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「社長にはついていけない」。崩壊寸前だった中小企業のストーリー。 10年年表で全員の夢を共有し、掲げた目標を達成し続ける強いチームへ

リクナビNEXTが主催する、第8回GOOD ACTIONアワードに入賞いたしました。
素直に嬉しいです!なぜなら、私たちが試行錯誤を続けてきた道のりを称賛していただいた気がするからです。今の会社の環境は当たり前じゃない。
12年前に突然事業継承してから、今まで、線路の枕木の如く、次から次へと出てくる問題、課題を仲間たちと乗り越えて今があります。今まで色々なことに取り組んできました。
今回のアワードに入賞した取り組みはその中の一つ「未来10年年表」です。

グッドアクションとは
世の中でGOODな職場・環境・取り組みが、あなたにとってGOODとは限らない。働く個人が100人いれば、100通りの働き方があり、それぞれの働き方に合ったGOODな取り組みが存在します。そんな中でも、GOOD ACTIONでは『 働くあなたが主人公となり、想いを持って始めた取り組みが、少しずつ周囲の人を巻き込みイキイキと働ける職場の共創へと繋がっていく…そんな可能性を秘めた取り組み(ACTION)』に光をあて応援します。

グッドアクションアワードのサイトより

今回の受賞企業の共通点

受賞企業代表8名と審査員4名の集合写真
  • 大賞:徳島県警察

  • 入賞:日本生命保険相互会社、一般社団法人KAKEHASHI、株式会社京屋染物店、学校法人新渡戸文化学園、株式会社日東物流、日本イーライリリー株式会社、株式会社minitts(佰食屋)

今回の授賞式では、私も以前から素晴らしい取り組みをされているなぁと関心を寄せていた「佰食屋」の中村さんともお会いでき、本当に嬉しかったです。(ミーハーでごめんなさい笑)

さて、
授賞式では、各企業の様々な実践例を知れて、本当に勉強になりました。
そして、どの企業にも共通している3つのことがあると感じました。

  1. リーダーが現場のメンバーと同じ目線で会話をしていること

  2. 周囲を巻き込んでいること

  3. まずはやってみる!チャレンジしていること

これからも大切にしたい姿勢です。
自分たちの取り組みを外から見ていただいて、客観的に分析してもらえる機会は、そう多くはないと思います。こういう機会があったからこそ、自分たちが取り組んできたことを社内で体系化し再現性を高められるなぁと感じました。

未来10年年表とは

ところで、私たちが今回受賞した取り組み「未来10年年表」について簡単に概略を紹介します。

まず、未来10年年表の目的は、3つ。

  1. 明確なゴールイメージを全員で共有すること

  2. 経営の自分ごと化

  3. 1人が全員の、全員が1人の応援団になる

この目的のためなら、どんな取り組みでも良かったのですが、色々やってみて、私たちの会社では、10年年表がフィットした感じです。
さて実際のワークは、今年から10年後の未来までにどんなことを実現していきたいのか、社員全員で書き出します。書き出すときのコツが3つあります。

  1. ビジネス面とプライベート面の両方の夢や目標を書き出す。

  2. 付箋を使って、一つの付箋に一つの"未来の出来栄え"を書く。

  3. みんなで楽しく発表し合いながら付箋を貼り出す。

みんなで張り出した付箋を模造紙に清書して壁に貼っている

未来10年年表の具体的な効果や、さらに詳しいワークの進め方、注意点などは、また後ほど詳しくお伝えします。

出来栄えからの逆算思考

「明確な目的・目標を持て!」と社員に強制したところで、「はい!喜んで!」「こんなん出ました♪」と社長の思い通りに"常に明確な目的・目標を持ち行動する人"になるわけではありません。
それでも、どうなりたいか、どんな出来栄えを望んでいるか、から逆算して、行動を起こすことは大切です。
例えば、「将来は海外で活躍したい」という目標があるから、"毎日英会話を勉強する"とか"海外へ行って業界の人と繋がる"という行動が生まれます。
つまり、「〇〇したい!」という本当に望む未来じゃなければ、行動は生まれません。ワクワクしているから、早く取り組みたくて仕方がなくなる。

みんなでワクワクする未来の年表を皆さんも作ってみませんか?

「スキ❤️」を押していただけたら、本当にうれしいです。
また、フォローもよろしくお願いいたします。今後も自分たちの取り組みを赤裸々にお届けします(笑)


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