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勝手に選択肢を狭めてない?『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』◆読書メモ2019#18

今年は、読んだ本の感想をnoteにメモしていきます。
2019年18冊目は、太田英基さんの『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』です。

近年、各方面で「日本がヤバイ」と言われています。
何がヤバイって、端的に言うならば、(根拠は割愛しますが)この20年間で日本だけ全然成長していないところだと思っています。
で、自分と同じくらいの年代は、いわゆる「逃げ切れない世代」なんです。

この本の出版は2013年とやや古いですが、こういった状況は基本的に変わっていないですし、むしろ加速していると見て間違いないと思います。


とまあ、そういうネガティブな話はさておき、
それ以上に「世界がオモシロイ」から、日本以外も選択肢に入れようぜっていう、タイトル通りの内容の本でございます。
日本がヤバいかヤバくないかっていうのは本当はどっちでもよくて、
表紙に書いてある『自分の「世界」という選択肢を持っているか?』っていうのがポイントです。

実際、自分も「とりあえず」東京に出て就職したクチなわけです。
東京って、やっぱりそういう人多いと思うんですよね。
そういう環境にいれば、それはある程度「普通」のことに感じてしまいます。

でも、それって冷静に考えたらおかしいよね、と。
「世界」は、東京だけでも日本だけでもないわけです。
もっとたくさんの選択肢があるはずであって、本来ならその中で、その時に一番面白そうで、一番自分に合っているところで生きるべきなんです。

もちろん、そういう発想の下で結果的に東京がベストならそれでいいと思います。
単に世界に行くやつがスゴイって話ではなくて、
そういう選択肢を現実的な選択肢として常に持っている人は、思考も行動も根本的に違うよねって話です。

全くの正論だと思います。
実際、僕の知り合いにも海外で勉強や仕事をしている人が何人かいますし、
何度か海外旅行に行ったり、あるいは日本の田舎に旅行に行ったりする中で、なんとなく東京だけで考えている自分に違和感は感じていました

「じゃあどうすればいいのさ」っていう人のために、
そのための考え方ややること、具体例などが書かれている本です。
今の自分に何となく違和感を感じている方、一度読んでみてはいかがでしょうか?

とりあえずワーキングホリデーのセミナー申し込んだので、今度行ってきます。


タメになる度 :★★★☆☆
文章の読み易さ:★★★★★
分かりやすさ :★★★★★
総合オススメ度:★★★★☆


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