kojuro
なぜかキナリ杯をきっかけに、noteを書くようになった。気ままに、気長に、書きたいとき…
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ショートショート_永久欠番のあなたへ
子どもの日は、ゴールデンウィークももう終わる頃、やってくる。ちょっとアンニュイな気分になり。空を泳いでいる鯉のぼりも、どこか空々しい。
いつも思うのである。休みの時こそ、ダラダラ過ごさずにきちんと生活してやりたいことをもっともっとやっておけば良かったと。
きっと私は、死ぬ瞬間も、同じようなことを悔いつつ逝くのだろうと。どこまでいっても私は、ただの悪ガキである。
そんな日曜日の夕方に、またもや
ショートショート_起床
春の夢は、暁を覚えず、いつ頃見るのだろうか。最近、仕事をしている夢をよく見る。明け方に。決まって徹夜している。
昔、袖机の一番下の段には、寝袋が入っていた。深夜業になり、終電に近くなっても仕事にキリがつかなかったら躊躇無く徹夜した。そんなときは、仮眠を少しだけする。床に寝袋を拡げて。そのときは、夢は見ない。
今は時代が変わり。夢は寝床で見ることが多くなった。ちょっとは幸せな会社生活になった、と