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究極のポジディブ思考

ポジディブな人間を目指すきっかけ

どこまでもネガティブ思考な僕は、ポジディブな人に強い憧れをずっと抱いていました。ところが、ひとつの挫折が僕の人生から何もかも奪っていったのです。そうなってしまったのは、何を隠そう僕のネガティブさが一番の原因でした。どこまでも、後ろ向きでいつまで経ってもうじうじしていたから、きっと天からも見放されたに違いありません。

だから、このままでは、自分の人生が本当に終わったままになってしまう。希望も夢もないまま一生を終えるのかと思うと、たまらなく虚しさを感じてしまい、居ても立っても居られなくなってしまったのです。

僕はポジディブな人間に生まれ変わりたいと思いようやく決意したんです。

ポジディブを目指すも

でも、どれだけポジディブな自分になると意志を固めたところで、何も変わらなかったんです。すぐによからぬことを思い浮かべてしまうし、すぐに不平不満を口にしてしまうのです。どうして、自分のことなのに、ここまでコントロール出来ないものかと、自分を責めてばかりいました。

根本的な何かを変えないといけないと思いました。そんな時に、子供の頃から本や図鑑が好きだったことを思い出したんです。分からないことは、全部本で調べられるんじゃないかと思いました。また、そう思わせてくれる出会いも重なって、本の世界にどっぷりとはまっていったのでした。

そこにはポジディブになれるマインドが書かれている本がたくさんありました。そして本当に様々なアプローチの方法があることを知ったのです。ただ、どこかで思っていたんだと思います。本を読めば、僕は変われるって。仏教、心理学、エッセイ、ビジネス書、スピリチュアル。中には、本がきっかけで高額なセミナーにも参加したこともありました。

そうしているうちに、僕の中で少しずつポジディブな一面を感じられるようになったし、過去と比べれば、随分と生きやすくなったと実感することが出来るようにもなりました。その一方で、ポジディブであることに囚われ過ぎてしまったのかもしれません。自分の中のネガティブさを、心底許せなくなり、完全に排除しようとしたんです。

それは、学び方が足りなかったからなのかもしれませんが、そうなってしまったことで、どんどん、自分の中のネガティブさを強めてしまったようになったのです。

究極のポジディブ思考

ポジディブさを追い求め過ぎて、ネガティブな自分を許すことが出来なくなって、拒んでしまいました。その結果、よりネガティブな自分を増大させてしまいました。不安が膨れ上がっていくし、勇気がどんどん削られていくし、何も信じられなくなって、人が怖くなってしまう様になってしまったのです。ほとんど、引きこもりのような生活まで送るようになったりもしました。

僕がそこで学んだのは、自分の中で抑え込もうとし過ぎた感情は、逆に、意識し過ぎてしまい、自分の中で増大させてしまうものだというものでした。自分の気持ちというものは、ちゃんと受け止めてあげないとダメだったんです。ちょうど、その頃に心理学で自己受容の大切さを学び、僕は心から腑に落ちたんです。そして、ようやく腹をくくったんです。このネガティブな自分ととことん向き合い、ネガティブな自分を極めてやると覚悟を決めたんです。

実際のところは、正直言えば、まだまだなんです。ですが、このことがきっかけで大きく僕は変わっていけたと思います。自分のやりたいことを見つけて踏み出すことも出来たのは、ネガティブな自分を極めようと自分を受け入れることが出来るようになったからです。

とりわけネガティブな僕は、どんどん浮かんでくる憂鬱な気持ち、他人と比べては生まれる優越感や妬みや僻み。自分にこれでもかってくらいのしかかる不安やこの世界までも憎んでしまいそうな不平不満。自分に対しての不甲斐なさに対しての自責の念や自己否定したくなる気持ち。悲しみや怒り。そうした負の感情を気が済むまで付き合ってあげています。そうしたことで、時には、何度も押しつぶされそうになるし、気が付けば、耐えきれずに抑え込んでしまったこともあります。本当に、心底自分はダメな人間だと思うこともあります。

ですが、ネガティブな自分が出てくる度に、全部出し切っていく。そうした上で自分を許してあげる。そうすれば、自然と心は晴れて前を向いているのでした。きっと、この先に、僕の描いた理想のポジディブな自分になることが出来るのではないかと今は信じています。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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