Miki 🇯🇵×🇹🇼

言語学習が好き。日本語(母語)、中文(第二言語)、韓国語、英語、たまにスペイン語と手話…

Miki 🇯🇵×🇹🇼

言語学習が好き。日本語(母語)、中文(第二言語)、韓国語、英語、たまにスペイン語と手話。 日本人の父と台湾人の母との間に生まれる。シンガポールの病院生まれ、台湾少し経由、ほぼほぼ日本育ち。3歳からは日本に住んでいるため、シンガポールと台湾に住んでいた頃の記憶は皆無。

最近の記事

  • 固定された記事

"〜ではない"というアイデンティティ

こんにちは!Mikiです! 今回はアイデンティティの話についてです。 日本人の父、台湾人の母がいる私にとって、『自分が何者なのか』という問いは複雑さを増します。 今まで台湾人・ハーフ・日本人と3つの視点から考えてきましたが、どうやら私は、「私は○○である」という言い方がしっくりこないぞ?ということに気が付きました。 「私は私」というのがまあ一番しっくりくるのかなとは思うのですが、ちょっと投げやりな感じもしたので、今回は「私は○○じゃない」という考え方で『私』を考えていこうか

    • 通訳について思うこと(1)初めて通訳でお金をもらう

      こんにちは、Mikiです。自己紹介はこちら! 中文や韓国語で父、母の意思疎通を手伝ったのが最初の「通訳」の経験でした(前回の記事)。そんな私が通訳でお金をもらったのは有償ボランティアという形でした。 初めて通訳でお金をもらう 大学を休学していた年のことです。知り合った人が友人同士数人で集まって中文の勉強会をしているらしく、ちょくちょく参加させてもらっていました。そんな折、勉強会を提案したというIさんに、イベントでボランティア通訳をやってみないか?と誘われました。Iさんは

      • 通訳について思うこと(0)

        こんにちはMikiです。自己紹介はこちらから! 自己紹介で母が台湾人であることを話すと、「ハーフじゃん!じゃあ中国語喋れるの?通訳して!」と言われることもしばしば、、、 そもそも“ハーフ”だから話せるわけではないですし、話せるからと言って通訳できるとも限りません。 私は買い物で困らないくらいには中文を話せるのですが、通訳するとなるとそれはそれは拙いものです。そんな私が今まで経験した(広義の)通訳について振り返ってみたいなと思います。 初めての通訳?with家族

        • 勉強が好き/得意で何が悪い?

          こんにちは!Mikiです!自己紹介はこちらから! 皆さんは「勉強が好き」「勉強が得意」と聞いて何を感じるでしょうか? 『ガリ勉』『真面目ちゃん』『脳みそ取り換えてほしい』『すごい…!私には無理だ』などなど… 今回はそう思う方にこそぜひ読んでもらいたいなと思います。 ちなみに私は全部言われたことがあります。 すごい…!といった褒め言葉は嬉しいのですが、どこか一線を引かれたような言い方である場合も多く、ちょっと寂しくなるのです。 「勉強が好き/得意」って、そんなに変な

        • 固定された記事

        "〜ではない"というアイデンティティ

        マガジン

        • 台湾滞在記
          4本
        • 言語について
          6本
        • 台湾人になりたかった
          7本

        記事

          n行日記のススメ

          あけましておめでとうございます!Mikiです!(自己紹介はこちら!) ○○語で日記を書こう!というのは言語学習の方法としてよく聞く話ですが、2024年は言語学習のお供に日記を書くのはいかがでしょうか? 中文・英語・韓国語を学習中の私も実際に書いているので、今回は私なりの続ける方法や書く目的を振り返っていこうと思います。 きっかけ初めての日記は学校の課題(ひとこと日記) 三日坊主というか完璧主義な私はそもそも日記を書く習慣がありませんでした。そんな私が初めて日記?を書

          n行日記のススメ

          注音のススメ

          こんにちは、Mikiです! 自己紹介はこちらから! 今回は注音符号*について語っていこうと思います。 そもそも注音符号とは主に台湾で使われる中文用の発音記号で、台湾では幼少期に習います。日本語で言うとひらがなに近いですが、あくまでも発音記号なので文中には表れず使われるとしてもルビ(ふりがな)としてだけです。 ぶっちゃけ注音符号を覚えなくても中文の学習は可能です。それでも、注音を覚えることのメリットはたくさんあります!この記事を読んで、少しでも注音に興味を持ってもらえたら嬉し

          私は日本人じゃない

          こんにちは、Mikiです!自己紹介はこちらから! 私が何者なのかは以前、ひとまずの結論を出したのですが(詳しくはこちら)、日本パスポートを持ち日本語を使って日本で生活しているのもあって「日本人」と括られることも多いです。 でも私は自分のことを「日本人じゃない」と思っています。 なぜそう思うのか、改めて考えてみました。 私の思う"日本人"像 私が私に求める日本人の特徴は主に4つあります。 日本人というと、それこそ私の父のように ①両親の国籍: どちらも日本人 ②出身地:

          私は日本人じゃない

          私たちのことば〜日本語と中文in台湾〜

          こんにちは、Mikiです! 先日台湾に帰省した際に、鏡映しの存在Y(詳しくはこちら)と再会しました。 学習言語は相手の母語。そんな私たちの会話には日本語と中文とが混在しています。私たちにとってはいつものことでも、はたから見れば不思議なことなのかもしれません。 今回はそんな私たちのいつもの世界、不思議な”ことば”を少し、覗いてもらおうと思います。 はじめに 今回は日本語と中文が混ざった会話がどんな感じなのか、できるだけ当日の雰囲気を壊さないようにして「である調」で書

          有料
          500

          私たちのことば〜日本語と中文in台湾〜

          GW台湾滞在記(後編)基隆、迪化街、新北

          こんにちは!Mikiです!この記事は後編です! 前回までの続きはこちらから! プロローグ:コロナ明け初めて台湾に行った話 GW台湾滞在記(前編)新北、桃園、西門 GW台湾滞在記(中編)北門、淡水·碧潭、東門、宜蘭 中編では初めての場所で、食べ物や景色や食べ物や食べ物を楽しみましたが(笑)、後編では台湾在住の友人に会うのがメインになります! 地球一周の船旅で出会った友人Bと、鏡映しの存在Y。2人と会えたことでより一層、まるで地元の友だちに会ったような感じがして、台湾と

          GW台湾滞在記(後編)基隆、迪化街、新北

          GW台湾滞在記(中編)北門、淡水·碧潭、東門、宜蘭

          こんにちは!Mikiです!この記事は中編です! 前回まではこちらから! プロローグ:コロナ明け初めて台湾に行った話 GW台湾滞在記(前編)新北、桃園、西門 前回は無事に台湾に着いて餃子を食べ、筍を取り、西門を一人散策しました。今回はその翌日からになります! 伯父3のミニ菜園を見に行ったり、アプリで知り合った人とカフェに行ったり、ほかにも碧潭や小籠包のお店、宜蘭など初めて行った場所が盛り沢山の中編!では4日目からどうぞ! 今回の主な登場人物 伯父3:母の3番目の

          GW台湾滞在記(中編)北門、淡水·碧潭、東門、宜蘭

          GW台湾滞在記(前編)新北、桃園、西門

          こんにちは!Mikiです!『コロナ明け初めて台湾に行った話』では出発前日に緊張と不安でよく眠れない中なんとか空港に着き、台湾ではesimの設定でバタバタしながらも無事に伯父3に再会。空港から伯父3の車に乗って、ドキドキの1日目がスタートです! 今回の登場人物 伯父3:母の3番目の兄。現在は故祖父母宅の家に住んでいる。 阿姨:伯父3の妻。 孫くん:阿姨の孫。たまに伯父3夫妻で預かっている。 1日目 餃子、小さな男の子、新北(滞在先)伯父3の車には伯父3の妻(以下=阿

          GW台湾滞在記(前編)新北、桃園、西門

          コロナ明け初めて台湾に行った話

          こんにちは!Mikiです! この度ゴールデンウイーク(以下:GW)に連休を取り、念願の台湾へ行ってきました!最後に行ったのはコロナ前の5月(特別な帰省)。実に4年ぶりです! そもそも今回台湾に行くことになったのは、両親が春節の時に帰って楽しんできていたのがきっかけでした。コロナで全然台湾に行けない中、ワクチンも打ち、マスクも持って、万全の体制で両親は帰省していました。 それを知って私は「もう台湾に行けるんだ!私も行きたい!」と羨ましく思っていました。 仕事の兼ね合いも

          コロナ明け初めて台湾に行った話

          声を失くした体験記(1週間)

          こんにちは、Mikiです。自己紹介はこちらから! 先日大風邪を引き、声が出なくなりました。ガラガラというよりカスカス。声帯をうまく震わせられず、内緒話みたいな息だけの声しか出なくなったのです。 もともとおしゃべりもカラオケも大好きな私。ついでに独り言も多い私。そのストレスは計り知れず…大事なものは失ってから気付く、とはよく言ったもので。 声を失くしたことで感じたこと、起こったこと、考えたことを忘れないように書き残しておくことにしました。(転んでもただでは起きない

          声を失くした体験記(1週間)

          言語以外のコミュニケーション

          こんにちは、Mikiです。自己紹介はこちらから! 私は中文、英語、韓国語、スペイン語、手話、、、と色々と言語を学んでいるのですが、その言語でコミュニケーションを取る時、もどかしく感じることが多々あります。 単語がわからなかったり、母語と同じ表現がなかったり。そもそも母語の日本語でさえうまく言えないことも珍しくないです。 それでも相手に伝えたい時、相手の意図を感じ取りたい時、みなさんはどうしますか? 辞書で調べる?翻訳機を使う? 最近は便利になってきましたが、ま

          言語以外のコミュニケーション

          言語と性格

          こんにちは、Mikiです。 自己紹介はこちら! 話す言語によって性格やテンションが変わるとはよく聞く話で。 日本語、中文、英語、韓国語を学んでいる私も、話す言語によって口調?性格?テンション?が少なからず変わります。普段日本語で会話する友人と、急に他の言語で話そうとすると緊張したり恥ずかしくなったりするのも、そのせいかもしれません。 私の場合はどのように変わるのか、言語の特徴や学んだ過程を掘り下げつつ分析してみたいと思います。 せっかくなので各言語を実際に使って

          名前の話

          こんにちは、Mikiです。自己紹介はこちらから! 突然ですが、皆さんは自分の名前、好きですか? 私は結構好きです(*´꒳`*) 日本人の名前とはいえ、海外の人にも呼びやすく(多分ミッ◯ーマウスさんのおかげ)、(※今のところ)唯一無二の漢字で、数年前には台湾人要素も発見した、 大好きな名前です。 今回は、Mikiという名前のどんなところが気に入っているかをひたすら綴っていく記事になります笑 お気に入りポイント(1)日本人っぽい Mikiの発音は日本では特に珍しく