マッシュマン

東京都JR板橋駅近くにて、創作バル「文化的酒屋リズム」経営。 ホームページ:http:…

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東京都JR板橋駅近くにて、創作バル「文化的酒屋リズム」経営。 ホームページ:http://rhythm.crayonsite.net

マガジン

  • 徒然なるまま音楽記

    ぼくの好きな音楽のこと、勝手気ままに、偏った思い込みと共に書いていきます。 (ただのイチ音楽ファンの個人的意見ですので、気に障ったり、間違った記述等ありましたらすみません)

  • ぼくのオリジナル曲です。

    自称シンガーソングライターです。 ぼくの作ったオリジナル曲を聴いてください。 いわゆる宅録です。 フォークロックっぽいサウンドです。 自作曲200曲以上あります。 感想など聞かせていただけたら励みになります。

最近の記事

トム・ウェイツ「ミュール・ヴァリエイションズ」

トム・ウェイツの魅力を知ってしまうと抜け出せない。美しくて、せつなくて、胸が熱くなる曲たち。なのに、こちらの期待とは裏腹に、何度も裏切られる。それでも追い続けてしまう、この悲しい性、、、。 トム・ウェイツの活動をザッとまとめると、デビュー当初、アサイラムでのシンガーソングライター期、その後アイランドレコードに移ってのチンドンサウンド期(ぼくが名付けました)、そして現在はアンタイレーベルでの充実期、そんな感じでしょうか。 トム・ウェイツの声も、最初はちょっと枯れてるくらいだ

    • ザ・リバティーンズ「リバティーンズ宣言」

      2002年か。ずいぶん経つんだなぁ。 2001年にニューヨークからストロークスがデビューして、そこから始まったいわゆるロックンロール・リバイバル。イギリスからはこのリバティーンズがデビューして、本格的にブームとなった。そんな感じでしょうか。 当時、試しに聴いてみたファーストアルバム「リバティーンズ宣言」。カッコいいじゃん、と飛びつきました。ジャガジャガしたギターサウンドにポップなメロディーをがなるように歌う二人のヴォーカル。ピート・ドハーティーとカール・バラー。決して上手

      • ザ・バンド「ラスト・ワルツ」

        ザ・バンドが好きな人なんて、きっと50代より上の世代だけだろうなぁなんて思いつつ、やっぱり書かずにはいられない。よっぽどの音楽ファンでもないと知らないだろうけど、いいバンドなんです。 1976年の解散コンサートを記録した映画「ラスト・ワルツ」。監督はマーチン・スコセッシ。これが素晴らしいんだなぁ。 60年代始め頃、ロニー・ホーキンスって歌手がバックバンドのメンバーを探してて、それで集まったメンバーが母体となり、やがてエレキ化したボブ・ディランのバックバンドを経て、1968

        • キンクス「ヴィレッジ・グリーン」

          キンクスが大好きだという人に、出会ったことがない。音楽好きの友人、知人はいっぱいいるはずなのにだ。きっと「ユー・リアリー・ガット・ミー」くらいしか知らないんだろう。残念だ。かわいそうなバンド、それがキンクス。 1964年にデビューして、1990年代くらいまではコンスタントに活動していたイギリスの大御所バンドである。ビートルズのようなスター性はなく、ローリング・ストーンズのようにスキャンダラスなイメージもない。ザ・フーのようにロックファンに語られるような要素も少ないし、グラム

        トム・ウェイツ「ミュール・ヴァリエイションズ」

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        • 徒然なるまま音楽記
          15本
        • ぼくのオリジナル曲です。
          6本

        記事

          ロックが大好き

          ロックが大好き

          ロックが大好き

          アイデンティティ

          アイデンティティ

          アイデンティティ

          ギターを武器に

          ギターを武器に

          ギターを武器に

          真島昌利「HAPPY SONGS」

          ブルーハーツがデビューしたのは1987年。インディーズからシングル「人にやさしく」、立て続けにメジャーデビューは3曲入ビデオ(倉庫のやつね)、シングル「リンダ・リンダ」、ファーストアルバム「ザ・ブルーハーツ」。半年後にはセカンドアルバム「Young And Pretty」。怒涛のラッシュです。 それはそれは衝撃的でした。 アルバムについては素晴らしいし、いくらでも情報は得られると思うので、ここでは省略。3枚目のアルバム「TRAIN TRAIN」が出る頃には、一気に人気が出

          真島昌利「HAPPY SONGS」

          ビートルズ解散にクラプトンの影あり?

          前回の記事に続き、ビートルズの話をしようと思います。ビートルズの解散について、別の側面から、ぼくなりの推測を交えて書いてみます。いろんな意見があると思いますが、あくまでもぼくの勝手な推測なので軽〜く読み流してください。 ビートルズの解散についてはいろんなところでいろんなことが書かれています。メンバーの不和もあっただろうし、アップルに絡むビジネスの側面もあったのでしょう。知れば知るほど面白いです。なぜポールが、解散を裁判所に申し立てたのかなど、興味は尽きません。いろんな本が出

          ビートルズ解散にクラプトンの影あり?

          誰がビートルズ再結成を呼びかけたのか?

          1976年11月、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの4人は極秘にスタジオに集まり、レコーディングしたと言います。 しかし、レコーディングはうまく行かず、物別れのような形で終わり、未完成の5曲がテープに残っているということです。 実際、本当かどうかもわからない話らしいのですが、ぼくの勝手な推測をしてみたいと思います。もしどなたか詳しい人がいましたら、逆に教えてほしいです。 ぼくが一番に興味を引かれるのは、誰が再結成を呼びかけたのかってこと。どうゆう流れで4人が顔を揃えるこ

          誰がビートルズ再結成を呼びかけたのか?

          キース・リチャーズ「クロスアイド・ハート」

          ぶったまげた。 このアルバムを聴いた時の、衝撃と感動は今でもはっきりと覚えてますねぇ。なんと美しく素晴らしいアルバムでしょうか。キース・リチャーズの70年の人生が、音の向こうに見える気がします。決して小手先では作れない、50年に及ぶ音楽人生が詰まっているようです。 キース・リチャーズのことは、この際省きましょう。有名人です。いくらでも調べられます。 通算3枚目のソロアルバム。23年ぶりだそうです。ローリング・ストーンズの最新アルバムはカバー集。例えば、ボブ・ディランもカ

          キース・リチャーズ「クロスアイド・ハート」

          サム・クック「ハーレム・スクエア・クラブ1963」

          ソウル・ミュージックにおいて、ライブ・アルバムの名盤は多いんですよねぇ。オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ダニー・ハサウェイ、ジェームス・ブラウン、、、。理由はきっと簡単。熱いから。 いやいや、気温じゃなくて、ライブが熱いのです。観衆を前にすると、熱くなっちゃうんでしょう。スタジオ録音にはないそのテンションの高さ、黒人特有のグルーブ感が聴く人を揺さぶるんでしょうねぇ。 さて、サム・クックです。ソウルのパイオニアです。まだ人種差別の激しかった時代に、サム・クック

          サム・クック「ハーレム・スクエア・クラブ1963」

          ザ・クラッシュ「動乱(獣を野に放て)」

          いやぁ、しかしダサいタイトルだなぁ。1978年、イギリスのパンクバンド、ザ・クラッシュのセカンド・アルバム。 どうしてもクラッシュと言うと、ファースト「ザ・クラッシュ」とサード「ロンドン・コーリング」が有名なもんで、イマイチ日の当たらないセカンド・アルバム。 いやいやどうして、なんとかっこいいアルバムでしょうか。これを聴かないなんてもったいない。 このアルバムの悲しいところは、まずジャケットがダサい。そしてタイトルがダサい。「Give’em Enough Rope」、、

          ザ・クラッシュ「動乱(獣を野に放て)」