見出し画像

『自分というものを知ることで“生”に意味を持たせて下さい』

【わたしを離さないで】

■イギリス/2010年
■監督:マーク・ロマネク
■脚本:アレックス・ガーランド
■出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイほか

もうずっと前から観たいと思っていた作品なんですが、鑑賞のタイミングを見計らっていました。あらすじを見ただけで、もう絶対明るい作品じゃないとわかってたので、時間があって疲れてないときに観ないとな、、、って思ってました。やっとの鑑賞!!

イギリスにヘールシャムという寄宿舎がありました。そこでは“特別な子供たち”が育てられていました。

彼らは臓器提供するためだけに生まれてきたクローン人間だったのです。オリジナルの人間たちと同じように心も体も持っています。彼らは友情や恋愛を通して成長していくのですが、多くは中年になる前に、数回の臓器提供の手術を経て、“終了”となります。

彼らはその残酷な運命と向き合いながら、“生”とは何かを考えながら残りの日々を過ごしていきます。

暗い作品ですが、素晴らしい作品でした。原作はカズオ・イシグロさんの小説です。日本でも舞台化やドラマ化がされています。

クローン人間を題材にした作品は多々ありますが、どれも重たく、倫理観を考えさせられるものばかりですね。医療や科学が発展したらホントにこんな世界が来るのでしょうか、、、、、

セリフが多い作品ではなかったので、俳優さんの表情での演技がとても光っていました!特に注目は主人公のキャリー・マリガンです(*^^*)

暗い作品ですが、1度は観ておきたい作品です!!


“生”について考える作品ならこちらも↓↓↓


〈一言メモ〉

最近キャリー·マリガンお気に入りです!オススメある方教えて下さい\(^o^)/


この記事が参加している募集

スキしてみて

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?