記事一覧
名探偵じゃなくても 小西マサテル
面白かった!
謎を解説するときに祖父が煙草を求めるシーンが好き。イケおじですね。2人の男性よりも私は祖父推しです。
残念ながらあまり古典ミステリに詳しくないので、例えに出てくる作品が全くわからない。わかればもっと楽しく読めるんだろうな。
店長がバカすぎて 早見和真
書店員の日常を描いた作品。私はなったことがないので新鮮だった。
もう少し人物描写が欲しかったかもしれない。主人公が常に情緒不安定で心配になった。ライトノベルのような雰囲気で一気に読めた。
赤ずきんピノキオ拾って死体と出会う 青柳碧人
赤ずきんシリーズ2作目!
「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」と犯人を追い詰める赤ずきんちゃん。このセリフ好き。
今回はヒントがたくさんあるので、謎解きはあっさりわかる感じ。さくさく物語が進んでいった。童話をアレンジしてるので、この童話はどういう展開になるのかな?とワクワクする。次回も楽しみ。
午後のチャイムが鳴るまでは 阿津川 辰海
面白かった!!!
読み終わった後の爽快感がいい。
一番好きなのはラーメン!バカなことに全力を注いでる高校生っていいよね。読んでいて気持ちよかった。
なんとなく、この人かな?って思っていたら当たっていて嬉しかった!
文章も読みやすく、すんなりと頭の中に入ってくる。
最後までしっかりとまとめていて満足。また読みたい。
ファミリーデイズ 瀬尾まいこ
面白かった!
育児をしたことある方が読むと「そうそう〜!わかる!」と共感の嵐になる一冊。結婚・育児の話なので興味のない方はつまらないと思う。
子育て中に感じた幸せな気持ちが言語化されていて、読んでいてハッピーになれた!子供を愛おしく感じる気持ちや、未来を楽しみに今を大切にされていることが伝わってきた。一つ一つの章に娘を大好きな気持ちが溢れてる、、絶対親ばかですね(笑)
瀬尾さんのエッセイ好きだな
ものは言いよう ヨシタケシンスケ
大好きなヨシタケシンスケさんのエッセイ本。
昨年行ったヨシタケシンスケ展で観たものが、ぎゅっと詰まっていました。のんびりと読めるのがいい。ところどころクスッと笑える。
7章「ヨシタケシンスケのことば」が1番面白かった。ヨシタケさんの考え方、捉え方、生き方ってなんだか惹かれてしまう。世の中色々大変だけど、自分はこうやって生きています、お互い生きていきましょって肩肘張らずに気楽に受け取れる。
哲学的
11文字の殺人 東野圭吾
新装版の表紙のかっこよさに惹かれて読んだ一冊。
あらすじにもあるように、昭和に起きた事件。ファッション電話やフィットネスジムのビルなど昭和を感じさせてくれます。
昭和だから今読むと違和感が強くて(1時間あるからってプール入る?とか、主人公そんなことするか?)ちょっと読むのが辛くなるけれど、最後は東野圭吾らしいラストで締め括られていて良かった。
六人の嘘つきな大学生 朝倉秋成
面白かった!!
構成がよくて一気読み。誰が犯人なのか、どう展開が進んでいくのか、全く読めず、最後まで楽しませていただきました。
告発文でそれぞれの罪(悪事)が暴露され、それによって投票数が変化していく。ツイッターみたいだなと思った。
合間に人事の闇が描かれていて、ホントそれって思った。就活をどうにか改善してほしい。
最後は爽やかに終わって、楽しめた一冊でした。
世界でいちばん透きとおった物語
面白かった!
漢字変換が独特な方だなと思いながら普通に読んでいました。タイトルもひらがなが多いし、こういう作風の作家さんのかなと思ったら、最後でびっくり。
え、え、え・・・こうなって、ああなって、こうなってるのかぁと本当にびっくりしました。最後の「 」も良き。
これは電子書籍や映像化も無理だね笑
悪意 東野圭吾(ネタバレあり)
面白かった!!ラストがとにかくゾッとする。
タイトル通り、悪意が・・・悪意がすごい(語彙力がない)
私はここまでの強い悪意を持ったことがないので、犯人が恐ろしいと感じた。
犯人の手記で事件が描かれているが、最初ですでに被害者の人間性を悪く見えるように暗に書いてある。周囲の被害者に対する印象を下げ、事件に対して違和感を抱かせないようにしている。私はまんまと引っかかったよ。
動機でここまでハラハ