかからない赤ちゃんでした。
よく泣く息子(弟)は、日中の眠りが浅く、起きている間は抱っこをしていないと泣く(抱っこしないと怒りで叫ぶように泣く)ので、手がかかる赤ちゃんでした。

成長とともに、こんな感じになりました。
娘(姉)は、穏やかで争いが嫌い。こつこつ努力家。人懐っこく、年上に好かれる。いつも笑顔で、とても素直。天然。
息子(弟)は、論理的思考で理不尽なことが嫌い。要領が良く無駄なことが嫌い。人見知りでストレスに弱い。周囲に気を使い、とても優しい。頑固。

「気質」は、やはり大きくなってからも変わらずあるなと感じます。
娘は穏やかな感じで、息子は少し神経質な感じ。
二人しか育てていませんが、こんなに違うのです。
客観的に考えると、こんなに違う二人を、しかも自分との相性関係なしで育てなければいけないって、すごく大変なことだなと思います。
今、子育てをしている人たちは、みんなすごいことをしているんですよね。

子どもとの関係がうまくいってない原因は、もしかしたら相性の問題かもしれません。
「気質」は、子どもの育てやすさ・育てにくさにも関わります。
子どもの「気質」を分析して、どう関わっていったらいいのかを模索する必要があります。
兄弟なら、親の愛情に偏りがないように、平等に気を使いつつも、子ども一人一人に合わせたオーダーメイドの子育てをしなければならない大変さがあります。

もし、なにをどうしたらいいのか分からないで困っているなら、罪悪感など持たずに、自分を責めずに、気軽に子育て相談をして欲しいなと思います。

オススメとして、子どもが小学生くらいになったら、子どもの長所を親目線ではなく、対等な立場で伝える方法があります。
「あなたの〇〇なところが素敵だと思う。」
「あなたの〇〇なところを見習いたい。」
時々伝えることで、子どもの長所を見る癖がつくのと、一人の人間として良さを認めることで、より良い関係になれるのではないかなと思います。

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娘は、自分の弟を男として考えたとき、弟だから可愛いし許せるけど、彼氏や将来の夫なら、絶対無理!と言っています^_^;。
ちなみに、今まで喧嘩をしたのは1~2回くらいの、とても仲良し姉弟です。穏やかな娘のおかげですが、きっと息子は気付いていないでしょうね。

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