新興写真とモダニズム建築
白黒の陰影と曲線、直線、規則正しく打たれた複数のドットが目に入る。画面上部にはなんの装飾もない広い鉄板がばあんと存在していて質感が伝わってきそうなくらいに近いが、下部に行くにつれ遠近法で小さく写っている。その鉄板の両側には奥の方へぐわあんと延びた曲線が2本ある。その2本を繋ぐ梯子段のように横にまっすぐな鉄骨が一定間隔に平行に取り付けてある。左側の曲線が作る半円の中にも同じく横にまっすぐな鉄骨が一定間隔に並ぶ。それらの梯子段は何本も続くが奥の方では小さくなってしまい数えること