Naomi

海と山の街で暮らしています。 病気をきっかけに 自分の心地よさを大切にする暮らしへ…

Naomi

海と山の街で暮らしています。 病気をきっかけに 自分の心地よさを大切にする暮らしへ。 シンプルに 健やかに 暮らしを楽しむnoteです。 <趣味> 写真 ヨガ ダンス アート鑑賞

最近の記事

日本庭園を眺めて茶道

「雨の中よくいらっしゃいました」 と迎えてくださった方に案内されて入ったお部屋には 掛け軸とお花のみ。 テーブルも座布団もない清らかなお部屋でした。 緑を眺めながらいただくお茶は少量で 味わうには十分の お菓子がとっても美味しい量。 木造の日本家屋というのは 雨音がとても大きく聞こえます。 耳を澄ませて聴きました。 音も 空気も 身体も。 何もない空間は 今 この今をクリアーにして 体はおうちに包まれながら 自然と一体となっていく。 日本の

    • 彬子女王が書かれた美しいものたちの本

      彬子女王の書かれた本を読みました。 素敵な本だったのでご紹介します。 「京都ものがたりの道」と 「日本美のこころ最後の職人ものがたり」です。 彬子女王は日本美術史学の博士でもあり オックスフォード大学留学のご経験もあります。 「京都ものがたりの道」は 歴史を交えた京都の散策記。 子どもの頃や 学生の頃を思い出しながら 四季を五感で感じながら やわらかで素直な心と眼差しで語る本は 文がとても丁寧で読みやすくて こちらも温かな気持ちになります。 それと

      • ダンスで涙が出る時

        ダンスで初めて受けたクラスは その先生の 最後のクラス。 中盤から 先生の 踊りを愛する 青い炎を見ました。 終わった後 出口で挨拶をするときに 先生は泣いていました。 その夜 少し長めのヨガをしながら 何度も思い出す先生の姿。 アーサナの後の瞑想の時 ああ、あの時 先生が泣いていたのは 嬉しい 寂しい 悲しいということじゃなくて 魂の表出で 涙が出ていたんだなあ。 そんなことを思った 満月の夜でした。

        • あたたかな繋がり

          眠れる 歩ける 食べられる 見える 聞こえる 話せる 笑える 健康って とってもありがたいことなんだよ 生きてるって 人とのあたたかな繋がりってことだよ

        日本庭園を眺めて茶道

          教えるのが上手人

          教えるのが上手い人って。 教えるのが上手い人って 相手が今できないことを 相手の性格を理解して どうやったらできるのかを伝えて 小さくても一歩の成長を実感できるようにする人。 どうすればできるのかなーって 頑張ったけど 「考えすぎ」というようなことを2人の先生に言われて とても悲しかったです。 じゃあどうすれば良いのかを伝えてくれてるんだけど やる気がなくなる・・。 その前段階まで猛烈に家で練習してきたから。 今ちょっと意識をそちらに向けずに 自分を労ってゆっくりしたほ

          教えるのが上手人

          日曜日のしあわせ

          家の近くに 素敵なカフェ&雑貨店を見つけました。 雑貨のお部屋は 入った瞬間にふわりといい香り。 光が優しく差し込んで この雰囲気って 女性のひとりのお部屋。 白いコットンのワンピースみたいなお部屋。 小川洋子さんの本「薬指の標本」を思い出しました。 カフェブースでコーヒーとクッキーを頂きました。 こういう日曜日ってすごくしあわせ。 前の日に嫌なことがあったんだけど・・。 なんだったかなあって思って 本を読んでいる最中にふと思い出して 馬鹿馬鹿しさに笑

          日曜日のしあわせ

          ご褒美ソフトクリーム

          月曜日は 頑張ろうという気持ちと 日曜日からのゆったりした気持ちが 両方一緒に来て 少し混乱していました。 夕方になって なんだかとってもソフトクリームが食べたくなって。 頭の中がソフトクリームでいっぱいになりながら ベーカリーに行きました。 イートインコーナーで やっと食べられたソフトクリームは 笑っちゃうおいしかった。 横で座っていたお母さんと5歳くらいの男の子が 「私たちも食べよっか」って言っていました。 こんな時に気楽に話しかけるような社交性は持っていない

          ご褒美ソフトクリーム

          日差しの中で

          雨の日というのは 鳥の声がよく響きます。 雨の日が続く合間のある日 公園へ行きました。 初めて行くその場所は 山の上の方にあって バスは山の斜面に沿って並ぶ 家々を縫うように進んでいきます。 バスの中は お年寄りもおばさんも ゆっくりと静かで こんな山の上にまで 人々の日常があるということに 小さく感動します。 ベンチに寝転がって 午後の日差しを浴びて 芝刈りの合間に聞こえる うぐいすの声と 漂う時間のまどろみは 子どもの頃に流れていた空気と同じでした。 周

          日差しの中で

          香り

          ずっと使っている鍋は フライパン兼用の鍋です。 それが最近 すごく重くて大きくて使いずらいなあって思っていました。 この間本を読んでいると 「鍋は雪平なべが一番使いやすい」 という主婦さんの一言に出会いました。 それでその後 金物屋さん2軒に行って その後業者用のホームセンターへ。 初めて行ったそのお店は 業者用だけあっていろんな道具が置いてあって面白いです。 本来の目的が何だったか忘れて 思い出すのに立ち止まったくらい。 結局雪平なべは業者用のホームセンターにはな

          美味しいと小さい嬉しい。

          観光客がたくさんいる場所を通っていると なんだかとってもアイスクリームが食べたくなりました。 座ってゆっくり食べたい。 いい場所を思い出そうとしても 少し遠かったり お店の雰囲気と今の気持ちが合わなかったりして・・・。 頭の中がアイスクリームでいっぱいになりながら 足も疲れてきて帰りました。 電車を降りて コンビニのイートインコーナーで。 アイスクリーム美味しかったあ。 嬉しかったのは 店員さんに「テーブルを拭きたいのでウェットシート頂けますか」 と聞いたら窓ガラス

          美味しいと小さい嬉しい。

          おでこに光をあてて

          帰りがけに いつもの公園に立ち寄りました。 ベンチに座って おでこに太陽の光を当てると 身体が今に戻って 夕方の光の中で 桜の木が そよいでいました。

          おでこに光をあてて

          手作りのオレンジピールチョコレート

          お気に入りのカフェで フリーマーケットをしていました。 いつもの可愛らしい雰囲気の店主が いつもの雰囲気で コーヒーポットを持っていて 知らない人たちがいっぱい。 売り子さんと少しお話しをして 「めっちゃ作るの大変でした」っておっしゃった いかにも美味しそうなオレンジピールチョコを買いました。 このチョコが やっぱりすごくおいしくって。 帰り道まで思い出すおいしさ。 手作りっていいな。 手作りの温かな雰囲気っていいなって思った ゴールデンウィークです。 一人の時間

          手作りのオレンジピールチョコレート

          私が好きな青い時間

          夕方 家に帰ると カーテンは透けて薄青い色をして 部屋の空気が薄青い。 おやつを食べながら ホットミルクを飲んで デスクの百合が綺麗だな。 晩御飯の前 カーテンを閉める前 静寂の 青い時間。 この時間が たまらなく好き。

          私が好きな青い時間

          ビロードのうさぎと温かな手

          図書館で書庫の資料を待っている間 絵本コーナーで手に取った絵本 「ビロードのうさぎ」。 ぬいぐるみのうさぎが主人公になった絵本です。 男の子が大事にしているぬいぐるみのビロードのうさぎ。 喋れないけど心で男の子と会話しようとしています。 男の子が大きな病気で寝込んだ時は 誰もいなくなった時間に 枕元に来て耳元で 楽しかった夏の庭の日々のことを語りかけます。 この辺り、読んでてちょっと涙出そうになります。 ストーリーはその後 西洋的に妖精が登場して急展開するんだけど

          ビロードのうさぎと温かな手

          海を眺めた日曜日。

          海を眺めていると いろんな思考が流れていって 今ここになります。 帰り道、 そういえばあの時言われたあの言葉、すごく悲しかったなあって 思いました。 こういう小さな本当は悲しかったり嫌だなあって思ったことを話せたらいいのになあ。 日曜の夜は少ししょんぼりしてしまいます。 明日の朝は爽やかに迎える予定。

          海を眺めた日曜日。

          記憶はたしかで曖昧なもの。

          いつものバレエのオンラインクラス。 先生のトップスは明るい水色のTシャツを着ていました。 終わった後のチャットで先生に「お洋服が星の王子様みたいです」って言ったら「普通のお洋服屋で買ったんだけど・・」と少し困惑した表情をして次の人のコメントへ。 星の王子様はたしかあの色の服を着ていたはず・・。 その後ネットで調べてみたら全然違う服を着ていました。 もっとよく調べてみたら「青い鳥文庫」から出ている星の王子様の表紙がまさにあのTシャツの色! 私は文庫のカバーの色で本をイメージ

          記憶はたしかで曖昧なもの。