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「天国は近づけり」卜部哲次郎
「虚無思想研究」の解説に、卜部(うらべ)哲次郎の反労働的な文があった。
「ニヒル」創刊号の巻頭に収載されていたようだ。
※「遍身羅綺者、不是養蚕人」……11世紀の隠者、張兪の言葉。きらびやかな衣服をまとう者は、蚕を養う貧民ではないこと。
伏せ字の部分は何が書かれていたかよくわからない。
卜部哲次郎の生涯については以下に詳しい。
乞食行脚をしたあと、住職になって死んだらしい。
人生は意味はない――それから?
「人生に意味はない」
という事実に、いまさらながらビックリしていた。
私はいま35歳なのだが、自分の前半生をふりかえると幻滅Disillusionedの連続だったと思う。
学校に、労働に、家庭に
富に、所有に、名声に
社会に、宗教に、国家に、人類に
幻滅してきた。
さいきんでは知性や自由にも幻滅しつつある。
こうなると、追いかけるべき目標はなくなる。
夢はなく、希望もない。
ここま
ショーペンハウアーと山上徹也
「意志と表象としての世界」
を読みおわった。
2ヶ月かかってしまった。
いま書き抜きをまとめている最中なのだが、「復讐」についておもしろい記述があったので紹介しておく。
私たちが山上徹也に対して持つ少なからぬ「あの共感」。
それが説明されているように思う。
座禅を100日すると何が起きるのか
座禅を100日続けた。
何が起きたのか。
私の座禅スタイル寝る前に20分ほど座禅している。
どうしても足がしびれるのでこれくらいが限界になる。
座り方は結跏趺坐。
私は身体が固いので、はじめは足を組むだけでたいへんだった。
そこから10分座れるようになり、20分座れるようになった。
20分からイマイチ伸びない。
冬で厚着してるのが悪いのかもしれない。
精神よりも肉体と向き合う「座禅は
ショーペンハウアーの不幸論
「意志と表象としての世界」
を読んでいる。
4巻に入って、いよいよショーペンちゃん節が展開されている。
彼の苦痛に関する記述は
「そうそう、そうだよな」
と納得できる部分が多い。
1.苦痛と退屈の均衡法則
(↑これは勝手に名付けている。以下も同じ)
【和訳】Lowkey ft. Logic -Relative
この曲で表現されている視点は、直接にはLowkeyやLogicのものではない。
ただある人々が送っている生活に注目させるためのものだ。
[Lowkey:] 俺はバーモンドジーに生まれた。(ロンドンの)南部だ。
[Logic:] ぼくはバスラで生まれた。イラクの南部だ。
[Lowkey:] 公園でフットボールをしたもんだ。
[Logic:] 暗闇のなか銃弾を避けてきた。
[Lowkey:] 祈