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北海道が好きになったわけ【特別編③】
3日目は嫁は別行動を宣言し、自分の好きなパン屋さんやケーキ屋さんに行くそう。僕はお土産を買うために自由ヶ丘に妹と一緒に向かう。妹は色々な食材も買うそうなのでその荷物持ちも兼ねている。そして、秋葉原では元気だった息子は疲れ果てており、両親と一緒に興味のないグルメ系ツアーに行く気は全く無く、実家でダラダラ静養しながら爺ちゃん&婆ちゃん孝行をすることに。
嫁も東京の道に慣れている訳ではないし、僕と妹か
北海道が好きになったわけ【特別編②】
2日目は、天麩羅好きな息子に前から食べさせてやりたかった神保町「天ぷら いもや」に行って、息子の希望でドラゴンボールのフィギュアを探しに秋葉原へ。途中で嫁の見たがってる紙メーカー「竹尾」の展示会へ。
まず、1軒目の「いもや」が、何故か今日に限って臨時休業ですって。。。明日は定休日で明後日は成田から帰るので早めに行かないとならないので無理。このタイミングしかないのに。。。これでまた何年かしないと「
北海道が好きになったわけ【特別編①】
息子の春休みを利用して家族で東京に行った。
実家の親も80歳を過ぎ弱ってきたと妹から連絡があり。
息子が春から高校に進学することもあり、これからは忙しくなる事が予想され、なかなか3人家族揃って北海道から東京に行くのも難しくなりそうということもあり。
また、昨年僕が癌の手術をした事もあり、元気になった顔を両親に見せたいというのもあった。
元々は仕事が終わってから行く予定だったので夜遅い便に乗った。
北海道が好きになったわけ35
大学のリーグ戦や駒大・専修大・拓大の3校で争う3大定期戦の他、市民大会にも参戦する事もあった。
一般参加の大人達に混ざって試合することで、試合経験を積んだり試合度胸をつけたりするために大事な大会だった。
そして、僕達、貧乏学生にとってその大会に参戦する大きな大きな理由がひとつある。
それは、試合に出る日には、必ず唐揚げ弁当が支給されること。
我々お貧しい学生達にとって「唐揚げ弁当」は憧れの弁
北海道が好きになったわけ34
北海道の公共交通機関は雪に強い。
当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、道外の人が思っているよりも強いと思う。
たまに東京で積雪があって、飛行機や電車が運休になるっていうニュースを見ることがあるが、北海道の人は、たぶん皆んな指差してそのニュースを笑って見ていると思う(あれ?僕だけ?)。
だって、なんも積もってないしょ🤣
まぁ、車で言えばタイヤの性能が違うから仕方ない。東京にいる時、群
北海道が好きになったわけ33
叔父さんの弟さんが札幌から東京に持ってきてくれたジャガイモは、それまで食べていたものよりも二回りくらいデカかった。その大きなジャガイモを蒸して(ふかして)、アツアツなところにバターをたっぷりと乗せて食べたら、もう感激の旨さだった。
北海道に来てから「その上にイカの塩辛を乗せて食べるとさらに美味い」という話を聞いてやってみたらマジで美味い!今ではポテチもバター味にはイカの塩辛を乗せて食べるようにな
北海道が好きになったわけ32
田舎の小さな短期大学でも文化祭はある。けどまぁ、正直言って東京の大学とは規模が全く違うので期待は全くしていなかった。
なのでいつも通り無料のスキーバスに乗ってカムイスキーリンクスで滑りまくり、帰って来た頃はすっかり日が落ちていた。
バスの降車場からアパートまで、スキーの板を担ぎ、面倒くさいのでそのまま履いてきたスキー靴でガコンガコン歩いていると、体育館の方が騒がしかった。
疲れていたし、ショ
北海道が好きになったわけ30
夏合宿、最終日の1年vs2年の試合を翌日に控え、本来ならもう寝ていなきゃいけない時間に、僕ら1年生は先輩達に日本酒をたらふく飲まされ、気がついたら自分以外の1年生が居なくなっている。
去年は飲まされまくった1年生の1人が、スリッパのまま海まで逃げてたらしい。
去年そんなことがあったのに、よく寝てられるな、山里さん。。。
まず、玄関の鍵をチェックすると開いていないので、どうやら誰も外には行ってい
北海道が好きになったわけ28
何回か書いていますが、僕らはとてもお貧しかった。僕の場合、親からの仕送りが届くとまずはアパートの家賃を払い、次に銭湯のチケットとタバコを1カートン購入。残ったお金で米とパンと納豆を買った。
浦茂アパートの住人はそれぞれの貧乏レシピを持っていて、色々と教わった。
中でも気に入ったレシピが3つある。
朝食でよく食べたのは、青森ボーイ・澤村のマヨネーズパン。食パンにマヨネーズをモリモリっと乗せてト
北海道が好きになったわけ27
僕らの大学は名前の通り短期大学なので、1年生と2年生しかいない。
けど同じ5部リーグには医療系の大学もあり、そうした医療系大学は6年制だった。つまり、大学に入ってからテニスを始めた人も卒業する頃にはテニス歴6年になるのだった。
高校から始めた人だって短期大学卒業する時、テニス歴5年なのに。なんかズルい。
しかも医療系ってことは頭が良いわけで。僕らの最大のコンプレックスをツンツン突かれる感じ。
北海道が好きになったわけ26
一応、体育会テニス部だった我々は、5校か6校か覚えていないけど、5部リーグはそれくらいの数の大学で構成されていて、1年間、と言っても北海道は半年近く雪で覆われているので、実質約半年間でリーグ戦を戦っていた。
リーグ戦は団体戦で、記憶が定かでは無いが、ダブルス×3、シングル×6で5試合以上勝った方が勝ちだったと思う。
僕は一応、1年生からシングル戦に出場させてもらっていたので、全ての遠征に連れて
北海道が好きになったわけ25
僕が行っていた頃の北海道拓殖短期大学は、大きく分けると3つの学部に分かれていた。
北海道内各地の農業や酪農業を家業とする家の息子さんが主に農業の経営を学ぶ「農業経済コース」。男子ばかりで、外見はヤンキーっぽいんだけど優しくて本当にピュアなヤツが多かった。
そして、北海道内各地から保母さんを目指してやってくる「保育科」。僕らはあまり縁が無かったので何をしているのかは知らなかったけど、多分、ピアノ
北海道が好きになったわけ24
この話は遥か昔、日本にまだ「ハラスメント」なる言葉や「コンプライアンス」なる概念など何処にも無い、むか〜し昔の話。
僕らのテニス部は、当時の北海道リーグの1番最下層の5部リーグにいたが、一応は体育会で、しかもテニス部のくせに何故か女子が皆無。
男塾みたいなテニス部だったので、先輩の言葉は「白いモノでも先輩が黒と言えば黒」と言うほど、先輩の命令は絶対的なものであった。
遠征試合のある日は、1年生