"バカみたいに集中する"のがhspの生き方

周りが見えない位、何かに熱中していて、怒られた経験はありませんか?

映画やドラマ・アニメだったり、読書だったり、プラモデルだったり、スポーツだったり、人によってそれは様々だと思います。

僕の熱中の対象はゲームでした。

小学生の頃のことです。
朝起きるとまずパソコンの電源ボタンをを押します。パソコンが起動している間に、リビングに行き、歯磨きやら朝ごはんやらを急いで済ませる。
そしてパソコンの元へもどります。

そこからの予定は、ほぼゲームと飯の2択です。

朝飯 → ゲーム → 昼飯 → ゲーム → 夕飯→ ゲーム → 風呂 → ゲーム

1日10時間くらいは、こんな感じでゲームに没頭していました。

こんな生活をしていると、やはり親は心配になるのでしょう。

親は、ある日息子に「ゲームは1日1時間まで」と制約をつけてきました。

しかし息子は、1時間では全く満足できなかったようです。

お構い無しにゲームをし続けた結果、ついに親にゲームをどこかに隠されてしまいました。最終的には息子はそれを探しだして、結局ゲームをやってしまうのですが…(笑


話が長くなってしまいましたが、ここで注目すべきは「熱中している間は、他のことが気になっていない」ということです。

これは一見すると、悪いことのようにも見えますが、僕はそうではないと思っています。

周りを気にしていていたら、不利益になることもあります。

スポーツ選手で例えてみましょう。
●試合中にお客さんのことが気になって集中できず、相手に隙を与えてしまい、試合に負けてしまった。

実際にこんなことがあれば、当の本人はかなりショックだと思います。集中できていれば、そうはならなかった、と。

スポーツ選手は目の前の事に鬼のように集中する術を持っています。それゆえ大舞台でも相手と戦うことができます。

何かに集中できる。熱を持って取り組める。
これは僕はこの上なく素晴らしいことだと思います。

少し論点がずれました。

ではなぜ『バカみたいに集中する』のが『hspの生き方』だというのか。

仕事の話を例に挙げます。
hspは色々な刺激に敏感なため、ごく普通のサラリーマンのように働く上で、『気になってしまうこと』がたくさんあると思います。

『気にしながら仕事をする』ことは、とてもハードで疲労の溜まることです。

なぜなら、今まで持続していた集中がぷつんと途切れてしまうから。

せっかく集中していたのに、大したことのない件で呼ばれたり、コピー機の音に惑わされたりするわけです。

このようにhspの疲れの原因は、自分が思いもよらず、また、意図せず、意識が色々な刺激に移ってしまうことにあります。
簡潔に言えば「刺激に敏感に反応してしまう」ということです。


− これをどうすればよいのか?

『気になるものを少なくする』というのが一つの対策ではあります。

ただそれでは、気になるものが全て無くなったわけではありません。全て無くすことはたぶん不可能なんです。

そこで『バカみたいに集中できること』がポイントになります。

めちゃくちゃ集中できることをしていれば、意識は『気になるもの』にほとんど行かなくなります。

hsp当事者の僕を例に挙げます。

●どんな環境でも『ゲーム』をしていれば周りのことは気にならない。

●人混みの中でも『イヤホンで音楽』を聞いていれば、周りは気にならない。

●飲み会の席でも『仲の良い友達』と集中して話していれば、周りは気にならない。

●ライブ会場でも『大好きなアーティスト』を見ていれば、周りは気にならない。

僕の集中のキーワードは、
『ゲーム』『イヤホンで音楽』『仲の良い友達』『大好きなアーティスト』です。

これらが僕を『バカみたいに集中』させてくれるおかげで、かなり過ごしやすく生活できるようになっています。

みなさんの集中のキーワードは何でしょうか?
ぜひ集中をうまく使って『気になるもの』を減らし、疲れを和らげることができればと思います。


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