HSPが疲れを和らげるために今日からできる事
1.何の刺激に敏感なのかをはっきりさせる
あなたは、何の刺激に敏感なのでしょうか?
意外とパッと出てこないかもしれません。ただ確かに、日常の中で「うっ」と身を引いてしまうように感じる事がある。
その瞬間を逃さず「なるほど、この刺激がダメだったんだ…!」というのを改めて感じてみてください。本格的に探すと何十個とあるかもしれません。
初めは5個くらい見つかればいいです。もし新しいものを見つけたら、またその都度やっていけば大丈夫です。
hsp当事者の自分を例にして5つ挙げてみます。
1. 印刷機のガシャンガシャンという音
2. ◯◯さん(上司)の煽るような大声
3. 周りの人の動き
4. 大勢が集まる場所の雑音
5. 予期しないトラブルの発生
2.刺激ごとに対策を考える
先ほど挙げた刺激への対策を考えます。
1. 印刷機のガシャンガシャンという音
〔対策〕
・印刷機の近くにいる時間を減らす
・イヤホンをして過ごす
2. ◯◯さん(上司)の煽るような大声
〔対策〕
・上司との関係を良好にしておく
・上司との関わりを減らす
3. 周りの人の動き
〔対策〕
・周りが気にならない場所で仕事をする
・お昼は気分転換に外で食べる
・自分の体調について周りに話しておく
4. 大勢が集まる場所の雑音
・体調次第で飲み会や会議などの出席を断る
・仲が良く安心できる人と一緒にいる
5. 予期しないトラブルの発生
・予測可能なトラブルは、起こった時の対処法を前もって考えておく
・時間に余裕を持って行動する
このように、刺激を受ける頻度を減らしたり、心を落ち着かせる時間を増やしたりする事で体調の改善が見込めます。
**3.対策を実行する **
考えた対策を実践してみましょう。
その際にいきなり色々試してしまうと、周りの人がビックリするかもしれません。一応、周りに迷惑がかからないように配慮しながらやってみてください。万が一目をつけられてしまうと、かえって居づらくなってしまうことがあります。
それを防ぐために、やはり周りの人とできるだけ友好な関係を保ち、hspのことについて少し理解してもらうといいと思います。思わないところで助けて下さる方もいます。
後は、実際に体調が改善されていったかどうかを1日1日体感してください。今日は元気に過ごせた、などメモしてもらってもいいと思います。
今回は社会人として書かせて頂きましたが、もちろん学生や主婦の方なども同じように実践できるので、試してもらえれば嬉しいです。
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