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日記系

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日記、それは雑記。
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記事一覧

魂に触れるみたいに

魂に触れるみたいに

宗旨変えをしたかもしれない。

ここ最近、どうも書く気が起きなくて、それは子育てによる時間のなさのせいだけではなくて。
体のせいもあるんだけど、それだけでもなくて。

なんだかこう、なにが面白いか分からなくなってしまって、うっすら呆然とした心持ちでずっと過ごしていたら、ちょっと鬱っぽいなと思って、そしたらこの先の人生を思って余計憂鬱になったりして。
情熱がなくなったら終わり、と、そう思って生きてい

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寝室のトットットちゃん

寝室のトットットちゃん

先日、「ネントレ(泣いてる子をあえてしばらく放置したりして、1人で寝付けるようにもっていく)は虐待か否か」論争を見かけた。
「親への諦めを学習する」という意味で虐待になる、というのもまあ、感覚としては分からなくもない。
でも、ある程度の諦めは学習すべきでもあるし。
難しい。

ただ分かるのは、うちの娘にネントレしたら、本当に虐待みたいになってただろうなってこと。
だってうちの娘は、マンションの一室

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子持ち様

子持ち様

先日、赤ちゃんを抱いて自宅マンションのエレベーターを待っていると、知り合いのおばあさんに遭遇した。
おばあさんは「もうこんなに大きくなったのね」と赤ちゃんに目を細めたあと、そうそう、と付け足した。
「上のお姉ちゃんは、何歳?」
五歳ですというと、まだ五歳なのに、達者よね、とおばあさん。
「パパに(対してお喋りが)、すごいじゃない」

そうなんですよもう達者で、と応じておばあさんと別れ、家に帰って、

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君たちはどう生きるか公開初日考察メモ

君たちはどう生きるか公開初日考察メモ

宮崎駿監督の最新作。
前情報なしの公開だったので、じゃあせっかくだから周りの情報を完全にシャットアウトして、公開初日に映画を見ようとチケットを取りました。

夫に子どもを任せ、家を出たのが夕方五時半。
いつもなら夕食を終え、子どもたちを風呂に入れる準備をしている時間。こんな時間から一人で外に出るなんて、いつぶりだろう。

すっごくドキドキした。
私にとってはこれは夜遊びも同然。
生まれたての雛のよ

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#匿名超掌編コンテスト でした

#匿名超掌編コンテスト でした

板野かもさんのこちらのコンテストに参加したので、手の内など記録しておきます。

お題は、「試」の文字を含めた500字掌編。
短いしとっかかりやすいし、何より匿名コンは人狼ゲームみたいで楽しいし参加しよう、と決めたのは良いんだけどなんせ私という人間は締め切りがないと動けない。

事前受付期間 最終日の 1/25、美容院で頭を洗われながらぼんやり、あー何をテーマに書こうかなと考えていた。で、ああ、醜形

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ママだってイカちゃんになりたいし

ママだってイカちゃんになりたいし

ご無沙汰しております。
なんか、ちょっと前までワイワイやってた人たちがどんどんいなくなっていっている気がするんですが、なんだろう、オンラインでも寒さが身にしみますね。

今の私は、端的に言うと、「10年来縛られていたものから開放されて呆然としている状態」です。
縛られていたもの、それは、子どもを産みたいという謎の衝動。謎ではないんだけどね、でも謎。本当に衝動だったから。

産後は鬱っぽくもなったり

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いつまでも、我が子を我が子にしたいひと

いつまでも、我が子を我が子にしたいひと

「まあ、そのほうが気兼ねせんでええし」
と義母が言ったのは、義実家が義兄抜きで旅行に行くという話の最中だった。義兄は義姉の結婚相手なので、義実家とは血がつながっていない。義実家のオリジナルメンバーではないのだ。そのことを、義母は言っていた。

変な空気が流れる。当然だ。だって私だって義母からしたら義理の娘で、オリジナルメンバーではないのだから。
失言といえば失言。
しかしある意味、私のことを実子の

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届かないタイプの夢

届かないタイプの夢

ディズニーランドに行く。
娘の初めてのディズニー。4歳になる前に行けば安くですんだのに、わざわざ4歳になってから、入園料を払って行くディズニー。
できるだけ楽しんでもらいたくて、日夜情報を集める父母。

そうして、何日も前からディズニーを楽しみにしているご家庭はきっとこの日本にごまんとあるだろう。
なんせディズニーリゾートには夢がある。子どもが目をキラッキラに輝かせて夢をみる夢の国。
私もだいすき

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ひやひや、ひやのひやーきおーがん

ひやひや、ひやのひやーきおーがん

夏休みを経て、娘たんまんの癇癪がめっきり減った。
夏前には、アスファルトの上で寝転がって十分も二十分もギエギエと泣き叫んでいたあの子が。癇癪を起こさず不機嫌になるという術を覚えた。

なんでだろう。

思いつく理由は三つある。
1.鍼の効果
2.充実した夏休み
3.シンプルに成長

1.鍼の効果

実は夏前から、私の鍼灸の施術のついでに娘にも施術をしてもらっている。大人と違い、釘みたいなやつでしつ

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パワースポットならぬパワーパーソン #呑みながら書きました

パワースポットならぬパワーパーソン #呑みながら書きました

あーやばい。呑み書きのがしたわ。

鍼と生理のダブルパンt理で死んでたので。
時間がないので本当に思いついたことをそのまま書こうかな。

「弱っていっるときが、本当の姿なので」
とね、先日鍼の先生に言われたの。それがこうm,ぐさっときた。だって自分の好きな自分じゃないからね。こないだ弱ったときなんかさ、ああ俺死ぬの怖いなぁなんて鬱っぽくなったりしてさ、まあ結局自分の体が弱っていたわけなんだけども、

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「ドのつくストレートやから」

「ドのつくストレートやから」

「わたし、ちょっと前まで彼女みたいな子がおって」
幼馴染にそう告げられたのは、大学一年のころだった。平然を装った何気ない調子で切り出した彼女には、それでも少しの緊張感が漂っていた。

へえ、それはどこで出会ったん?
それってどうやって付き合うみたいな感じになるん?
なんで別れたん?

私は興味津々で聞いた。女性が女性と付き合うのが物珍しかったからではない(そういう友達は他にもいる)。そもそもの話と

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母のこと

母のこと

これを書いておかないと次に進めない、みたいなのってありますよね。今回はそれです。昨日これを書いて、よる夫と話してエンエンしたら今朝すっきりしました。身体もすっきりしてるので、まぁた鍼灸のダウンタイムのせいだった気もするのだけど。あるいは、お盆の、なにか。
ちょっとセンシティブな内容なので有料にします。

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日々のよしなしごとを

日々のよしなしごとを

私はいまだ産後の中にいる。
心身ともに不安定な日々の、つれづれなる書き残し。

産後から、鍼灸師にお世話になっている。なんだかとても感覚派の人で、身体の悪いところを刺すと、「ひぃ!」とか「あぁ!」とか呻きながら、ゼエハアしだす。ふざけてんのか、わざとそういうリアクションを取ってんのかと思いきやそういうわけでもないらしい。そしてなぜだろう、そういう人の鍼ほどよく効く。長年IBS(過敏性腸症候群)で便

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HAPPYにいきる☆

HAPPYにいきる☆

って書いてる人、いませんでした?
「今年の目標」とかの欄に。

HAPPYに生きる☆
たのしくすごす!

って奴。だいたいいつもソワソワしてるタイプの奴。私はそういうのを見るたび、「内容薄すぎやん」「そんなん誰でも出来るやん」と馬鹿にしていた節がありました。
これまでは。

30を超え、妻となり母となり、「子どもから見たわたし」を常に意識するようになって今、ようやく私はその難しさ重大さに気づき始め

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