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近況のお知らせ、です!

ここでは、記事執筆やイベント出演など、近況雑記風に、さいきんの動きを報告したいとおもいます。


◯「朝日新聞」関連


4月12日に朝日新聞デジタル有料会員向けに「日はまた昇る ―― ”冷たい炎”に透けた願い」という見出しの記事が投稿されましたが、同記事が4月14日付けの朝日新聞夕刊の5面に掲載されました。中身は、UNDERCOVERの2022年秋冬ウィメンズ・コレクション評なのですが、デザイナーの高橋盾さんは、このコレクションには「なくしてしまった”着飾る”自由を楽しめる時代が来てほしい」という願いがこめられている、と述べています。新聞販売店にはもうないとおもいますが、図書館にはあるかも、です。もちろん、朝日新聞デジタルの有料会員のかたは読むことができます。チャンスがあったら見てください。

◯テレビ番組関連


4月14日の朝日新聞夕刊での記事掲載の翌日、テレビ朝日で午後8時から放映された1時間番組「マツコ&有吉 かりそめ天国」のなかで、有吉弘行さんとマツコ・デラックスさんが、僕のファッションなどについてとても好意的に言及してくださいました。僕じしんは出演していませんが、写真を2点、番組内で流していただきました。見逃し配信(TELASAなど)で見ることができるようですので、お時間あれば……。

◯「KYOTOGRAPHIE」関連


それよりおよそ1週間ほど前の4月9日(土)、午後3時から4時半まで、京都文化博物館・別館で、後藤繁雄さん(編集者、アートプロデューサー)と公開対談をおこないました。同日から5月8日までの会期で開かれた「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のもと、京都市内各地でおこなわれた写真展のうち、CHANELが後援したギイ・ブルダンの「滑稽と崇高」(The Absurd and The Sublime)というタイトルの写真展(10時~19時 京都文化博物館 別館)の関連イベントとして行われたものです。ギイ・ブルダン(1928-1991)は、1950 年代中期からおもにフランスの「VOGUE」誌を拠点に活躍したファッション写真家で、シャネルの広告写真などもふくめて、ストーリーへの想像力を誘発するシーンのなかにファッションをさり気なく、しかし、すぐれて戦略的に配置した写真によって、いまも輝きを失わない数々の名ショットをものにした人です。後藤さんとの対談のテーマは「ギイ・ブルダンの妄想」。このトークの模様はいずれ「KYOTOGRAPHIE」のサイトにアーカイヴされる予定と聞いています。その詳細がわかったら、お知らせしたいとおもいます。


◯雑誌への寄稿など


{その1}
3月1日発売の『CAR GRAPHIC』誌4月号の「創刊60周年記念企画」として組まれた「特集:投票で選ぶ”偉大なるスポーツカー60”」に寄せて2ページのコラムを書いたことはすでにお知らせしてある通りですが、4月1日発売の同誌5月号の「創刊60周年企画 第2弾」の「投票で選ぶ”偉大なるカーデザイン60”」の特集にも、2ページのコラムを寄稿しました。このコラムでは未来派やアール・デコ、そして、ル・コルビュジェなどの自動車デザインへの影響を取り上げています。さらに――。同誌5月1日発売の6月号からは、巻頭のコラム欄「Four at the Corners」のなかの「from Outside」を担当することになりました。伝統ある『CAR GRAPHIC』誌の連載コラムの執筆者の一員になったのは名誉なことです。第1回目ではイーロン・マスクに触れつつ、電気自動車について、いまおもっていることを書きました。現在、発売中です。

{その2}
4月26日発売の『ENGINE』誌6月号の巻頭特集「フランス車の”天国”と”地獄”」のために、「いつ乗っても美味しい!」というタイトルの記事を寄稿しました。自動車快楽の基軸は、「速度の錬金術にではなく運転の美食趣味にある」というロラン・バルトのシトロエンDSにたいする評言をヒントに、フランス車についておもうところを、いまも乗っているシトロエン2CVをはじめとした僕のフランス車遍歴をめぐりながら書きました。豊富な写真とともに4ページのスペースを割いています。ぜひ、読んでください。これも発売中です。

{その3}
やや遅きに失したお知らせの観なきにしもあらずですが、3月25日に発売されたユニークなカルチュア誌『フリースタイル』51号の巻頭コラム・ページに、映画『ドライブ・マイ・カー』を題材にしてコラムを書きました。タイトルは、「”ドライヴ・マイ・カー”を謳歌せよ」で、この映画が、性的トラウマをめぐる男の妄想を主題化した物語であることを論じていますが、『フリースタイル』のこの号では「極私的偏愛 SONGS BEST 5」という大特集が組まれており、江口寿史さんはじめ多士済々の顔ぶれが楽しめます。小林泰彦さんの画つき連載もおすすめです。


◯イベント登壇


{ブルガリ}
4月4日に、東京・銀座のブルガリ銀座タワーで開かれた「BVLGARI “オクト“ 10周年記念イベント」のための記者会見に、山下智久さん、宮島達男さんとともに出席しました。この会見の席上で、昨年11月にブルガリとコラボして「オクト フィニッシモ 宮島達男 日本限定モデル」をデザインした現代美術家の宮島達男さんご本人から、4月9日が誕生日の山下さんに、「無限」や「永遠」をも意味する∞記号に通じる数字の「8」をダイアルに配した同モデルの1本がプレゼントされる、というサプライズ演出がありました。「永遠」を手首に巻く!といったところですが、このイベントの模様は、「鈴木正文YouTubeチャンネル」に、5月16日にアップされました。

{ラルフ・ローレン}
4月27日、東京・銀座の「ラルフ・ローレン銀座店」で、富永愛さんとともに、『ラルフ・ローレンのポロシャツ』(”Ralf Lauren’s Polo Shirt”)という米Rizzoli社刊の500ページ超えの浩瀚な単行本の世界同時発売記念イベントに出席しました。その模様の一部を僕のインスタグラム(masafumi_suzuki_official)にアップしたので、チェックしてください。この記者会見の模様も、いずれ「鈴木正文YouTubeチャンネル」に取り上げる予定です。そうそう、銀座店の2階には、貴重なヴィンテージものふくめ、スペシャルなポロシャツがたくさんありました。お店へ急げ!


◯YouTubeチャンネルとINSTAGRAMについて


YouTubeチャンネル
4月15日に第1話をアップしました。まずは「自己紹介」が主内容でしたが、5月16日に「ブルガリ」のイベント出演の模様を第2弾として上げました。第3話までは収録ずみで、現在、営為編集中です。ご期待ください!

{INSTAGRAMアカウント}
masafumi_suzuki_official」に、原則、毎日1本投稿するように心がけているので、チェックしてください。


最後に「おまけ」


 「note」に記事を上げるのは、「高梨沙羅選手と寅さん」のあと、これが2回目です。最初の投稿のあと、ご承知のように2月24日に、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がおこなわれ、5月17日の現在も、ロシアとウクライナは交戦中です。ロシアの、というかプーチン率いるロシアの、不法な軍事作戦が即刻停止されるべきことはいうまでもありませんが、この、おもいがけないかたちでおきた「戦争」をどのように受け止めたらいいのだろうか、ということを、このかんずっとかんがえてきました。その受け止めの一端を、6月1日に発売される『CAR GRAPHIC』誌7月号の巻頭の僕のコラムに書きました。
「国のために死ぬ」ことをめぐる1930年代のヘミングウェイの書き物をフックにした文章です。チャンスがあったらぜひ、読んでください。
 
これから、あまり間を置かずに、「note」に記事を上げたいとおもっています。戦争反対!


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