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未来世療法 運命は変えられる(著:ブライアン・L・ワイス)【未来世では、僕は読書紹介だったんだ。「過去形?」】

前世療法ってあるじゃないですか?
サイコセラピーとかで、催眠治療をやって、
本人も忘れてしまった昔の記憶を思い出してもらおうとすると、
なぜか前世の話を思い出してしまう。
本当のトラウマ体験はそちらだった!?

そして前世のトラウマを自覚させると、問題が解消されるという。

しかし、この話には続きがあり、
なんと催眠誘導で来世も観ることが出来たらしい。

もちろん未来の体験は、常に変化します。
クライアントが前向きに生きるようになったり、
こだわりを失くして曇りのない眼で現実を見れるようになったりすると、
明るい幸福な来世に替わります。

まあ、そういう本なんですわ。
一言でいうと。
著者の先生はニューヨークの精神科医。
(よく耳にするけど)
まず前世療法の話を書いたらそれがメガヒットして、
次いで書いたのがこちら続編「未来世療法」らしいです。

科学的な根拠についてはまったく述べず、
あくまでカウンセリングの一環として、
クライアントの人生に良い影響を与える手段としてのみ、
と使用法を限定しています。うまいなー。

ちなみにこれは前世療法の話ですが、
ユダヤ系のお子さんの前世トラウマの中には、
(ニューヨークだからかな)
なぜかナチスのUボート兵士だったりするお子さんが多くて、
またなぜか日本のカミカゼパイロットだったお子さんもおられるとか。

本書、未来世療法においては、
イスラエル国籍を持ち、
イスラエルに対して強い感情的同一感を持つ女性が出てくるのですが、

来世がなんと、
パレスチナの少女の話になっていて、
やはり憎しみが憎しみを生む連鎖から逃れられない。

その女性をクライアントとしてワイス先生がカウンセリングしたところ、
来世はハワイでホテル経営するビジョンに替わったそうです。

ワイス先生によると、
敵対したり憎しみあう民族は、
来世で相手方に生まれてしまうことが多いらしいというのですが、
これまた面白い話ですね!

((道理で小難しい屁理屈をいう日本人が、最近多いわけだ))

来世で、韓国人イケメンタレントに生まれ変わったりしないよう、
皆さんもお気をつけて。
(いや、どうなんだろうな? 勝ち組人生なのかな? 逆に狙うか?)
 
どちらかというとオカルト・スピリチュアルで楽しまれるテーマですが、
いちおう本書はあくまでカウンセリング治療に使う、という建前で、
どちらかというと仏教テーマでの哲学本に近いかも。

良く生きるためには。
という哲学に関する本だと私は感じました。
これはパワーのある本ですよ。

追記:さて私が輪廻転生思想を信じているのかというと、
しっくりはくるのですが(仏教徒だから?)
それを信じて生活の中心にすることはありません。
それくらいの距離感で楽しむのがいいと感じてます。

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