私はマリリン・マンソン

死にたい。死んでみたい。

果物ナイフで白い太ももに刻印をつける。
真紅の血が滲み流れ、その血を掻き出そうとする。

痛みは感じない。
心が痛い。

太ももにつけられた刻印、傷痕、
私が生きている証だ。生きていることの証明なんだ。

「他人の価値観で生きることの馬鹿らしさ」
マリリン・マンソンはこう言う。

他人の価値観で生きることは自分の首を絞める行為なのにもかかわらず、
私はどうしても他人の価値観で生きてしまう。

他人の顔色を伺いながら、他人に好かれようとしながら、
いつか嫌われるんじゃないか、ビクビク怯えながら生きている。

「誰かに認めてほしい」「愛されたい」
そんな想いから社会的地位を上げようとしたり、
素晴らしい生き方をしてみたり、

でもこれは私の生き方じゃない。
むしろ、魂がどんどん死んでいくのを感じる。

なのに何もできない
声を上げることもできない
私はとても弱い人間だ

ああ、また自分の身体に刻印をつけてやりたい。
生温かい真紅の血が流れるのをこの目で確認したい。

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