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余裕があるとき、自分のタブーに向き合ってみる

タブーは誰にでもある


考えたくない、触れたくない、
関わらずに生きていたいことが、
誰しもあると思います。

例えば、

写真を撮られるのが嫌だったり、
お金の話をするのが嫌だったり、


普段は避けたいこと、
自分の不快な感情に向き合ってみると、

新たな扉を開き人生のステージが1段階上がる感覚を得ることができます。


今回は不快な感情を呼ぶ、自分のタブーに向き合うことについて考えてみます。


何故か嫌なことにはきっかけがある


私たちは年を経るにつれ、
なぜか嫌なことができてきます。


これらは誰にでもあることで、避けていくことが多いでしょう。

不快なことを回避できるわけですから、
そうする自然でしょう。

しかし、心の余裕がある時に、

なぜ不快なのか?

考えてみるというのは、
認識を広げるのに役立ちます。


例えば、
お金の話をするのが嫌いな人は、

なぜ自分はお金の話をしたくないのか?

お金について考えると不快感があるのか?

ということを深掘りしてみます。


ある人は幼少期、
両親がお金のことで言い争っているのを聞いて、恐怖でその場にいたくないと思ったからかもしれません。

大人になった後で、
言い争っている大人を見ても、
大して感情は動かないかもしれませんが、

力が弱く、完熟生の豊かな幼少期に、
大人が言い争っているのを見たら、

その恐怖は強く刻まれることになります。

恐怖とお金がセットになって結びついてしまうと、そこから先の人生で、お金というもののイメージが恐怖を生む不快なものとなってしまうのです。


しかし実際、お金というのは恐怖を生むという側面だけではないです。

もちろんそういった側面もありますが、

物事には全てポジティブな面、ネガティブな面があり、物自体には中立的なものです。

それをどういった解釈をするかによって、
物事の意味が、
その人なりに決まるというだけです。

幼少期に持ってしまった偏りの多い解釈を持ち続けてしまうと、
その解釈で物事を見てしまいます。

偏った解釈は、
自分の人生を幸せにするのを妨害してしまいます。


できるだけ物事を中立的な視点で見て、

自分はそのものとどのように付き合いたいか?

自分の意志で選択することが、
人生を充実させる上で重要です。

不幸になる解釈を持ち続ける必要はありません

手放せばいいのです。


そして、
手放しのきっかけになるのがタブーなのです。


あくまでも中立的なはずの出来事がタブーになったことには理由があります。

その理由を突き止め、
絡まった紐を解くように、

いう絡まったか?

どのように物事を解釈したから偏った認識を持つことになったか?

分析し、その解釈は必ずしも正しくないということを明らかにしましょう。


そうすることで、絡まった紐を結び直すことができます。


逆に言えば、絡まったまま進めてしまうと、
いま大丈夫でも、躓く可能性が高いです。


絡まったところに一度立ち返る必要があります。

そしてその絡まったところというのがタブーを生むきっかけになった出来事です。


そこに向き合うことは、
苦痛を伴いますが、絡まりがほどけると、
人生を新しい段階に進めることができます。

自分を不幸にする解釈で、
特に自分に影響を強く与えていた重荷を捨てることができるからです。 

春(余裕ある心)を待って動き出す

しかし、
これは心の余裕がある時のみ行うと良いことです。

今が充実している時でないと、
過去の解釈をネガティブなものから ニュートラルなものに戻すことが難しいです。

調子が悪い時だと、更に調子を悪くしてしまいます。

冬は動かずに心地よくいることに専念し、
春になったら動き始めましょう。


心の余裕がある時に、
不快感をもたらすタブーについて考えてみましょう。


向き合うことで人生を飛躍させることができるはずです。

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