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動画【パラドックス#26】ギッフェンのパラドックス!

古代ギリシャ時代から現在に至る多種多彩な「パラドックス」を解説する【パラドックス】シリーズを、YouTube チャンネル「高橋昌一郎」で開始した。お楽しみいただけたら幸い!

第26回「ギッフェンのパラドックス!」

「今日は肉の値段が高いから買うのを止めておこう」とか「今日は魚が安いから買っておこう」といった心理が働き、通常は商品の価格が上がれば需要は減り、価格が下がれば需要は上がる。

ところが、そうはならないケースもある。1日に肉とジャガイモを合わせて5個食べる家庭があるとしよう。家族はできれば肉をより多く食べたいと思っている。それらを購入する予算は1 日あたり1400円とする。

ある日、スーパーで肉が1パック400円、ジャガイモが1個200円で売られていた。よって、肉を2パックとジャガイモ3個を購入した(合計5個で1400円)。翌日スーパーに行くと、肉が1パック400円、ジャガイモが1個250円で売られていた。よって、肉を1パックとジャガイモ4個を購入した(合計5個で1400円)。ここでジャガイモの2日目の値段は1日目よりも値上がりしているにもかかわらず、購入個数が増えているのがわかるだろう。

なぜジャガイモの価格が上昇したにも かかわらず、需要量が増加したのだろうか?

高橋昌一郎(監修)『パラドックス大図鑑』ニュートンプレス、pp. 60-61.

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