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振り返ると幸せだった事に気がついた。

皆さんお疲れ様です。クロマメです。
もう1月も終わりなんですね。こないだ年明けたと思ったら、もう2月が来てる。
大人になると一ヶ月なんて一瞬に感じてしまいますね。

ところで、僕には小学二年生になる娘がいる。なんか、学校の宿題で娘が生まれた時から幼稚園の頃までの思い出を、お父さんとお母さんにインタビューしなくちゃいけないそうで、一応お父さんである僕は(娘にはパパと呼ばれているけれど。)娘のインタビューを受けた訳なんだけれど…

「パパは私が生まれたときどう思ったの?」



思い出せない。
出来事なら覚えてる…

僕はあの日、仕事で他県に行ってて、駅のホームで娘が生まれた知らせを受けた。まだ目的地には到着していなかったけれど、当時勤めていた職場の上司にその事を報告すると、もう帰って来ていいと言ってもらえたから、慌てて、特急に乗り、地元の駅に着くと上司がそこまで迎えに来てくれた。僕は少し離れた場所に車を停めていたから、そこまで送ってもらい、速攻で妻のいる産婦人科に急ぐ…
なんか、前の職場は不義理な形で退職してしまったけれど、ホント良い上司だよ。

それで産婦人科につくと義母と義父がいて、娘は黄疸が出ているからと、なんかカプセル?みたいな所で寝ていた。娘は出産のときに吸引されたみたいで、頭が伸びてた。ピーナッツみたいな頭だったな。
そこから、一週間ぐらいで退院した妻と娘は、半年ぐらい義母の家で暮らしていたから僕は週末通い妻状態で、あまり娘には会えてなかった。なんか一人暮らししてたわ。当時の家で。

そこからまた家族三人で暮らしだして、あの時の僕は仕事のストレスとかで、情緒不安定だったし、育児もしながら僕の相手もしなきゃいけない妻は大変だったと思う。ごめんね。

まあ、それはそれとして、さっきまで家族で娘が歩き出した頃から今までの写真を振り返ってたんだけれど、あの時はコロナ禍に入る前だったから、結構色んなとこに出かけてた。
ポップコーンを口いっぱいに頬張る娘。
アイスクリームを真顔で食べ続ける娘。
パンに満面の笑みで噛みつく娘。
うどんを一生懸命にすする娘。
…食べてばっかりだな、ほんと。

後は、遊園地とか動物園とか水族館とか、色んな場所で色んな表情の娘がそこにいた。
思わず笑っちゃう。ちょっぴり泣きそうでもある。この感情は何なのか分かんないけど、これが幸せっていうやつなのかもしれない。

…あっ、娘のインタビューはまだ答えてないや…

取り敢えず、僕はこう言った。
「過去を振り返る事も大事だけれど、今この一瞬を大切にすることが大事だよ。」

娘にこう言われた。
「そんなん、書けんやん。」

…ごもっとも。後は妻に任せよう。

それでは僕はそろそろ眠ります。皆さん素敵な夜を。


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