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精神疾患での考えすぎをやめる具体的なコツ

精神疾患。

いろいろ考え事してしまって辛いですよね。

僕自身、20年間、精神疾患と闘いつづけて、この10年は精神疾患の克服に特に注力してきたことから、考え事をしすぎないコツを掴みました。

今回はそのノウハウをお伝えしたいと思います。

では、いってみましょう。


考えるのをやめて「動く」

考えすぎないようにするコツは、動くことです。

「なんだよ?そんなシンプルなことかよ」と思うかもしれませんが、これができそうでできず、また、大事なことなんです。

動いて何か結果が出ると、自己肯定感が上がり、自信になります。

この自信がつくと、動くことが当たり前になり、動いていれば考え事をしなくなる。

こういうロジック(仕組み)です。

では、詳細に行ってみましょう。

まずは少しでも動く

精神疾患の方は動けずずっと考えてしまう方が多く、動くのが難しいです。

では、その問題をどうするか?

それは、簡単なことでもいいら動くことです。

皿洗いをしてもいい、風呂掃除をしてもいい、掃除機がけをしてもいい、机の上を片付けてもいい、散歩をしてもいい、筋トレをしてもいい。

そうすることによって、思考の対象が頭の中から頭の外という現実的なものに変わります。

すると、考え事をすることが減り、徐々に思考の世界は小さくなっていきます。

こういうロジック(仕組み)で考え事は減っていきます。

まずは簡単なことでいいので、動きましょう。

動いたら自信がつく

そして、考え事をしないためには自己肯定感も大事です。

動くことで現実世界に影響を与えることができると、自己コントロール感(現実をコントロールできるという自信)が身につき、さっと動けるようになります。

さっと動けるようになると、身軽になり、どんどん動けるようになります。

そうすると、考えることは「現実的にどうするか?」ということになり、考えすぎる原因である「答えのない思考」から抜け出せるようになります。

自信をつけて行動的になることで、考えすぎから抜け出せるというロジック(仕組み)になります。

考え出したら動く

何か考え事をし出したら考えをストップしましょう。

その方法は何か?

動くことです。

「何か考え事をしだしたな」と感じたら、すぐにストレッチしたり、目の前のゴミを捨てたり、外の空気を吸ったり、部屋を移動するなどすることで、考え事をストップ(忘れさせる)ことができます。

考え事は動きながらではできません。

身体を動かしていると、思考は動きに集中するので、思考は止まるというロジック(仕組み)です。

考え事をし出したら、身体を動かしましょう。

ルーティンで動くようにする

ここまでから、さらに一歩進めて、常に動く方法を紹介します。

動き続ければ、考え事はなくなるからです(ただし、休憩は入れてくださいね)。

その方法とは?

それはルーティンで動くということです。

それはどういうことか?

行ってみましょう。

ルーティンだから自動的に動くようになる

一日をルーティンで動くようにすると、強制的に動くようになります。

それはどういうことかというと、ルーティン、例えば、朝起きたら水をコップ一杯飲む、次は着替える、次はカーテンを開ける、次はベッドを整える、12時がきたから筋トレ、13時だから掃除機がけ、のように何時になったら何をする、朝起きたら何をするということをあらかじめ決めておくということです。

こうすることで、何をするかが事前に決まっており「ルーティンだからしないといけない」という強制力がはたらき、自動的に動かざるを得ない状況になるんです。

こうすることで、一日中動くようになり(休憩は入れてくださいね)考え事をしなくなります。

ルーティンのメニューに困った時は

ルーティンを組む際にメニューに困ることもあると思います。

そこで、参考までに僕の朝のルーティンを紹介します。

なぜ朝のルーティンだけかというと、僕の一日のルーティンを全部書いたら膨大な量になり、読みづらいからです。

参考になればと思います。

僕の朝のルーティンは、

・朝起きたら水を飲む
・シャワーを浴びる
・着替える
・MacBookを開く
・X(Twitter)で朝の投稿をする
・プライベートのLINEと公式LINE(カウンセリング用)をチェックする
・新聞を取り入れる
・ゴミ出しをする
・朝食を食べる
・ラジオ体操をする
・筋トレをする

こういった流れで僕は毎朝過ごしています。

ルーティンのメニューを組む際の基本的な考え方は、運動と家事を中心にするといいでしょう。

なぜなら、比較的に実行しやすいものだからです。

そして、注意点があります。

それは、一日のルーティンを「いきなり」たくさん詰め込むのはやめた方がいいということです。

なぜかというと、継続することがルーティンの本質なので、たくさん詰め込むと実行できなくなり、継続できないからです。

まずは、起床後、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前のような目印となるタイミングにルーティンを入れましょう。

自信がつけば考えなくなる

考えすぎ。

それは、不安だから将来のことを頭の中でシミュレーションしてしまっている状態です。

頭の中でシミュレーションすることで不安を解消しようとしているわけです。

では、なぜ不安が起こるのでしょうか?

それは、自信がないからです。

では、自信をつければいいのではないでしょうか?

つまり、自信をつけて不安をなくし、考えすぎをやめればいいわけです。

それでは、どうやって自信をつければいいか、それは動くことです。

動けばすぐに結果が出るので、成功したら自信がつき、失敗したら修正して成功まで辿り着けます。

どういうことかというと、考えすぎは「答えのないこと」を考えるから問題になるので、「結果」という答えがある思考をするようにするために、動こうということです。

まとめ



以上が、考えすぎを止めるための具体的なコツでした。

これをまとめると、

・まずは少しでも動く
・考え出したら動く
・ルーティンで動くようにする
・自信がつけば考えなくなる

このようになります。

この記事の最後に

今回の記事。

いかがだったでしょうか?

精神疾患による考えすぎはとても辛いものだと思います。

みなさんが動くことによって自信をつけて、考えすぎを克服することを願っています。

そして、この記事が良かったと思う方はスキとフォローをお願いします。

今回もお読みいただきありがとうございました。







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