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想い徒然(言の葉 彩々)/創作 時々リアル

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このひとひらにありったけの想いをこめて、 拙い言葉を綴りました。 小説であったりドラマであったり 時々リアルな、 その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。 ★17歳から書き溜め… もっと読む
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🍁遠くから見て丁度よい 七色に染まる秋の山々🍁

【つぶやき】
週末は晴れるのだろうか…🤔

そろそろ紅葉のピークも後半に入るから、
珍しい風景に出会えないかなと思うのだけれども。🍁

(過去画像再掲載)

懐かしい風

懐かしい風

河べりの 桜並木が紅葉した

木の葉を揺らせて 吹く
この風は
懐かしい
あの頃の 香りがする

季節は巡るけれど
もう 戻らない日々

どれだけ歩いても
あの日に たどり着く事はない

振り向くな 俯くな
顔をあげて
進め 進め 明日へ

お越し下さる皆さまへ
いつも温かなお言葉 御心に とても力をいただいています😊
有難うございます🙏

共に歩む と言うには あまりにも未

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✧.。.:*✨🍁✨✧.。.:*

葉色に踊る光も影も

野を山を 空までも

とりどりに染めあげて

今年も あなたに逢いにきた

束の間の 夢でもいい

あなたに 逢いに

今日の日に 感謝

今日の日に 感謝

見ているに
自然の中に生息するものは 邪な心が一つもない

ただ自然に寄り添って 自然のままに
己と他とを比べるでもなく 己の居場所を守り
それ以上を望まず それ以下にもならない

凛と立つ その姿は
驕ることなく 卑する事なく
ただ在りのままに…

だが 人には
言葉があり 思考や感情があるから
一時の 怒りや
全てを己の意識だけで捉えて
想いのすれ違いや 醜い争いの心が芽生え

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紅蓮華 (ぐれんか)

紅蓮華 (ぐれんか)

現の中に見た夢は

私が想うよりも強く
無限の宇宙に 抱きしめられて
陽炎みたいに揺れながら
咲きみだれている真紅(くれない)の
小さな小さな花の群れ

いつか散るでしょう
その花の
燃え尽きる姿を見せないように

誰にも知られず 片隅に
ポトンと落ちて

一人で静かに 土に還りたいと
願いを込めた

そんな儚い夢でした

繰り返される季節の
雪解けの頃に
もしも 朝の光の中で
私の声が聞こえた

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生命のいく場所

生命のいく場所

幾つもの朝を迎えて
幾つもの夜を迎えて

誰もが 生命存えて来た

あと幾つ 存える事ができるのか
誰にもわからないけれど

わからないという事も
存える意味なのかとも思う

その意味を 知る瞬間が
明日なのか何年先なのか

もう そんな歳になったんだ
改めて気づいた

真夏のシルエット

真夏のシルエット

人を愛することも
未来への夢を見ることも
知らなかった あの頃

夕暮れの砂浜で
君を見たんだ

目の端に残ったシルエット

すれ違いざま 突き抜けるインスピレーション

いつの間にか 微笑むことを覚え
いつの間にか
そこにいるのが当たり前になった

眠らない街の
騒めきに 背を向けて
いつも 二人
星降る浜辺にいたね

並んで歩く足跡すらも
残してはくれない
砂浜に寄せ来る 波と
遠く 雨

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星の数ほどある想いの中で

しあわせ 一つ

この空があれば 生きていける

って 思った

遠い日

…あなたは 変わらず

お元気で いらっしゃいますか?

あぁ…それは ね
とても
心地よい風が吹いたから
心の窓を
ほんの少し開けて
空を仰いでみただけ…
ただ
それだけなの

優しい朝

優しい朝

夜の帳が下りきって
星さえ見えない空を
寝付かれないまま 眺めていた

深い深い闇の底を這うような
鼓動だけが低く響く

息を潜め 夢と現の狭間を 彷徨いながら…
どのくらいの 時が経っただろう

瞼を上げて 耳をすませば
闇を掻き開け 広がる朝の気配

今 私の心を伝うのは

昨日までの 押し潰されそうなほどの
プレッシャーでもなく
数多にある世間の誹謗中傷でもなく

朝が来

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花びらを せいいっぱいに押し上げて あした咲く花


(過去作・再掲載)

月ものがたり

月ものがたり

・・あの子どこの子 月から来た子
裏のお寺で 泣いてた子

みんなみーんな寄って来お
泣いてたあの子も寄って来お

ひー ふー みー よー いーつ むー なーな…
もーーいーぃかーい…
…まぁーぁだーだよー

一跳ね 二跳ね 三つ跳ね
月影探してかくれんぼ

月は まぁるく
なりにける ・・

ーーーーーーーーーーーーー
(つきうさぎ/Mizu.H 過去作再掲載)

蒼き風の城

蒼き風の城

夢も想いも散り落ちて
稚(おさな)き獅子の
無念の叫び 川となり
古の 時の 流れに
浮かぶ城

飯盛の尾根 夕暮れに
蒼き風の さ迷えば
仰ぎ見すれど 夢の間を
鳴き渡る 鳥や哀しき
鶴ヶ城

*。.✩࿐⋆*☆【 水 】*。.✩࿐⋆*☆

Photography: Ikezawa-godhand_ghost
Editor : Mizu.H

ためいき

ためいき

夕闇が そこまで来て
私の影を伸ばしていた光が山に隠れた

フと呟くように 呼んでみたけど
返って来るのは
涙が心をつたう音

待っていたかのように降り始めた雨

洋服を選ぶことも 眉を引くことも
髪を気にすることも
爪を元気色に染めることも

もう ない

路面の水を蹴散らすような
タイヤの跡が
降りしきる雨に掻き消され

ヘッドライトの灯りさえ
待たなくなった

昨日も 今日も
一人には もう

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