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服が提供できる体験についての雑考。
モノからコトへが本格的に。世の中にはモノが溢れるようになったから、消費者はコトを求めるようになってきた。と言われて久しいが、コロナでより顕著になったなと感じる。
僕はアパレル業界で働いているけど、自粛中に新しい服を買う必要があるかと聞かれたら殆どなかった。
強いて言うなら部屋着やサンダルは欲しいなと思った。どちらも部屋の中や近所で使いたいもので、要は快適に自粛するという体験に必要なものだ。実際
悪天候がコロナに負けた日。
僕は気圧の影響を受けない鈍感人間なのだが、Twitterを見てるとどうやら今日の低気圧は中々のものだったらしい。確かに朝からザーザーぶりで窓も風で鳴っていた。
昨今のコロナの影響で僕の勤め先もテレワーク前提になった。しかし、撮影部隊の僕の仕事はどう頑張っても出社しなければ始まらないものがあり、今日はその日だった。
売ろうと思っていたノースフェイスのポンチョをリュックの上から羽織り、これならある
35mmと75mmの話。
当たり前なんだけど35mmの方が広角である。この画角は28mmや24mmほどパースが付かないので結構使いやすい。はずである。
なのに僕は35mmが苦手だった。
今のa7iiに乗り換える前はkiss x7を使っていた。レンズは所謂撒き餌レンズの50mmを付けていたから換算では75mm。カメラをやらない友達が覗くと、近くて撮りづらいと言われる画角である。
75mmは中望よりなので意識しなけれ
ふと日の長さを感じる3月9日。
祝日でも記念日でも何でもないが、僕ら世代にとって3月9日という日は少し特別な日だ。卒業式はもう少し後だったはずなのに、やたらと門出を連想してしまう。つまり、とてもセンチメンタルになってしまう日である。
レミオロメンの3月9日という曲はそれくらい、僕ら世代の卒業シーズンを彩る曲だった。
昨今は暖冬であるから桜の開花は早いが、僕が10代の頃は卒業式で咲いている年は珍しかった気がする。
まあ
今だからこそ平穏な日常を。
ひと月にいくつかのテーマを設けて写真を撮っていこうと思う。スナップを撮るにあたり今までは、ただいいと思う瞬間にカメラを向けてきた。
でも、ここ最近はより明確に何かを表現したいと思うようになり、そのためにテーマを設けようと思う。
本当は、複数のテーマを平行に走らせて飽きがこないようにしようとしてたんだけど、今回はあまりにもテーマが大きいのでひとつで。
どうしてもこのテーマで写真が撮りたくなった。
喧騒を背に、夕日を浴びる。
浮遊感に似た虚無を覚えた。
明日の休みの予定も、その後の仕事のことも全部他人事のように思えた。口の中には先程飲んだコーヒーの香りがこびり付いているのに、それさえも距離を感じた。
東京の空が狭いというのは多分本当だ。
圧倒的な密度の中に身を置く人達の不満や苛立ちが少しずつ漏れて、水蒸気と一緒に空へ昇る。そのままずっと空の高いところで留まって、まるで質量を持ったかのように圧力をかけてくる。
それぞれの土曜日。渋谷にて。
本をどこで読むかって、もしかしたら重要かもしれない。
例えば、渋谷がテーマの作品や時代の流れを描いた本ならば、きっと渋谷ストリームはうってつけだろう。旧東横線の線路をテナントの導線とし、再開発真っ只中のここなら。
ふと、耽る。
自分の足元は実態があるのか。
ふと、耽る。
見ているものは正確か。
あのカップルは左に行きたいらしい。
天気がいいからスクランブル交差点を抜けて神南とか奥渋に
特別何もない、いつもと同じ朝が好きなわけで。
表参道の地面の光がこんなに綺麗だなんて、きっとみんな知らない。
綺麗かどうかは見る人次第
視点で遊ぶ。
ぞろぞろ。
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Instagram : @marron_pht
渋谷の朝は余白が多い。
日常と非日常の狭間を歩く。
待つということ。
まだ、うたた寝していても大丈夫。
鳩すら足早に。
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