萌萌子

よく眠る省エネタイプ

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最近の記事

真友のはなし

 不思議な感情が湧く、そんな友人はいますか。不思議な感情とはなんとも説明し難いのですが、一緒に居ると心の奥底がじんわりと温かくなるような。その子の笑顔を見て、嬉しくて泣きたくなるような。これから先、何があっても無条件にずっと大好きなんだろうと確信できるような。そんな友人がわたしには一人います。  ここでは詳しく書きませんが、彼女とは、お互いの立場があり、フェアではない関係でした。立場がある以上は、一線を引いての関わり。特別視は決して許されません。お互いの立場が解けたときにやっ

    • 何故近親相姦的関係はタブーなのか?

       実は先週コロナ陽性になってしまいまして、暇を持て余した私に友人が送ってくれた本が、桜庭一樹さんの「私の男」でした。友人、そのチョイスよ、、、。表紙から分かる、絶対重くて暗いやつじゃん!!!逆にコロナ悪化しそうだわこれ!(笑)とツッコミを入れたくなるが、もともと私、救いようのない話が好きだ。流石は私の友人。よく分かってる。以下、あらすじ引用。  近親相姦という禁忌を犯した親子の物語。ネタバレ含むので見たくない人はストップ。では行きます。  花と淳悟は、「遠い親戚」と周囲の

      • ストイックを考える

         ”ストイック”であることが良いという風潮の世の中。ストイックの意味を検索してみると「禁欲的に身を厳しく持するさま」と出てきた。ほうほう。格好良いではないか、、、。ちなみにストイックの反対は”エピキュリアン”。快楽主義らしい。  どちらも欲深くなかれ。ストイックは理想・目標を定めそれに向かい禁欲的に身を厳しく持する。一方、エピキュリアンは欲に屈するのではなく現状のなかにある快楽を得ることで幸せになろうねっていう考えである。  人間がこれまで発展してきたのは”ストイックさ”の

        • ネイルデビューしたよ

           自分の爪は丸くて小さく正直コンプレックスでした。ネイルをしても自爪の形の悪さが目立つだけでしょ・・・そう今まで思っていました。そんなわたしもひょんなことからネイルデビュー。 仲良しのネイリストさんが「大丈夫、その人の爪に似合うようにデザインするから」とその言葉を信じていざ!!!! ひゃあ~~可愛い!!!わたしの爪、相変わらず5歳児みたいだけどなんかかわいい!自分の爪が人生で初めて愛おしく見えました。職場は目立つネイルはNGなので控えめに。春らしくピンクと黄色。そして金の

        真友のはなし

          10さいの思ひ出

           10歳の頃、叔母と「崖の上のポニョ」を観に行きました。叔母のことをわたしは<いづみおねえちゃん>と呼び慕っていました。ふたりで映画に行ったのもこれきりだったので、いづみおねえちゃんとの印象深い想い出の一つなのです。  映画を観に行ったのは隣町の古びた某ショッピングモール。わたしたちがポニョを観に行った翌年あたりにその映画館は潰れました。当時わたしは10歳の子どもでした。いづみおねえちゃんは40歳くらいだったかな。おねえちゃん、なんて歳でもなかったけど昔からおねえちゃん、っ

          10さいの思ひ出

          スペシャルおやつ2

          やっと秋らしい気候になってきました。わたしとしましては秋を感じたい。旬のものを食べたい!とのことで・・・どどんっ!!無花果のタルト。本来この時期は無花果のパフェやらタルトやらカフェへ出向き食べるのがお決まりだった訳ですが、コロナでおうち時間が増えまして。チャレンジ!!!!中身はシンプルにカスタードクリームです。無花果を贅沢に二つつかっちゃいました。 無花果ごと焼くバージョン。ちょっとこっちは大人向けでした。シナモンを一振りするとさらにおいしい。秋の味。自分で作ってみるのもい

          スペシャルおやつ2

          スペシャルおやつ

          ブルーベリータルト 祖母が作ったブルーベリーをつかって。焼き上がりのフワフワ。冷やしてしっとり。ブルーベリーの甘酸っぱさが最高です。 ドライフルーツのウイスキー漬け パウンドケーキ 1か月半ウイスキーに漬けたドライフルーツをぎっしりと。焼き上がりにウイスキーシロップをたっぷり染み込ませました。オトナのおやつ。 お珈琲ゼリー たくさん食べちゃうわたしに気遣ってお砂糖がちょっとの、ビターな珈琲ゼリー。祖母お手製なのです。その気遣いをよそにon the アイス。ごめん

          スペシャルおやつ

          行ってきました。キャンプ

          21歳にして初めてのキャンプ。本当はグランピングしたいなって思っていたんですけど、予約がいっぱいで・・・☆でもキャンプにして良かったな💛と今は思っています。丁度台風来るね、ん、天気やばそうだねっていうような日に行きました。案の定天気は悪く、土砂降りでしたね。友達二人と居たから楽しく過ごせました。さて、今回は初めてのキャンプ、印象に残ったことを語っていきたいなと思います。 ①ごはん張り切りすぎた問題これは初心者あるあるじゃないでしょうか。あれも食べたいこれも良いね!と沢山の食

          行ってきました。キャンプ

          籠城

           外はあり得ない暑さ。自室を閉ざし、クーラーをつける。そして大好きな音楽をかける。ベッドの良い位置にふかふかクッションを置く。そうしたらわたしのお城が完成する。  ひとりの空間ってたまらない。楽。楽。楽。人の居る空間って家族でも友達でも誰でも多少なりとも気を遣うし合わせるから、疲れる。その分刺激的で楽しいけども。物事を共感したり、この景色綺麗ねってするのは好き。同調するのは嫌い。そういう集まりはエネルギーを使うから(コミュニティの収穫はあるのかもしれないけど)嫌い。 自由

          お花畑モード加速中

          数年ぶりに少女漫画を購入しました。購入したのは椎名軽穂先生の「君に届け 番外編 運命の人」。もう絵がうるうるのキラッキラ。表紙の透明感。素敵です💛前作「君に届け」も学生時代に読んでいました。 ↑↑♬2巻一気買い♬  登場人物のキャラクター性、駆け引き、ストーリーの展開、、、。もう終始にやにやが止まりませんでした。少女漫画の尊さよ、、と。読み終えたとき、幸せな気持ちになりますね。しかし、私にはある注意点があるのです。それは「脳内お花畑モード」。私はよく家族、友人から「地に足

          お花畑モード加速中

          ラ・マール

           子ども時代、海の近くで暮らしていた。田舎町だったのでもちろんショッピングモールやカラオケはない。スーパー、ドラッグストア、そして品ぞろえの少ない百均。遊ぶ場所は友達の家か、町の古びた公民館、そして海。夏は友達と海に行き、潮干狩りをしたり、砂で遊んだり、海のちょっと深いところへ入ってみたりもした。海で友達と恋バナをしてはしゃいだのも良い思い出である。また、小学生高学年にもなると一人でも海に行き、物憂げに眺めた。子ども時代は海とともにあったと言っても過言ではない。そんな子ども時

          ラ・マール