日本って『発展国』なの?

初めに

21歳の今、社会をみる機会が増えた。
就活だ。そこでよく自分も含め、他の人も悩む。
とっても辛いが、とってもありがたいだと思う。

どういう事?

人間に最低限必要なもの。
それは、「衣食住」=洋服・食べ物・住む場所
と言われて来た。

そのためにはブツブツ交換の時代を経て、
「お金で物を買う時代」ができた。

ただ、今はそれらを手に入れる方法も多様化している。
衣:買う、レンタル、お試しを繰り返す、フリーマーケット、アプリで交換
食:家で作る、食べにいく、自給自足、交換、ネットで注文
住:一軒家、マンション(売却・賃貸)、アドレスホッパー
などなど。

「最低限必要」とされていた要素ですらも、システムによって
「選択肢」となってきているのだ。

世界を覗くと、
寄付された洋服、汗水流して取りに行く水、自分で育てないとない食物、家がないから仕方なく路上生活、お金を稼ぐ権利をえる事ができない
等々。

まだまだ「最低限」を「なんとか」得て暮らす国や地域がたくさんある。

それらを考えると、『システム的には』
「日本はとても幸せ」な国だなと思う。

・蛇口ひねれば水がでる
・電話一本でご飯が届く
・インターネットにアクセスできるチャンスが多い
・誰だって教育を受ける権利を持っている
等々、あげればキリがない。

では、本当に日本に暮らしている人は「幸せ」なの?

・若年層の自殺者はとてつもなく高い。
・学校に行きたくないという子供が多い。
・引きこもる中高年が多い。
・怪我をしている人、具合が悪い人がいても見て見ぬふり。
・ご近所では大人同士「挨拶しない」のくせに、子供に怒る。
・車椅子の利用者が道を歩けば、邪魔というのに、その隣では子供のそばでタバコのポイすて。
・子供の隣で「つまらない」「辛い」と嘆く大人。

答えとして、この状況は『幸せなシステムはあっても、幸せな人が少ない国』

「現在の環境をよくする事」にのみ注意を向ける人が増え、
・「当たり前」に感謝できなくなっている人が多い
・システムについて行けない人は置いて行く、放っておく
等々、
『人間として、あるべき「当たり前」を忘れている人が増えている』


真の発展国って?

これだけシステム的に「発展」できた国なのであれば、
「発展」だけじゃなく、
「立ち止まってみる
」「ゆっくり進む」のベクトルも許せる世の中にできるのでは?

システムは同一に発展できても、
人間の能力は「よーいドンッ!」で同じタイミングで「ゴール!」
ってそうそうないですよね?

『幸せなシステムを存分に使いこなして、幸せな人が多い国』
『人を巻き込んで、幸せの渦を広げていける国』
『誰も置いていかない国』

最後に

だから自分は
システムとしてではなく、
真の意味での発展国を作る一員として、
『誰も置いていかない』人材を育て、
『人だからできるサービスで、
「ゆっくり進む」「立ち止まる」も受け入れて
「安心できる」「ほっとできる」を日本に思い出させたい』

LoveYourSELF- ERI

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