ゆめうつつ

よろしくお願いします elu https://elu.jp/Ke07Ux

ゆめうつつ

よろしくお願いします elu https://elu.jp/Ke07Ux

最近の記事

世の中ちょっと優しくないよね

電車に乗っていたらトラックが バーコードの画像を背負って走っているのが見えた。 せっかくだから撮ろうと思ったら、 何故か内カメになって自分の間抜けな顔が映った。 自分は足が短いから中々合う長ズボンが見当たらない。 先日ZOZOTOWNで可愛い水色のジーンズを見つけて買ったら 足の長さはピッタリだったのに、ウエストがバカみたいにデカかった。 短足持ちはウエストでかいってか? 先日瞬間接着剤を使おうとしたら ボンドたちは中ですでに瞬間接着していた。 私に瞬間は訪れなかった。

    • 悪夢(嫌な職場)から抜けた時

      あらすじをざっくり説明するなら戦争中に強制収容された心理学者のノンフィクションの作品。強制収容された人の心の変化や、状態を実体験をもとに教えてくれる。 収容所はまさに地獄のような場所。 監督官は選りすぐりのサディストで人の傷つけてもなんとも思わないような人間が選ばれているから、気に食わないから殴る、寒い中でわざと待たせるようなことをずっとする。 収容所はとっても寒いところで、でも収容されている人間の服装は寒さを凌げるものではなかった。指が凍死して切断した人なんてザラにい

      • 遠隔操作

        人気のいない道を選んで進む。 右か左、どちらに進もうか迷った時に重要にするのは2つ 1.どちらの方が緑が多いか 2.どちらが人が少ないか それを直感的に選び取ってよく散歩をしている。 ある日、住宅街を歩いていたら緑がたくさんある家から 『はーーーい!』 『はーーーい!』 という親子の声が聞こえてきた。 子供はおそらく6歳ぐらいだと思う。 親はお母さんだったと思う。 お母さんが『はーーーい!』というと、娘さんも続いて『はーーーい!』といっていた。何かの練習かな? なんに

        • 世界から小さく拒絶される

          電車を降りたらまず改札を出ないと、この空間から出られない。 ポケットからICカードを取り出してピッとタッチ! 『ピンポーン!!』 クイズ番組の早押し対決にでも出てきそうな音と共に膝の辺り通行止めの板が当たってくる。赤くランプが光り、後ろを見ると必ず、嫌そうな表情を顔に貼り付けてる人間が1人、2人、3人… いや、わざとじゃないよ…?? 私は小さく拒絶された。 食器洗いをしていると、急に水が止まった。 私は洗い物をしているときの水の音が好きだ。一定のリズムでサーーーとなり

        世の中ちょっと優しくないよね

          騙してくれ

          どれだけ華やかな人生に見えても現実に戻る瞬間がある。 結婚をお祝いされて花束を渡されて嬉しかった。 それでも、机にその花束を置いた瞬間に現実に戻る。 投稿した動画が100万再生を突破して嬉しかった。 それでも、また次の動画をせっせと編集する。 ああ、さっきまでの華やかさの香りは、もう空気に溶けてしまった。 一瞬を食べ尽くすことは難しい。 平凡を愛することは1番つまらない。 だから、私たちは騙されたい。華やかな香りに。今を生きさせてくれる存在に。 騙されていたい。 例

          騙してくれ

          なにも言えない。

          みんな何かの死が大好き。 日本は平和。 世界で1番長生きする国。 素晴らしい。 でもみんな実際人の死が好き。 映画では度々人が死ぬ。非日常のエンターテイメント ゲームでも相手を殺す。非日常のエンターテイメント こんなにたくさんの何かの”死”があるということは 本当にこの国は恵まれているような気がする。 死に触れる機会が少ないからこそ 死をエンターテイメントにして、死について考えて欲しいということかな。 一年の間に仲が良かった野良猫が5匹は死んだ。 死は苦しかった? 分か

          なにも言えない。

          グチャグチャ

          本を読み終わった時の心の中は基本的にカオスだ。 自分の中にあるものを晒されて、 当たり前に自分が無知であることを突きつけられる。 読み終わってしまった悲壮感と達成感、 次の本に行ける楽しみと、不気味さ。 知らなことを知ってしまった。 もう知らなかった自分に戻ることはできない。 僕はこの本を読んでいる間に、幾つもの選択をしていた 見たくないものを書かれていることがある。 読まない選択肢も取れるが、必ず読む。 どれだけ自分が醜いと感じるものが書かれていても それは絶対にフリ

          グチャグチャ

          カーブ

          散歩ついでにある公園に寄った。 4人家族がキャッチボールをしていた。 お父さんと息子さんがボールを投げてて お母さんと娘さんがベンチで座って2人を見ていた。 何気ない光景に心を奪われた。 息子さんがお父さんに向かって『カーブ投げんで!』と言っているのも微笑ましかった。 ああ、愛おしい。 ありふれた日常がたまらなく美しい。

          掃除を

          心が洗われる瞬間を数えよう。 部屋の掃除をする時 最低の恋人と別れる時 子供の笑顔を見た時 スマホを持たずに自然の中に行った時 プレゼントが喜ばれた時 涙が止まらない時 好きな人と電話をする時 お風呂に入って湯船に浸かる時 好きな人たちに名前を呼ばれる時 フカフカのベッドで眠る時 自分の夢を思い描く時 今の自分を受け入れた時 今日も洗濯をしよう。

          静かな場所

          図書館って静かですか? 大きな声で話してはいけないというルールなのか暗黙の了解なのか知らないが、一応みんななるべく声は出さない。 本を”静かに”読むことができるかもしれない。 よし本をひらこう。 なんだかうるせえな。 誰かがMacを再起動しやがった。うるせえ。 誰かがヒソヒソ話をしている。うるせえ。 さっきから鼻を啜ってやがる。うるせえ 静かだからこそ、小さな音が爆音に聞こえる。 なんだ、図書館うるせえじゃねえか。 静かってうるせえな。 欲しいのはこれじゃない。 ラ

          ファンです!

          ファンです! にわかとか呼ばないでください。 数曲しか聞いたことないけどファンなんです! ファンです! キモいとか言わないでください。 ただその人の作るものが好きなだけなんです! ファンです! 暑苦しいとか言わないでください。 この一瞬を思う存分楽しみたいだけなんです! にわかです! ファンとは呼ばないでください。 数曲しか知らないのでファンではありません! キモいです! ファンとは呼ばないでください。 私は彼の未来妻なのでファンではありません! 暑苦しいです! フ

          ファンです!

          娯楽に溺れる

          寝る前に本を読むと一度に200ページほど読んで 気がついたら毎回朝の3時。 ああ、またやってしまった。 こんな時間まで本を読んでしまった。 朝早く起きようと決めて熟睡のために使い捨てアイマスクも開けたのに。開けてから一体どれだけの時間が経っただろう。 すっかり冷えている。 今更つけても温もりはない。 こんな時間に寝たらきっと起きるのは12時くらいだろうな。 あと何時間で日が暮れるかな。 起きたらやることを大量にこなして、お昼も味わうのは一口目だけなんだろうな。あっという間

          娯楽に溺れる

          贅肉な人生

          本を読むたびに、「この言葉良いなー、俺も使いたいなー、でもそのまま使うのはダサいからやだなー、でも使いたいな、ああーどうしよ、悩むなー」 という人生のルーザーみたいな思考をしているうちに やっぱいいや面倒くさいからと結局使わない。 贅沢なご身分だな、「」とか、とかーとか大量に使いやがって。 まるで贅肉じゃねえか。プルプルしててブヨブヨな脂肪みたいな言葉ばかり。 本を読んでいる人にみんな一定の誤解がある。 頭がいいのだろうと。頭がいいから読んでいるのでは断じてねえぇ すご

          贅肉な人生

          手のひらが熱いほど

          心は冷たいんでしょ 冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ 子供が好きな人はとても良い人だよね 冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ。 嫌いでも良い人はちゃんといるんだからさ 細かいの貸してくれない? 冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ。 だって絶対君返さないよその細かいお金 〇〇くんにこうやって言われてたよ〜 冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ。 君のせいでその辛さに気づいちゃうから 別に言えばいいけど、 心の奥底ではさ ちゃんと傷ついてるから 伝えたい伝わらな

          手のひらが熱いほど

          紅茶ってなに?

          「紅茶でお願いします。」 「僕はコーヒーで。」 『かしこまりました、少々お待ちください。』 「紅茶って美味しいんですか?」 「え?」 「いや、僕飲んだ事ないので(今年で25歳)」 「美味しいですよ、心が落ち着きます」 「ああ、お茶みたいなものですか?」 「お茶ですよ、紅茶って。」 「え、?またまた(笑)」 「紅茶ですよ?お茶の漢字が入ってるじゃないですか」 「いや、そんなことわかんないでしょ?だってバカには馬と鹿という漢字が使われているけど、大体人間に使う言葉でしょ?馬と鹿

          紅茶ってなに?

          ラストオブアス

          初めてゲームを映画のように見た。 自分は今までサッカーとか大乱闘とかのゲームしかやってこなかったから、こんなにドラマのような映画があることに驚いた。 自分の知らない世界を知るたびに、 ちょっとだけ嬉しくて、ちょっとだけ今の自分の世界の範囲を知って、 ちょっとだけ寂しくなる。 何も知らなかった自分を恥ずかしく思う瞬間に立ち会う。 自分はただ恵まれていたんだと思うことが多い。 恵まれていたと感じることはよくあるけどそれはいいことなのか? 恥ずかしくて、みっともなくて、自立して

          ラストオブアス