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いつのまにか

12月に無事に出産を終えた。



今回は
【一年前まで「妊娠・出産・育児、全部嫌だ。」と思っていた私が、なぜ子を産むに至ったのか】
について、書いていきたい。



※こういった話題が不快な方はこの先読まないことをおすすめします



結論から言うと、
自分一人でも大した生活はしてないし
夫と二人であっても充実した人生を送る固い意志が特に無い
ということに気がついたからだ。

そして、それらに気がついた上で何よりも、
授かれたからである。
「やるしかない」に追い込まれたのだ。




私が嫌だと思っていたのは、
行動の制限、体型の変化、金銭面の不安、出産の恐怖、
健康な子が産まれる保証が無いことなど、
多くの人が考える、子を持つ上でのリスクを考えてのことだった。

ただ、
子供を持たない選択をして未来の自分は後悔しないだろうかとも、同時に考えていた。

そして、もし妊娠出産子育てするならば、
体力的にもリスク的にも早い方がいいし、
案ずるより産むが易しという言葉もある。

そんなことをグルグル考えて、
色んな人に相談もしたし、YouTubeで子育てしてる人の生活を覗いたりもした。


【経験しないと分からない】
【目の前のものをなんとかするしかない】

子供を持たない人生であっても、変わらないのだと思う。

自分の生活が変わる不安を持つほど
今の生活に固執してるわけではないし、
まつわる様々な恐怖や不安は、事前に考えてもしょうがない。

妊娠が分かったとき、覚悟を持って避妊をやめたとはいえ動揺はあった。

ただ、空想上の不安だったものが
現実の不安として目の前に現れてしまったので
「なんとかするしかないじゃん」
と、逆に勇気が湧いたものだ。

その時初めて自分ごととして、
この不安を解決するために何を調べてどうするべきか、
建設的に考えを進められた気がする。

ちなみにつわりも長引いて辛かったし、
陣痛もとても痛かったが、
嘔吐恐怖症+痛みに弱く体力が無い私でも今こうして生きているし、

10ヶ月お腹で一緒に過ごし、
出産を頑張った仲間である息子のことは、
想像以上にとても愛おしく大事な存在に思えている。




私と同じように
勇気が出ないまま時が過ぎていくことに悩んでいる人へ、
何か少しでも参考になればと思う。

結局根性論でしかないのか!と思われそうだが。。

では。

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