miu

芸大生。絵を描くことと文章を書くことがすきだけど、なかなかネガティブなことばかり。

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芸大生。絵を描くことと文章を書くことがすきだけど、なかなかネガティブなことばかり。

最近の記事

シャボン

ついに、鬱を抜けた、気がする。 何をやっても上手くいかなくて、どうやって死のうかばかり考えていた私に、光を見せてくれたのはサンリオピューロランドだった。 思い返せば、わたしは小さい頃からサンリオのキャラクターに囲まれていた。 今でもよく覚えているのが、リトルツインスターズのおもちゃたち。子ども用のノートパソコンとドレッサーだった。 ドレッサーの鏡は星の形をしていて、引き出しに入っているマニキュアはいい匂いがした。 少しませたおもちゃで遊ぶのがたのしかったんだろうな

    • 赤い電車

      人生1回きりなんだな、と当たり前のことだけど忘れがちなことを、駅のホームに立って思い出した。 今、私は普通の人たちがしなくてもいい経験をしている。 食べるのが辛い。毎日生きづらい。 小さい頃に思い描いていたハタチの女の子にはなれていなくて、考えていた未来予想図はぐちゃぐちゃになってしまった。 それでも毎日生きてきかなくちゃいけないし、いくら死にたいと思っても実際には死なないから、今後自ら死を選ぶこともないと思う。まだ怖さが勝る。 "しなくてもいい経験"が生きる未来はある

      • メイト

        久しぶりのnote。 とてもクサいことや、Twitterでは消化したくないことをこっそりと書く場にしている。 今日は前者。クサいこと。 大学に通うときに使う地下鉄の壁には、全面覆うように貼られた広告がある。 これは定期的に変わって、転職サイトだったりガムの広告だったりするのだけど、今日いつものように地下に降りて、壁面に目をやったら、カロリーメイトの広告に変わっていた。 あれ、きのうまでポカリスエットだったよね。 笑顔でダンスをする大勢の高校生の姿が頭に浮かんだ。あれ

        • エスケープシネマ

          午前の授業をさぼって映画館にいる。 『万引き家族』を観る。 下剤の飲みすぎで鈍痛を抱えるお腹にホットココアを流し込んでいる。 9割の確率で上顎を火傷した。 雨の日は嫌いだ。 泣きたい。 今朝は苦しかった。 切れ切れの文章。(文章になっているのかも謎) #エスケープ #映画館 #日常

        シャボン

          にっちもさっちも

          ついにバイトを休んでしまった。 ついに、だ…… どうしたらいいかわからず。 こんな日は本や漫画をたくさん買う。 お金のいちばん有効な使い方だと思っている。 帰って読むぞ。 明日はちゃんと行くために。 明日はどっちだ。 #バイト #日常

          にっちもさっちも

          なんでどうして

          計画が丸潰れになった。 課題が完成しなかった。 私の努力不足、計画不足、力量不足、頭の弱さ 悪いところが全部出た。 イライラする。 頭にきてしょうがない。 なんでいつもこうなんだ。 なんで失敗から学ばない。 危機感持てよ。 暑いアトリエで汗をかいて、嫌な臭いがする自分に心底うんざりする。 もう自分を辞めたい。 車での帰り道、母に私のわがままを聞いてもらえずまたイライラ。 本当に幼い。最悪だ。 でも今日くらい聞いてくれてもいいじゃないか、とも思う。 そうやってグラつく

          なんでどうして

          へんなやつ

          飲食店で何かを食べるのが苦手だ。 別に外食が嫌いなわけじゃない。 でも、どうしても満足する選択ができない。 たぶんメニュー表を見て選ぶのが苦手で、大きさや重さ、匂いが想像できないまま食べ物を注文するから、毎回量の選択を後悔したり、「やっぱりあっちにすれば良かった」と思う。 そうなると食べることが楽しくなくなるし、だいたい不味く感じ始める。 一緒に来てくれた友だちやお金を払ってくれる親にはいつも申し訳ない。 9割は失敗する。 今日も某カレーチェーン店で失敗した。 ご飯の

          へんなやつ

          黄桃の缶詰め

          毎日書いていたのに、途切れてしまった。 ここ数日、とても調子が悪くて鬱になっていない時間の方が短いように思う。 そんな中で迎えてしまった、"はたち"。 誕生日当日は、間違えてバイトを入れてしまい商品倉庫の中で、こんなはずじゃ、と思いながらダンボールを開けていた。 特に実感もないまま"大人"になって、ただただ変わらず精神は蝕まれている。 そりゃ、いっぱいいっぱい詰め込んだら、心は張り裂ける。 わたしは高校三年生にして、あっけなく破裂してしまった。 みんなはどうやって自

          黄桃の缶詰め

          ゆるやかに女の子

          東京に住んでいる、中学生の頃からの友だちの家に泊めてもらった。 一人暮らしをはじめたばかりの彼女の家にはフトンがなくて、シングルベッドにふたりで詰めて寝た。 朝は彼女がわたしの名前を呼んで起こしてくれた。 夢の中で呼ばれているような心地がして、なんとも不思議でフワフワとした幸せな寝起きだった。 原宿に行って、クレープを食べるというベタなことをしたりもした。 彼女はチーズケーキが入ったいちごのクレープで、わたしが黄桃の缶詰の入ったクレープ。 中学生に戻ったみたいだった。

          ゆるやかに女の子

          ライブ

          大好きバンドのライブだった。 特別な場所だったからどうしても行きたくて東京までやってきた。 今まででいちばんの曲数で、すごく幸せな時間だった。 ヴォーカルの彼は、去り際に何度も何度も「ありがとう」と言っていたけれど、こちらにも溢れんばかりの感謝の気持ちがあって。 バンドとファンの関係がすごくいいものに感じられたライブだった。 わたしは曲を聴いて泣いたり、メンバーの名前を叫んだりはしないけれど、あの2時間半の間にたくさんの感情とずっしりとした幸福感はしっかりと胸に刻んだ

          ライブ

          ネル

          最近、早く寝るように努力している。 精神面にしても、身体面にしても、寝ることは大事らしい。(最近気づいた、遅い) そんな訳で昨日の夜はいつもより1時間以上早くベッドで横になった。 が、遅寝のくせがついてしまったのか、なかなか眠れず困った。 仕方ないので本を読み始めた。 ら、その小説が面白くて結局しばらく眠れず。 マンガのようなありがちな展開だった。 結果いつもよりは多少早いものの、あまり早寝の達成感はなかった。 まあ、まだ始めたばかりの習慣だから気楽にいきたい。 今

          ネル

          自尊心を高校に置いてきてしまった

          大学の心理学の授業で、ストレス数値を測る診断をした。 ら、平均の倍以上の数値をたたき出してしまった。 しかも、2つやって、2つとも… 先生は『睡眠』『栄養』『運動』が心の健康にも大事だと言っていたけれど、バイトして10時過ぎに帰ってきて、朝は5時に起きないと学校に間に合わないわたしは、一体どうやって睡眠時間を確保すれば?と思ってしまった。 まあ芸大生なので、運動は歩く以外するはずもなく。 とりあえず栄養は摂りたいところだけど、なかなか生活習慣を変えるのって難しい。 モ

          自尊心を高校に置いてきてしまった

          気にするタイプ

          どうしても周りが気になる。 周りにいる人たちの言動も気になるし、周りから自分がどう見られているのかも、気になって仕方ない。 「他人はそんなに見ていない」なんて言うけれど、現にわたしは周りの人たちのことを凝視しているわけで、「そんなことないよ」と思う。 ただただ、生きづらい。 SNSが著しく生活に介入してきたこの時代で10代を過ごしてきたことも関係しているとは思うけれど、それにしてもわたしは外見を重視しすぎている気もする。 太っているか、痩せているか。 はっきり言って

          気にするタイプ

          喋り方をカンガエル

          大学の教授で、講義中に「いいですか?」を連発する人がいる。 こちらを舐めているのか、はたまた自分の講義に自信がないのか。 わからないけど、威圧的なその言い方が気になって、内容が全然入ってこない。し、入れようという気が起こらない。 喋り方、というのはその人の人格も見えてくる。と思う。 現に、へにゃへにゃした喋り方の友だち数人は、みんな揃って考えがゆるく、基本的に待ち合わせ時間に遅れてくる。 喋り方って結構大事だぞ、と思う。 わたしは、つい馬鹿っぽい喋り方をしてしまうと、しばら

          喋り方をカンガエル

          過去を振り返ってしまうタイプなもんで

          ふいに泣けてくることが、よくある。 そういうときはきまって過去を思い出してるときで、だいたいが画塾に通っていた2年間のことなんだけど。 部屋を掃除していたら、スケッチブックが出てきたから、開いてみたら画塾で使っていたものだった。 中には、自分を追い詰める言葉と、先生に言われたキツイ一言がたくさん書いてあった。 自分が未熟だったのは、わかる。 でも、いっぱいいっぱいだったんだろうな、ということも、今だからわかる。 追い詰めて追い詰めて、当時30キロ代だった体重は1年で60

          過去を振り返ってしまうタイプなもんで