気づいた人は荒涼とした光景を初めて目にすることになる
長く続いた、生きづらさ、を手放すことが出来た人は、尊い気づき、に辿り着いた人です。
気づきに辿り着いた、ということは、ぜんぶ腑に落ちた、ということです。
この世に生まれ落ちて、重い荷物を背負い、歩き、転んで膝小僧を擦りむいても、誰も抱き起こしてもくれず、誰も優しい眼差しを落としてくれなかったことの、ぜんぶが腑に落ちた、ということです。
擦りむいた膝が痛みを放って、悲しかったし、
誰も抱き起こしてもくれなかったから、寂しかったのに、
涙を零すことも、悲しさ、寂しさを表すこ