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日々の暮らしノオト

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その日出会ったこと、自宅バルコニーの花や果実の収獲、旅や伊豆の思い出など、徒然なるままに、ティータイムにほっとひと息入れる感じで綴っていきます。
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記事一覧

ニキ・ド・サンファルとの奇跡的な出会い

ニキ・ド・サンファルとの奇跡的な出会い

ニキ・ド・サンファルに初めて会ったのは、1981年6月。パリ郊外の彼女の自宅を訪ねた時だった。当時、私は世界各地で女性アーティストに会い、ひとり1枚の肖像を撮影していた。

ニキが1960年代、スウェーデンのストックホルム近代美術館に、2人のアーティストとともに作った巨大な女性像「HON(ホーン)」のことを知り、ぜひこのアーティストに会いたいと思った。結果として10年以上にわたり、ニキを撮影するこ

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ニキ・ド・サンファルの映画、もうすぐ完成です!

ニキ・ド・サンファルの映画、もうすぐ完成です!

昨年末より再開しましたニキ・ド・サンファルの映画の制作ですが、何とかゴールが見えてきたところです。10月完成予定でしたが、もう少し時間をかけて、ブラッシュアップしたいと思っています。

年内に完成の目標で進めています。写真家として映像にこだわりがあり、秒単位で修正しているのが良いのか悪いのか。付き合ってくれている映像編集者には、感謝、感謝です。

写真はドイツ、ハノーファー市内、ライネ河岸に立つ「

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掲載報告『オセロー』の悲劇のヒロイン、デスデモーナに捧げられたバラの物語を書きました。

掲載報告『オセロー』の悲劇のヒロイン、デスデモーナに捧げられたバラの物語を書きました。

久しぶりにWebマガジン『Garden Story』に、「バラの名前の物語」の記事を書きました。今年のわが家のバルコニーのニューフェイスのひとつ’デスデモーナ’についてです。デスデモーナはW.シェイクスピアの四大悲劇のひとつ
『オセロー』のヒロイン。純粋無垢なヒロインがいわれもない陰謀によって死に至る物語は、その過程の心理劇としての巧みさから、初演から400年経った今でも世界各地で上演されています

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掲載報告:英国ヴィクトリア女王の名前のバラと出会いました。可愛い!

掲載報告:英国ヴィクトリア女王の名前のバラと出会いました。可愛い!

ご報告が遅くなりましたが、Webマガジン『Garden Story』の連載記事、「バラの名前、出会いの物語」の最新版が出ましたので、お知らせいたします。コロンとした可愛らしい花姿ですが、とても元気で、ぐんぐんと枝を伸ばしています。昨年秋に植え付けた、わが家のニューフェイス!

掲載報告:我が家のバラが、合田ノブヨさんのボタニカル・エッグに!

掲載報告:我が家のバラが、合田ノブヨさんのボタニカル・エッグに!

Web マガジンGarden Story の最新記事が掲載されました。今回は「松本路子のルーフバルコニー便り」のシリーズから、合田ノブヨさんと共有した時間について綴りました。ご興味ある方はご覧ください。

『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』が届いた。

『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』が届いた。

1冊の本が届いた。『ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒』。著者の島﨑今日子さんからで、何年も前から企画を聞き、また週刊文春の掲載時の熱量に圧倒されていたので、単行本として出版されたのが、とても嬉しい。不定期の連載は2年にわたり、見逃した回も多い。これからじっくりと読んでみたい。

島﨑さんには『安井かずみがいた時代』『森瑤子の帽子』などの著書があり、インタヴューの名手として知られる。ひとりの人

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掲載報告 根津美術館で『燕子花図屏風』を見て、庭園散歩。

掲載報告 根津美術館で『燕子花図屏風』を見て、庭園散歩。

ご報告が遅くなりましたが、Web マガジン『Garden Story』の掲載記事です。庭園のカキツバタの花期は終わりましたが、写真で楽しんでください。

掲載報告:桜の季節に、練馬の牧野記念庭園を訪れた記事を書きました。

掲載報告:桜の季節に、練馬の牧野記念庭園を訪れた記事を書きました。

Web マガジン『Garden Story』の庭園めぐりシリーズの最新記事が掲載されました。noteでは牧野富太郎博士が名付けたとされる、桜’仙台屋’の由来を書きましたが、こちらは牧野博士の生涯、記念館資料などを中心とした庭園のお話です。

掲載報告~フランスの文豪モーパッサンの名前のバラについて書きました

掲載報告~フランスの文豪モーパッサンの名前のバラについて書きました

Webマガジン『Garden Story』の連載記事の最新版が掲載されました。
今回はフランスの文豪モーパッサンに捧げられたバラについて綴ったものです。代表作『女の一生』を改めて読み直しての感想を交えて、作家の人生の断片にふれてみました。

掲載報告~ダイアナ元妃に捧げられた2つのバラの名前。

掲載報告~ダイアナ元妃に捧げられた2つのバラの名前。

Web マガジン『Garden Story』の連載記事『バラの名前物語』。最新版は、英国のダイアナ元妃に捧げられた2つのバラ『プリンセス・オブ・ウェールズ」「ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ』について綴りました。没後25年を経た現在でも、人々の記憶の中に鮮やかに生きるひとりの女性と、気品あふれるバラについてです。

掲載報告 ~古代エジプトの王妃の名前を冠した、ミステリアスなバラについて書きました。

掲載報告 ~古代エジプトの王妃の名前を冠した、ミステリアスなバラについて書きました。

Webマガジン『Garden Story』の連載記事「バラの名前物語」。今回は神秘的な胸像で知られる、古代エジプトの王妃ネフェルティティに捧げられたバラについて綴りました。謎多き王妃の人物像の断片を辿ることは、3000年の彼方への歴史旅。バラの名前が時空を超えた物語に誘います。

掲載報告:『星の王子さま』の作者の名前のバラがあります!

掲載報告:『星の王子さま』の作者の名前のバラがあります!

Web マガジン『Garden Story』の連載記事「バラの名前物語」。今回は『星の王子さま』の作者、サン=テグジュペリに捧げられたバラについて綴りました。『星の王子さま』は子どもの頃に読んだ、ファンタジックな物語ですが、今読み返すとさまざまな言葉の隠喩に気づかされ、新たな発見があります。

掲載報告~シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』にちなんだバラ’スウィート・ジュリエット’について。

掲載報告~シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』にちなんだバラ’スウィート・ジュリエット’について。

Webマガジン『Garden Story』連載の最新記事が掲載されました。今回はオフィーリアに続き、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』にちなんだバラ、’スウィート・ジュリエット’について書きました。写真はわが家のバルコニーで20年以上咲く’スウィート・ジュリエット’です。

掲載報告~シェイクスピアの『ハムレット』にちなんだバラ’オフィーリア’について~

掲載報告~シェイクスピアの『ハムレット』にちなんだバラ’オフィーリア’について~

Web マガジン『Garden Story』の連載記事「バラの名前・出会いの物語」、掲載のお知らせです。今回は’オフィーリア’という名前のバラ、戯曲『ハムレット』、絵画や文学に現れたオフィーリアなどについて書きました。