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出たとこ勝負の自分で

子供用品の店でバイトしていると、たまに赤ちゃんの泣き声が聞こえます。
だいぶ慣れましたが、小さい身体でこんなでかい声出るんやすご!って思います。

泣き声に対して自分がどのくらい反応するかは、日によって違います。
遠くからちょっと聞こえただけで「あーうるさ、早く帰ってくれないかな」って思う日もあれば、すぐ横で絶叫されても「なんか大きめの音がするな」くらいで、全然平気な日もあります。

それぞれの声と私の相性もあるやろうけど、反発心が起こるかどうかは、自分の状態による気がします。やっぱり過敏になっているときは、お客様だけでなくスタッフと接していても、なんか攻撃された!って感じやすい。逆に、繊細さんなりの鈍感力?を発揮している日は、出来事と自分をあまり結びつけて捉えないので、動揺が少ない。

”今いる場所が天国になるか地獄になるかは自分次第”と聞いたことがあります。確かに、自分の世界に「敵」を発生させるかどうかは、知覚のありようにかかっている。出来事をどう捉えるか。でも、自分のセンサーの働き方を制御するって難しいです。過敏な日は過敏だし、ホルモンバランスとかあるし。

私には長い間「今いる場所を天国にできる人が成功者!」みたいなイメージがありました。だけど、この考え方は私にとっては、苦しみの元だなあと感じます。物事をスルーできないと失敗、みたいになって、いらん反省につながるからです。自分の捉え方の特徴は、押し込まないであげたい。かといって常にこう!というのはなくて、感覚って毎日、ゼロから始まるような気がします。自分に対して先入観をもたず、「今日はこうなんだな」って、伴走していきたいです。


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