まいこ@本好き

読んだ本の感想を書いていきます。備忘録。 本を読んでその世界に自分が入り込む感覚が好き…

まいこ@本好き

読んだ本の感想を書いていきます。備忘録。 本を読んでその世界に自分が入り込む感覚が好きです。 他の方の感想を読むのも好き。 好きなもの ミステリー 日常 ほっこり グルメ 東野圭吾

最近の記事

名探偵じゃなくても 小西マサテル

面白かった! 謎を解説するときに祖父が煙草を求めるシーンが好き。イケおじですね。2人の男性よりも私は祖父推しです。 残念ながらあまり古典ミステリに詳しくないので、例えに出てくる作品が全くわからない。わかればもっと楽しく読めるんだろうな。

    • 店長がバカすぎて 早見和真

      書店員の日常を描いた作品。私はなったことがないので新鮮だった。 もう少し人物描写が欲しかったかもしれない。主人公が常に情緒不安定で心配になった。ライトノベルのような雰囲気で一気に読めた。

      • 赤ずきんピノキオ拾って死体と出会う 青柳碧人

        赤ずきんシリーズ2作目! 「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」と犯人を追い詰める赤ずきんちゃん。このセリフ好き。 今回はヒントがたくさんあるので、謎解きはあっさりわかる感じ。さくさく物語が進んでいった。童話をアレンジしてるので、この童話はどういう展開になるのかな?とワクワクする。次回も楽しみ。

        • 変な家

          会話形式で進む小説。読みやすくライトな感じ。変な家って間取りの謎を解くインパクトが強かったので、人間関係や風習などが少し重く感じた。 最後の方は全体の家系図を見やすい形式で出してくれると読み進めやすかったなぁと思った。ラストの憶測はちょっと運任せすぎるというか、あまり確証がないのでそこまでときめかなかった。人物描写が少ないのでもうちょっと多いといいなと思った。 変な○○シリーズはインパクト強くて内容が気になるので今後も読みたい。

        名探偵じゃなくても 小西マサテル

          物語の種 有川ひろ

          読めば心が躍り出す。ほっこり&胸キュン全十篇の物語! 宝塚オタク、宝塚OGが読んでも沼る!どこから読んでも面白い!もはや『沼の種』!有川先生、あなたは天才ですか?! ――紅ゆずる(女優/元宝塚歌劇団星組トップスター) 第一話 SNSの猫  SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。 第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや  祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……? 第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え 静岡生

          物語の種 有川ひろ

          午後のチャイムが鳴るまでは 阿津川 辰海

          面白かった!!! 読み終わった後の爽快感がいい。 一番好きなのはラーメン!バカなことに全力を注いでる高校生っていいよね。読んでいて気持ちよかった。 なんとなく、この人かな?って思っていたら当たっていて嬉しかった! 文章も読みやすく、すんなりと頭の中に入ってくる。 最後までしっかりとまとめていて満足。また読みたい。

          午後のチャイムが鳴るまでは 阿津川 辰海

          ファミリーデイズ 瀬尾まいこ

          面白かった! 育児をしたことある方が読むと「そうそう〜!わかる!」と共感の嵐になる一冊。結婚・育児の話なので興味のない方はつまらないと思う。 子育て中に感じた幸せな気持ちが言語化されていて、読んでいてハッピーになれた!子供を愛おしく感じる気持ちや、未来を楽しみに今を大切にされていることが伝わってきた。一つ一つの章に娘を大好きな気持ちが溢れてる、、絶対親ばかですね(笑) 瀬尾さんのエッセイ好きだな。 私も娘が生まれてから明日が二つやってくる気分です。本当、幸せなことですね。

          ファミリーデイズ 瀬尾まいこ

          ものは言いよう ヨシタケシンスケ

          大好きなヨシタケシンスケさんのエッセイ本。 昨年行ったヨシタケシンスケ展で観たものが、ぎゅっと詰まっていました。のんびりと読めるのがいい。ところどころクスッと笑える。 7章「ヨシタケシンスケのことば」が1番面白かった。ヨシタケさんの考え方、捉え方、生き方ってなんだか惹かれてしまう。世の中色々大変だけど、自分はこうやって生きています、お互い生きていきましょって肩肘張らずに気楽に受け取れる。 哲学的な印象もあるけど、私は「こういう世界の見え方もあるよ。あなたがどう思うかは知らん

          ものは言いよう ヨシタケシンスケ

          11文字の殺人 東野圭吾

          新装版の表紙のかっこよさに惹かれて読んだ一冊。 あらすじにもあるように、昭和に起きた事件。ファッション電話やフィットネスジムのビルなど昭和を感じさせてくれます。 昭和だから今読むと違和感が強くて(1時間あるからってプール入る?とか、主人公そんなことするか?)ちょっと読むのが辛くなるけれど、最後は東野圭吾らしいラストで締め括られていて良かった。

          11文字の殺人 東野圭吾

          六人の嘘つきな大学生 朝倉秋成

          面白かった!! 構成がよくて一気読み。誰が犯人なのか、どう展開が進んでいくのか、全く読めず、最後まで楽しませていただきました。 告発文でそれぞれの罪(悪事)が暴露され、それによって投票数が変化していく。ツイッターみたいだなと思った。 合間に人事の闇が描かれていて、ホントそれって思った。就活をどうにか改善してほしい。 最後は爽やかに終わって、楽しめた一冊でした。

          六人の嘘つきな大学生 朝倉秋成

          十戒 夕木春央

          面白かった!! 前作の方舟を読み終わったときから楽しみにしていた十戒。とうとう読めました! 前作でも感じていた閉塞感が、さらにパワーアップ!読んでいて苦しいけど止まらず一気読み。 私は最後まで全然気が付かず、ラストで驚かされました。よく見ればヒントは散りばまれているのに気がつけない。。。途中途中で「ん?なんで?」と思うポイントはあるけど、そこまでおかしくないのでスルーしてしまう。でも前作よりは見破った方多そう。私は普通に犯人の罠に引っかかってて、関係ない人を疑っていた凡人で

          十戒 夕木春央

          世界でいちばん透きとおった物語

          面白かった! 漢字変換が独特な方だなと思いながら普通に読んでいました。タイトルもひらがなが多いし、こういう作風の作家さんのかなと思ったら、最後でびっくり。 え、え、え・・・こうなって、ああなって、こうなってるのかぁと本当にびっくりしました。最後の「     」も良き。 これは電子書籍や映像化も無理だね笑

          世界でいちばん透きとおった物語

          君のクイズ 小川哲

          面白かった! クイズプレイヤーがボタンを押したあと、どうやって正解まで考えているのか頭の中がよくわかった。続きが気になって最後まで一気読み。ラストは今どきで納得のいく終わり方でした。内容も結末も現代を感じる一冊でした。 作中にこの言葉、参考文献が伊沢拓司さんの本だったので、伊沢拓司さんの言葉なのかなと思って読了後にググってみました。そしたら 「伊沢拓司、人生はクイズではない」 という検索結果が1番上に出てきて笑ってしまいました。今度伊沢さんの本も読んでみたいな。

          君のクイズ 小川哲

          悪意 東野圭吾(ネタバレあり)

          面白かった!!ラストがとにかくゾッとする。 タイトル通り、悪意が・・・悪意がすごい(語彙力がない) 私はここまでの強い悪意を持ったことがないので、犯人が恐ろしいと感じた。 犯人の手記で事件が描かれているが、最初ですでに被害者の人間性を悪く見えるように暗に書いてある。周囲の被害者に対する印象を下げ、事件に対して違和感を抱かせないようにしている。私はまんまと引っかかったよ。 動機でここまでハラハラさせてくるのはすごい。忘れられない一冊。

          悪意 東野圭吾(ネタバレあり)

          ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾

          映画上映中の小説。 まだ読んだことがなかったので、読むことにしました。 まず最初に驚いたのが、季節は春で山荘は雪で閉ざされないこと。電話も通じるし、道も繋がっている。逆らえない先生の指示によってクローズドサークルが出来上がっている設定が面白いと思った。 ラストの一文字で全てがひっくり返ると聞いていたけど、私は最後まで分からなくてずっとドキドキさせていただきました。 この作品は映画よりも小説の方が楽しめる気がする。 映画だとラストどうなるんだろうな。

          ある閉ざされた雪の山荘で 東野圭吾

          仮面山荘殺人事件 東野圭吾(ネタバレあり)

          面白かった! 東野圭吾さんの作品はいつも読みやすくて、一気読みしてしまう。この本も手が止まらず一気に読みました。 最後まで二転三転とどんでん返しが多く面白かった。ちょっとでも何かが違かったらこんな事件起きなかったのに。出会いも偶然、殺意も。切ない。 でも自分の娘がこんなことになったら親として許せないと思う。最後は報復がないラストだったのでちょっとホッとした。 それから巻末の解説が面白かった。本を投げちゃダメでしょう(笑)解説って人によって全然違うから毎回読むのが楽しみ。

          仮面山荘殺人事件 東野圭吾(ネタバレあり)