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2020年2月の記事一覧
話を聞かない森本くん
「君とのラブストーリー、それは予想通り。いざ始まれば、一人芝居だ。ずっとそばにいたって、結局ただの観客だ」
「森本くんが芝居をしてるの?それともあたし?どっち?」
「もっと違う設定で、もっと違う関係で、出会える世界線、選べたらよかった」
「違う世界線でも、あたしは森本くんとは結婚してないと思うよ」
「グッバイ。それじゃ、僕にとって君はなに?」
「友だち」
「答えは分からない」
「分かるよ、友
この!役立たずの犬め!
1、2年前に使っていたネタ帳を開いてみた。
ネタ帳、と言っても、ちょこちょこっと書きつけただけのもので、一時期あれやこれや話のプロットなんかを考えていた、小さなノート。
イラスト付きで人物像を丁寧に書いているのは良いのだけど、もう考えに考えすぎて、『嫁ぎ先の古い蔵の中でイラストを書いて生活し、山姥扱いされている貧乳の女性』とかいう扱いきれない濃いキャラを作り出しちゃっている。濃い。濃いわ。