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バリー・リンドン(1975年)【リンドンチンドン。映画感想さまのお通りだ。道を空けろ。あ、やめろ。道で用を足すな!】

スタンリーキューブリックがいざという時にとっておいた、
ストックシナリオ。
いざという時が来たので映画化したようです。

部隊は1700年代。フランス革命前の旧き時代のイギリス。
貧しい人々のひとりとして生まれた主人公、
バリー・リンドンは、
幸運と才能と悪辣さその他諸々を駆使して、
貧しい貧民の立場から、
大貴族の身にまでのし上がる。
だが栄光もつかの間、また没落し、元の貧民に戻る。
そうした物語です。

もうちょっと細かくやろうと思いましたが、
ウィキとかにあらすじが載ってるので、まあそれでいいかと思います。

バリーリンドンは、女を巡る戦いで、故郷を逃れて大陸に行き、
行った先で、イギリス軍に入隊することになり、
さらに相手側のプロイセン軍に入隊することにもなり、
(7年戦争だった)

ついには逃げ出して、カジノの有名人物になり、
そこからとある貴族夫人の夫に収まって、
貴族に成り上がるという感じです。

(けっきょく書くんかい)
でも、すべては書かないでおきます。
このあと、どういうどんでん返しがあるかは。

この映画では、
当時の1700年代18世紀の欧州社会が、映像化されています。

フランス革命前の世界は、貴族と平民の間に明白な壁があります。
平民から見る田園と、貴族の城から見る田園の姿はまったく違うのです。
そういう映像が良くとれていて、
歴史映画としてはよく出来ていると思うのです。

決闘も、当時の銃は射程が短かったから、
お互いに立って交互に撃ち合うんですよね。
10メートルくらいで。
今だったら勝負にならないです。
うまい人なら先に売った方が100%勝ちますね。
でも狙って撃っても当たらないから、
ギャンブルの要素がある。
だからこその決闘。

今回はこれくらい。
同じnoterの人で、この映画の記事を書いていた人がいたので、
リンクを貼っておきます。

平たく言うと仏教説話の、
元の木阿弥の話を、ヨーロッパを舞台にやった作品。
しぶい。これがリベラルアーツってやつか?

☆★タイトル画像はフランスの城なので無関係です。雰囲気で。

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