記事一覧
自給自足カレッジの卒業と移住〜自給自足カレッジ139
先週末は、自給自足カレッジ第一期生の卒業式と卒業パーティがありました。
1年間で、無肥料無農薬で四季折々の野菜と米作りを学び、東京から三重に田畑を借りて移住するソフトウェアエンジニア、大阪、京都市、名古屋からの卒業生も、自給自足カレッジのある三重県伊勢市多気町の田んぼを借りて米作りをする事を決めたり、東京からの他のオンラインの受講生も、横浜で田んぼを借りて米作りをする事を決めるなど、それぞれこの
日本で無毒性量とされるネオニコチノイド系農薬をマウスに投与すると❓〜自給自足カレッジ138〜
神戸大学大学院の星信彦教授の研究で明らかになった、日本政府が無毒性量という微量のネオニコチノイド系農薬(日本の三大農薬のひとつ)をマウスに投与した場合、健常であるマウスとは異なり、異常に自己防御的な行動しか取らなくなり、リスクに対して過剰反応を示すようになるというのが、表題の写真から良く分かります。(詳しくは、星先生のYouTubeでの解説をご参照ください。https://youtu.be/h7g
もっとみるデトロイトにおける都市の破綻と再生から日本の将来を考える〜Tomorrowーパーマネントライフを探して①〜自給自足カレッジ135
先週末の自給自足カレッジでの座学では、「Tomorrow〜パーマネントライフを探して」というドキュメンタリー映画の前半部分を見てのディスカッションになりました。
世界の人口が80億人を超えた今、人間による環境破壊や、気候変動、資本主義の行き詰まりといった問題に、女優メラニー・ロランが母親となって直面した自分の子供が生き延びなければならない世界。監督としてもカンヌ国際映画祭で作品が上映されるなど評
種の話③〜種苗法改正で農民の権利であった種取りが自由に出来なくなった日本〜自給自足カレッジ第12回座学①〜自給自足カレッジ134
写真に写っているのは、自給自足カレッジのメインの講師を勤めて頂いている村上眞平さんが、2020年11月に参議院に参考人として、当時の種苗法改正案について、農業者の立場を代弁する形で話しをしているところです。
日本で唯一有機農業を教えている農業高校を運営している全国愛農会の会長及び家族経営で農林水産業を行っている第一次産業従事者の団体=家族農林漁業プラットフォーム•ジャパンの代表の立場で、参考人と
江戸農書〜江戸時代は今よりもサステナブルな社会〜明治史観に騙されている現代日本人〜自給自足カレッジ特別講義〜自給自足カレッジ132
この週末、岡山県総社市から自然農法家の高内実さんに、わざわざ三重県多気町のVISON農園まで来て頂いて、大変貴重な「江戸農書」のお話を自給自足カレッジの受講生有志の為にして頂き、大変有意義な時間を過ごせました。
明治維新以降の否定的な江戸時代の捉え方が、如何に間違っているか。長州、薩摩、による和魂洋才や富国強兵といった明治以降の動きの中で、平和で環境保全型の循環社会を理想的に実現していた江戸時代
農薬大国日本③〜普通の農家の除草方法と自然農法の草との付き合い方や考え方の違い〜自給自足カレッジ第9回座学③〜自給自足カレッジ128
表題の写真は、熊本で無肥料無農薬の自然栽培でみかんを作られている、池田道明さんのみかん農園の様子です。
私も何度かお邪魔していますが、みかんの木以外は草に覆われています。
池田さんのところに行くと少しお手伝いしたりしているのですが、基本的にはみかんの木の周りの背の高い草を刈らずに倒したり、絡まったツル草を解いたりするだけで、草を刈る事もされていません。
みかんの木が、様々な種類の草に囲まれて
タイタニック化する日本と日本銀行③〜黒田日銀の異常行動〜自給自足カレッジ125
河村小百合さんは、その著書「日本銀行 我が国に迫る危機」の中で、黒田日銀に対して下記のようなコメントを書いています。
「毎年8月に米国のカンザスシティ連銀が主催するジャクソンホール・シンポジウムのように、主要中央銀行の首脳陣が揃って登壇するカンファレンス等で、日銀のみが登壇者のなかに含まれないケースが近年、目立つようになりました。白川総裁時代でにはなかったことです。これは、黒田日銀の金融政策運営