Hazaki

立命館大学上久保ゼミ3回生です。「人為的介入なしで自発的に賃上げを促進する方法」をテー…

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立命館大学上久保ゼミ3回生です。「人為的介入なしで自発的に賃上げを促進する方法」をテーマに研究しています。

マガジン

  • The Guardian書評

    3回生からThe Guardian記事を蓄積しています。自分が印象に残った記事を載せてます。

  • 研究書評

    3回生からの研究書評を蓄積しています。

最近の記事

4回生CA-離婚後共同親権のあり方について

今日の4回生CAは、「離婚後共同親権のあり方について」について議論しました。立論者は、単独親権のみではなく、現在の単独親権制に加える形での共同親権制の導入に賛成の立場を取り、他の学生は反対の立場で議論しました。 以下内容です。 【記事の紹介】 NHK「離婚後の親子のあり方は?『共同親権』導入へ」 親権とは、子どもの利益のために身の回りの世話や教育を行ったり、財産を管理したりする権利と義務を指す。日本では現在、離婚した場合には父母のいずれか一方しか親権を持つことができない

    • 2024年度研究書評-自発的な賃上げを促進する方法

      5/9 〈内容総括・選択理由〉 今回取り上げた文献は、「ー経営と連動した「人への投資」実現に向けてー2024年賃上げ方法と論点の整理」である。本内容は、前提としてそもそもどの部分の報酬を引き揚げれば「賃上げ」になるのかという賃上げの定義を整理し、企業によって異なる「賃上げ」手段の特徴と目的を押さえ、最後にみずほリサーチ&テクノロジーズのコンサルタント目線から2024年賃上げの行方を考察している。選択理由は、研究テーマとして「賃上げ」を挙げているが、定義付けが必要なのか?と考

      • 2024年度The Guardian書評

        5/9Countries are now forced to confront it’: Rise in Chinese espionage arrests alarms Europe中国政府は、ヨーロッパ諸国からスパイ派遣の疑惑を向けられている。 英国のリシ・スナック首相は、「悪意のある人物」が英国軍の給与記録を漏洩させたことを明らかにし、その矛先は中国に向けられたと報じられた。ある事件では、3人のドイツ人が、機密技術に関する情報を中国に転送するよう手配した疑いで逮捕さ

        • 研究進捗報告【夏休み】

          仮説④大企業と中小企業の関係性 1.1日本の産業の特徴 下請け分業構造 →親事業者から下請け事業者の「買いたたき」の原因 ・過去20年間、中小企業の名目上の生産性は毎年3~5%ほど上昇 →大企業に引けを取らない伸び率 しかし、価格転嫁力指標の伸び率はマイナスのため、実質生産性は毎年1~2%ほどしか上昇していない。 ・全業種で「転嫁できなかった」と回答した企業の割合は、48.4%(「最低賃金や人手不足を理由した労務費の変動分の製品等の価格への転嫁」についてのアンケート調査

        4回生CA-離婚後共同親権のあり方について

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        • The Guardian書評
          3本
        • 研究書評
          2本

        記事

          研究進捗【期末発表】

          研究概要【研究テーマ】 人為的介入なしで自発的な賃上げの仕組み 【問題意識】 ➀過去30年間賃金が変動していない ②急激な物価上昇⇒消費者の負担増 内閣府「月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料〉令和5年3月22日〈https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2023/03kaigi.pdf〉 【賃上げの重要性】 経済成長には消費が重要! 人口が減少している状況下で、個人消費の総額を維持あるいは上昇させるために、賃上げは上

          研究進捗【期末発表】

          2023/7/13 サブゼミCA「性同一性障害特例法における性別変更要件に「手術」は必要か」

          【記事】性別を変更するためには生殖能力を失わせる手術が必要である、と定めた「性同一性障害特例法」が違憲であるか、最高裁が審理している。 現在、トランスジェンダーの人が性別を変えるためには、性同一障害と診断された上で、「(1)十八歳以上であること(2)現に婚姻していないこと(3)現に未成年の子がいないこと(4)生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態であること(5)その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。」という5つの要件

          2023/7/13 サブゼミCA「性同一性障害特例法における性別変更要件に「手術」は必要か」

          命の選別:海で起こった2つの悲劇

          Disbelief and anger among Greek shipwreck victims’ relatives as millions spent on Titan rescue effort 「ギリシャの難破船犠牲者の親族、タイタン救助活動に数百万ドルを費やすことに不信感と怒り」 6月14日に、パキスタンの移民をヨーロッパに運ぶ船が沈没し、350人のパキスタン人や他国の人が亡くなった。パキスタン国内では、先週タイタンの水難事故で5人の搭乗者を探すために数百万ドル

          命の選別:海で起こった2つの悲劇

          2023年度研究書評-自発的な賃上げの促進方法

          1/18/2023〈内容総括・選択理由〉  今回は取り上げた文献は「わが国の賃金動向に対する論点整理」という文献である。前回までの書評を終えて不足部分として挙がった、「日本の賃金が上がりにくくしていた要因(コロナ前)」及び「他国との比較」についての知見を得ることが、文献の主な選択理由である。 〈内容〉  まず、日本の名目賃金はエネルギー価格などの上昇によって伸びを高めている消費者物価と比べると低い伸びにとどまっている。(賃金がインフレに追い付いていない。)2000~201

          2023年度研究書評-自発的な賃上げの促進方法

          2023年度The Guardian書評

          1/18/2024Japan’s salarymen opt for ultra-cheap lunches as food prices continue to rise 日本のサラリーマンは超格安ランチを選ぶ 食糧価格が上昇の一途をたどる中  20年にわたるデフレの閉塞感の後、日本はウクライナ戦争、サプライチェーンの問題 、covid19のパンデミックの長引く影響の結果、物価上昇に順応することを余儀なくされて いる。他の主要国を苦しめたインフレ率の高騰という最悪の事態は

          2023年度The Guardian書評