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#エッセイ
#名刺代わりの小説10選
定期的にやってみるタグ企画。
今回は #名刺代わりの小説10選 。10年以内に読了した国内作品という縛りをつけてやってみた。
なお、前回やった #私の最愛海外文学10選 はコチラ↓↓↓
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(作者名は敬称略で失礼します)
国宝/吉田修一
任侠の家に生まれた男が歌舞伎界にいざなわれ、稀代の女方として大成するまでの壮大な物語。ライバル関係にある梨園の御曹司とのドラマは、何度読んでも涙なしにはや
ノスタルジアの是非【エッセイ】
太陽とシスコムーンをご存知か?
モーニング娘。を擁するハロー!プロジェクトの黎明期、一部のファンのハートに鮮烈な衝撃を刻むだけ刻んで、わずか1年半の活動期間で泡のように消えた女性4人組ダンス&ヴォーカルユニットのことだ。
代表曲「ガタメキラ」
大人気曲「宇宙でLaTaTa」
矢口れんとの葬式で流して欲しい曲No.1
「Magic of Love」
「強め」「ギラギラ」のワードと共に語られ
コラージュ【エッセイ】
自宅では甘えん坊でイヤイヤ期の児、保育園の発表会では泣かずに演技をやり遂げた。
このようなひたすらに微笑ましいことに対しても、感情を複雑に交錯させてしまうのは僕の悪い癖である。
バカ親に徹する傍らで、自身のどこか冷ややかな目のことも大事に温めている。
僕が意識的に「僕の児」や「うちの児」という言葉を避けているのは、現時点では正解だと思っている。
親と子は地下の根でキツく繋がっているが故、地上ではあ
フリーライティング#20 花と窓
【フリーライティング#20】
2023/8/15 p.m. 15 min.
「iPhoneのストレージがいっぱいです」のメッセージが煩わしかった。脳のメモリを肩代わりしてもらってるにもかかわらず。文句を垂れている自分を恥じて不要なアプリや写真を消し始めるまで、少々の時間が要った。
そんな中で見つけた、3年前の春に撮った花の写真。通勤路に一本だけ立つ中背の樹に咲いていたものだ。
通るたびにその鮮
8年目の自己紹介と自選作品
まずはご挨拶として、牧歌的雰囲気の漂うパンケーキと、牛飼いの少年たちの物語を。
こんにちは。矢口れんとです。馴染みの方も初めましての方も、お越しいただきありがとうございますm(_ _)m
先日、note運営より7周年のバッジを頂き、晴れて8年目に突入しました。毎年、1年間の活動報告も兼ねて自己紹介記事を更新しています。
冒頭の掌編小説『賛歌と鼻唄』は、本来は活動時代地域の全く異なるふたりの宗教
フリーライティング#10 金切り声
【フリーライティング#10】
2023/5/13 p.m. 5 min.
ロックサウンドの中にあって、ギターと無関係な旋律で火花を散らすストリングスパートは非常に美しい。まとめよう纏まろうとせず、一心不乱に、はみ出そうはみ出そうとして金切り声を上げるヴァイオリンほど心を抉る音はない。これはクラシック界から見たら邪道と呼ばれ、破門を辞さないものなのだろうが、僕の脳裏には、羨望を悟られまいと必死に