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新元号が発表されました

新しい元号が発表されました。
「令和」だそうです。
生前譲位ということもあり、祝賀ムードにあふれています。

しかし、占い師の私としては「?」と思ったのです。
「祝ってばかりはいられないぞ」ということです。

元号というのは、次の時代の繁栄を願ってつけられます。
それは当たり前のことなのですが、年号を考える人たちは潜在意識で何かを感じているから、ある言葉を選ぶのです。

よく「名は体を表す」と言いますが、名前にその人の人生を左右するチカラなどありません。
例えば「優子」という名前は「優しい子が生まれたからつけた」のではなく(もしそうだったら、親はみんな占い師です)、「優しい子になってほしいからつけた」のです。

元号は、もちろん次の時代にかけた願いはあります。
しかし、それと同時に、次の時代から潜在意識が感じたことも込められています。

例えば「昭和」の「昭」は、「日」が「刀」と「口」を持っています。
「日の丸が武器を持ち、言論を抑えた」、つまり戦争に入るということ、そして「その後に平和が来る」ということです。

「平成」が発表されたときは、占いの世界では「この時代は荒れる」という予測が出ました。
「たいら」と「なる」という「ラ行」の言葉の組み合わせだったからです。
音霊(おとだま)の世界では「ラ行」には「荒れる」という意味があります。
そのラ行を重ねているので「かなり荒れる」ということになるのです。

最近「『平成』は、読んで字のごとく、明治以降で唯一戦争のない平和な時代でしたね」などと、後出しジャンケンのようなことを言っていいるキャスターがいました。
それを聞いて「この人は、何を言っているんだろう?」と思いました。

確かに戦争はありませんでしたが、平成は占いの世界で予測されていたように「荒れた時代」でした。
平成に入る直前にバブルが飛び、「失われた20年」という暗黒時代を経験しました。やっと抜け出したかと思えば、今度は「リーマンショック」が金融界を襲いました。

そして「平らに成る」ですから「破壊がある」という意味です。
阪神大震災と東日本大震災という未曾有の大災害も起きました。
「平成は大いに荒れた」のです。

では「令和」はどういう時代になるのでしょうか。
「令」はラ行ですから、引き続き「荒れた時代」になります。
金融で荒れるのか、自然災害で荒れるのか、国際問題で荒れるのかは、新天皇にかかっているということを申し上げておきます。

また「令」には「指図する」とか「おふれを出す」という意味があります。
つまり、国から庶民への指図が多くなるということです。
そして、その後に「和」がきて落ち着きます。

令和が庶民にとって、少しでも明るい時代になることをお祈り致します。

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