運命と運転。

皆さんは、車を運転したことがあるだろうか？

運転したことがある人は、車を運転するとはどういうことが想像できるでしょう。運転したことのない人は、自転車を運転することを想像してみるとよいでしょう。

車を運転するとは、人間よりも馬力のある機械をコントロールすることである。そして、その力を借りて、目的地へと自分を運ぶことができる。ハンドルを握り、アクセルを踏み、車の持つ性能と馬力を操っていく。これは、科学が発達していない昔にはできなかったことである。江戸時代でも最高級の移動手段は馬であり、主に歩いて全国を行き来していた。しかし、車という文明を手に入れた現在では、当然のように、人間が車をコントロールして遠い場所までラクに行ける。

これを、運命に当てはめてみると面白い。

運命とは読んで字のごとく、

命を運ぶ

ことである。

運命と運転。この二つの単語、似てますよね。どっちも運ぶんです。命を運ぶのか、車を転がして自分を運ぶのか。運ぶ対象物が違うだけです。

そこで、です。

運命を運転に当てはめますと、「車本体が潜在意識、ハンドルが意識」ということになります。ハンドルで車をコントロールしていくように、意識で潜在意識をコントロールしていくのです。ハンドルを左にきれば、車は左に曲がります。同じように、意識を明るいことに向ければ、潜在意識は明るいことを起こします。大切なことは、運命を支配している潜在意識をコントロールできるのは、意識であるということです。そう、意識というハンドルが運命攻略の鍵なのです。

車のハンドルは、車を動かすコントローラー。人間の意識は、運命を動かすコントローラー。

意識をコントロールすることで、運命をコントロールできる。つまり、運命の主導権を握っているのは、自分自身の意識であるということです。

では、
意識をコントロールするとは、どういうことでしょう？

意識を意識的にコントロールすること

考えること、思うことを自分の意識で選択することです。

楽しいことを考えるのか、腹の立つことを考えるのか、は自分の意識で選ぶことができます。たとえば、腹の立つことがあっても、そのことを考えるのをやめて、楽しいことを考えることは意識的にできますよね。腹立つことをずっと考えていたい人はいないはず。ですから、意識して自分の人生に有意義な考えや思いに意識を向けるようにするのです。その意識の切り替えがコントロールです。

自分のやりたいこと、好きなこと、考えただけで楽しいこと、テンションの上がること、気持ちが晴れること、、、などの明るい考えや思いに意識的に意識を向けることが明るい人生を作るのです。

明るい考えを選び続けると、運命は明るい方向へと向かいます。逆に、暗い考えを(無意識の内に）選び続けると、運命は暗い方向へと向かいます。ですから、誤った方向へと命を運ばないように、意識の力で人生という旅をコントロールしていくのです。

車をハンドルで操るように、運命を意識で操っていきましょう。

“いつも、考えている内容は何ですか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな一日になりますように。

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