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食べ歩きと料理が大好き。映画鑑賞、旅行、美術鑑賞なども好き。自分の感じたことを言葉にで…

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食べ歩きと料理が大好き。映画鑑賞、旅行、美術鑑賞なども好き。自分の感じたことを言葉にできるようになりたくてnoteを始めました。

最近の記事

「専門性」は技術職だけのものか?〜営業職の私が一冊の本に勇気づけられた話

【読書メモ】「替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方」(国分峰樹・著) 社会人となって10年。 営業職として働く中でずっと根底にある思いが「専門性を身に付けたい」ということだ。 新卒から長年同じ会社に勤めているが、自ら手を挙げての異動も経験し、ある程度の興味軸に沿ってキャリア選択をしてきたつもりだ。 しかし、技術職なら資格取得で専門性を示せるだろうが、営業職となるとビジネススキルでの勝負になり、なかなか客観的に示すのが難しい。 だから自分なりのテーマはあっても

    • 検察側の罪人

      気になりつつ観ていなかった映画「検察側の罪人」を観た。 木村拓哉・二宮和也の共演ということで話題になった作品。 あらすじ 作中の未解決殺人事件の重要参考人・松倉は、限りなくクロに近いと言われながらも、決め手となる証拠がなく、結局逮捕が見送られた。そのまま年月が過ぎ、事件は時効に…。 法改正により、現在は凶悪犯罪の時効は廃止されたが、改正前に時効成立となった事件は当時の時効期間が適用されるという隙がある。 彼は後に殺人の罪を認めたが、この法律の隙により、裁きを免れた。

      • note再開

        私のnote投稿は2020年で止まっている。 ちょうどコロナ禍前にあたる。 この3年間、感染症の影響で世の中色々な変化があったが、個人的にも結婚、社内異動、引越し、妊娠・出産など変化の大きい期間だった。 だから日々生活していくだけでも刺激的で、無我夢中のうちに過ぎた3年間だった。 そのために、内省したり文章を書くといったことからは少し遠のいていた。 今は娘を出産し、育休を取得中。 少し時間が経ち、お世話にも慣れてきて、スキマ時間に自分の時間も取れるようになってきた。

        • 2020年所信表明

          遅ればせながら、note公式のお題「#note書き初め」に乗っかって今年の目標を書いてみる。 2020年は結婚・社内異動が決まっていて、公私共に変化の大きな年。 ワクワクする気持ちは忘れずに、頑張りすぎずに楽しむことを基本的な目標としたい。 ★プライベート 秋に挙式予定。あれ着たいこれ着たいという夢は叶えつつ、自己顕示欲を満たすためじゃなくて皆に楽しんでもらえるような1日にできたらいいな。 今年は海外にも行きたい。自然豊かなところでリフレッシュしたい! ★仕事 春に異

        「専門性」は技術職だけのものか?〜営業職の私が一冊の本に勇気づけられた話

          私を私にしてくれた場所〜はじめて借りたあの部屋〜

          私の初めての一人暮らしは、28歳のときだった。 東京で生まれ育ち、東京で学生時代を過ごし、偶然だけど会社もかなり近距離だったので、実家を出る必要性がなかった。 その頃は、30歳までには結婚してるだろうなぁ、と根拠もなく漠然と思っていた。家を出るのは結婚する時でいいや、くらいに考えていた。 就職して数年経ち、周りが結婚ラッシュを迎えても、私は結婚どころか彼氏すらいない状態だった。 べつに恋愛至上主義でもないし、遊んでくれる友達もいるし、ひとり時間も好きなタイプなので、それ

          私を私にしてくれた場所〜はじめて借りたあの部屋〜

          カラダのためにしていること

          誕生日に「今年の抱負は?」と聞かれ、とっさに思いついたのが「カラダをいたわる」だった。 大きな病気をしたわけでもないし、特段疲れている時期でもなかったけれど、まぁ30過ぎたしそろそろ体のことも考えなきゃな、という感じで答えたのだと思う。 抱負として掲げた割にはその後ストイックに取り組んでいる訳ではなかったのだが、最近ふと「意外と色々やってるのでは…?」と思ったので、少し書き連ねてみたい。 1.歯の定期検診 一度、歯痛で治療を受けたのをきっかけに 数年前から定期検診を受け

          カラダのためにしていること

          挑戦し続けるということ〜私がPerfumeを好きな理由〜

          もう先月のことになるが、渋谷公会堂のこけら落とし公演として行われたPerfume「Reframe2019」を観てきた。 ライブの新しいカタチReframeとは「再構築」との意味。これまでの活動を踏襲しつつ、新しいパフォーマンスを模索するという実験的な位置付けの公演だ。 これまでの活動で培ってきた「型」は、主に2つのポイントがあったように思う。 1.みんなで作るライブである、ということ MCでは必ずC&R、リズムに合わせて体を動かすコーナー、持ち歌での観客の振付練習が行

          挑戦し続けるということ〜私がPerfumeを好きな理由〜

          いつまで経っても大好きなもの

          松屋銀座にて開催中の「シルバニアファミリー展」に行ってきました。 何を隠そう、シルバニアと言えば子供の頃夢中になって集めた玩具なのです。お小遣いでファンクラブ(シルバニア友の会)にも入り、オリジナル小物を作って遊んだりするような子でした。 今回の展示会は前々から目をつけていて、前売り券を買って仕事帰りにウキウキ見に行きました。 1985年発売当初からの歴代シルバニアファミリーやおうちの数々がずらりと勢揃い。 会場のあちこちから「懐かしい〜」「これ持ってたー!」という声

          いつまで経っても大好きなもの

          観劇記録「六本木歌舞伎 羅生門」

          3月上旬、市川海老蔵さん主宰の「六本木歌舞伎 第三弾 羅生門」を観てきました。 遅ればせながら感想を記録しておきます。 ※ネタバレを含みます※ 伝統芸能である歌舞伎において新しい試みに挑戦していこうという興行で、過去には寺島しのぶさんをゲストに迎え、「女性は歌舞伎に出演できない」という常識を覆す取り組みも。 今回は、芥川龍之介の著名作「羅生門」が一つのテーマ。そして同じく羅生門を舞台とした、渡辺綱の鬼退治伝説が融合した構成です。 羅生門は、中学生の頃に課題図書で読んだ

          観劇記録「六本木歌舞伎 羅生門」

          「自分と違う」を認める勇気 ―シュガーラッシュオンライン感想

          今年の映画初めとしてシュガーラッシュ・オンラインを見てきたので、遅ればせながら感想を。 アーケードゲームに住むゲームキャラクター、ラルフとヴァネロペが主人公の「シュガーラッシュ」続編だ。 前作は、悪役キャラとして過ごしてきたラルフが「ヒーローになる」という夢を叶えるために奮闘する物語だった。 今作は、変わらない日常の繰り返しに疑問を抱き始めたヴァネロペが「本当にやりたかったこと」を見つけ出していく物語。 舞台は小さな町のゲームセンターを飛び出し、インターネットの

          「自分と違う」を認める勇気 ―シュガーラッシュオンライン感想

          Perfume年越しライブで考えさせられた「繋がる」ことの意味

          2019年の始まり。その瞬間は、Perfumeのはじける笑顔と共に、華やかに幕を開けた。 生まれて初めて参加したカウントダウンライブ。大好きな3人と年越しを共に出来ることの幸せをかみしめながら、最高の年明けを迎えた。 今回のライブはNTTドコモが協賛。「その瞬間を共有せよ。」というキャッチフレーズのもと、会場外の人とも年越しの瞬間を一緒に楽しもうという実験的な試みの舞台ともなった。 最先端の通信技術を活用して、エンタメの新しい在り方を探る"FUTURE EXPERIM

          Perfume年越しライブで考えさせられた「繋がる」ことの意味