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トム・ウェイツ「ミュール・ヴァリエイションズ」
トム・ウェイツの魅力を知ってしまうと抜け出せない。美しくて、せつなくて、胸が熱くなる曲たち。なのに、こちらの期待とは裏腹に、何度も裏切られる。それでも追い続けてしまう、この悲しい性、、、。
トム・ウェイツの活動をザッとまとめると、デビュー当初、アサイラムでのシンガーソングライター期、その後アイランドレコードに移ってのチンドンサウンド期(ぼくが名付けました)、そして現在はアンタイレーベルでの充実期
ザ・リバティーンズ「リバティーンズ宣言」
2002年か。ずいぶん経つんだなぁ。
2001年にニューヨークからストロークスがデビューして、そこから始まったいわゆるロックンロール・リバイバル。イギリスからはこのリバティーンズがデビューして、本格的にブームとなった。そんな感じでしょうか。
当時、試しに聴いてみたファーストアルバム「リバティーンズ宣言」。カッコいいじゃん、と飛びつきました。ジャガジャガしたギターサウンドにポップなメロディーをが
キンクス「ヴィレッジ・グリーン」
キンクスが大好きだという人に、出会ったことがない。音楽好きの友人、知人はいっぱいいるはずなのにだ。きっと「ユー・リアリー・ガット・ミー」くらいしか知らないんだろう。残念だ。かわいそうなバンド、それがキンクス。
1964年にデビューして、1990年代くらいまではコンスタントに活動していたイギリスの大御所バンドである。ビートルズのようなスター性はなく、ローリング・ストーンズのようにスキャンダラスなイ
真島昌利「HAPPY SONGS」
ブルーハーツがデビューしたのは1987年。インディーズからシングル「人にやさしく」、立て続けにメジャーデビューは3曲入ビデオ(倉庫のやつね)、シングル「リンダ・リンダ」、ファーストアルバム「ザ・ブルーハーツ」。半年後にはセカンドアルバム「Young And Pretty」。怒涛のラッシュです。
それはそれは衝撃的でした。
アルバムについては素晴らしいし、いくらでも情報は得られると思うので、ここ
ビートルズ解散にクラプトンの影あり?
前回の記事に続き、ビートルズの話をしようと思います。ビートルズの解散について、別の側面から、ぼくなりの推測を交えて書いてみます。いろんな意見があると思いますが、あくまでもぼくの勝手な推測なので軽〜く読み流してください。
ビートルズの解散についてはいろんなところでいろんなことが書かれています。メンバーの不和もあっただろうし、アップルに絡むビジネスの側面もあったのでしょう。知れば知るほど面白いです。
キース・リチャーズ「クロスアイド・ハート」
ぶったまげた。
このアルバムを聴いた時の、衝撃と感動は今でもはっきりと覚えてますねぇ。なんと美しく素晴らしいアルバムでしょうか。キース・リチャーズの70年の人生が、音の向こうに見える気がします。決して小手先では作れない、50年に及ぶ音楽人生が詰まっているようです。
キース・リチャーズのことは、この際省きましょう。有名人です。いくらでも調べられます。
通算3枚目のソロアルバム。23年ぶりだそう