見出し画像

会議に出たら (vol 165)

会議に出席する目的は何ですか?

会社ではほぼ毎日、何らかの会議が開催されます。
会議に参加して、「生産性に繋がらないな〜」と感じること、ありませんか?

色々な本にも書いてますよね。会議の生産性の上げ方。

大事なのは会議そのものよりもその後。恥ずかしながら経験的に、本のようにはいかず、議事録を発行してもその後の生産性は上がりません(汗)。議事録を読まない人が大半です。
決定事項、行動内容を残すことに形から入る議事録は重要ですが、参加者一人ひとりの意識を変えることがもっと重要だと思っています。

参加者一人ひとりが、
会議での決定事項を「自分に対する決定事項として認識する」
「自分の役割」と「とるべき行動」を理解することです。

自分ごととして「何をする」を強く認識していなければ、
会議終了後に行動が始まらないことが多いのです。
チョット過激に言うならば、

「自分の行動に影響を与えない」会議には出席する意味がない。

「情報を共有する」だけなら意味がないのです。
「共有した情報をどのように使って、自分の行動に反映させるか」
考える人だけが会議に出席する意味を見出せます

拠点長の私自身もそうです。
   「私自身が何かをしないとダメか」
   「全部任せた時に問題が起きるか」
と考えて、私の行動が不要なら、会議に参加する必要なしと判断しています。
権限委譲の始まりです。

会議出席を目的にせず、会議で各人が行動を決める。
自分の役割と行動を受け止めて会議を終了する。

初歩的な話ですが、基本の「き」をリマインドして生産性につなげようと思い、社内発信しています。

Let's summarize at the end of meetings
What was decided during the meeting,
What was confirmed as the situation, and
What action to take next,    etc.
Can you assert that all participants understand the outcome of the meeting correctly and without omission?
What can we do to improve the performance of the members involved after the meeting?
会議の最後はまとめをしよう
会議の中で決めたこと、状況として確認したこと、次に起こす行動の内容など
参加者全員が漏れなく、正しく、会議の結果を理解をしていると断言できますか
会議後の関係者のパフォーマンスを上げるために何ができるでしょうか?

海外拠点のパフォーマンス向上は、難しいことを要求するのではなく、
   「基本に忠実」を忘れていないか
これを時々リマインド、
   「あっ、そうそう、忘れてた」を減らすところからです。

チョット過激な発信だったかもしれませんね。
最後までお付き合いありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?