森夏彦(酒)
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迷わず行けよ、行けばわかるさ的大衆酒場 タイヨウ酒場@西小山
「大衆酒場」
のれんに赤提灯。食器を照らすオレンジの暖かい光と、柔らかな癒しの雰囲気。心地よい喧騒。
日々の仕事終わりに、ちょっとしたご褒美に、「そこ」はいつだって我々にオープンだ。
ひとたび暖簾ををくぐると、さまざまな人のさまざまな思考は自然に一本化して、店のグッドなグルーヴに溶け込んでいく。
そう、酒場では誰しもが平等だ。
そこは、日常に少し疲れた大人たちの駆け込み寺。飛び込むと、ビ
激ハッピーバイブスな超実力派居酒屋 ちゃんこ晴海@荏原町
最近はようやく音楽の現場もちょいちょい戻り始めた。
この前、久しぶりにライブしたんだけど、「いかにライブがヤベェ体験か」ってのを新鮮に思い出す機会となった。
抑圧された状態から解放されるってのはやっぱり最高のエクスタシーなのかもしれないね!
もうね。この発想でどんどん乗り越えていきたいね。
「締め切り直前までやる気が出ない」とかじゃないから。「締め切り直前まであえてやらない」ことでその後の
「無料で牡蠣吸い放題の店あるよ?」と言われたら信じられるか。 牡蠣と魚 幡ヶ谷店
物事には限度ってものがある。
「無料で牡蠣吸い放題」
この文言を目にしたとき、思わず口から漏れ出た言葉だ。
物事には限度ってものがある。なぁ、そうだろ?
今までの経験上では
「無料でウーロン茶飲み放題」→これはわかる。
「無料であら汁飲み放題」→そういう店あるよね。わかる。
「無料で唐揚げ食べ放題→かなりエクストリームだがたまーにある。わからなくもない。
「無料で牡蠣吸い放題」→物
我慢できなくてベランダで磯丸水産やってみた
お久しぶりでございます。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
春の温もりも束の間、最近は少し汗ばむような太陽の光に恵まれる日々で、「嗚呼、こんな日は外に出て一杯でもやりたいなぁ」なんて思いにふけり、唇を噛んだりしています。
みなさんもこのケイオスな日々の中で色々と感じることはあるでしょうが、いつか必ず訪れる開放的な未来のために今はぢと我慢です。
あ、申し遅れました。わたくし、「100日
「呑める蕎麦屋」の究極系 正乃家@戸越銀座
唐突ですが、僕は蕎麦屋で呑むのが好きだ。
蕎麦を頼み、待っている間に蕎麦味噌と板わさなんかをアテに、日本酒をキュッとやっているとなんだか粋な大人になったような気分になれる。
最近は「蕎麦屋呑み」の需要も高まっているせいか(森調べ)、つまみが充実している店も多い。
僕はそんな「呑める蕎麦屋」を探すのが好きなのだが、新年早々、これまでとは段違いに間口が広いというか、あまりにもジャンル離れしている
"Weekend Brothers"結成にあたっての所信表明〜新年の挨拶を添えて〜
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
あれよあれよと2020年ですか。なかなかに寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
僕は極暖ヒートテックにシャツ、セーター、ウルトラライトダウン、アウターという組み合わせの結果、毎日汗をかいてます。
これがテクノロジーを過信した人間のいく末、といったところでしょうか。冬に暑がりなんて、とんだ皮肉ですね。
愚直に貝と向き合う系酒場 あぶさん@高円寺
「好きな食べ物はなんですか?」
今まで何度この質問をされただろうか。そして。その度にわりと答えに困っていた。
「カレー」「ラーメン」「寿司」らの銀河系集団の名前を出してもあんま面白くないし、なんとなくハードルが高くなる。
これらの銀河系集団の名前を出すのなら、寺門ジモンの肉に対するようなカルト的詳しさか、自作するくらいの情熱がないと割りに合わない気がする。じゃないとヤられる。(誰に?
吉祥寺DEEP系酒場 闇太郎@吉祥寺
気になってるけど、入れない。なんか怖くて入れない。みんなもそんな店を一軒くらいは持ってると思う。
僕もあった。
吉祥寺駅から北に歩き五日市街道にあたって東に向かうと、ボウっとその店は現れる。
しかもその屋号が「闇太郎」っていうんだからたまったもんじゃない。
いや、「闇太郎」よ?「闇太郎」。
おとぎ話の価値観だったら「闇から生まれた闇太郎」だからね?
なんだ?おば
渋の街に咲く、海鮮コスパ担当大臣系酒場 魚蔵居@渋谷
先日のとあるレコーディング現場
帰り際、いつものアレが始まる。
現場に最後まで残ったメンバーはもうすぐ10年の付き合いになる音楽プロデューサーのヤマモトショウさんと、
高校からの友達で今は仕事仲間でもあるレコーディングエンジニアのコレナガタクロウ氏。
いわばいつメンである(ねぇ、これ死語?ねぇ、死語なの?気になって夜も眠れません。ふと目を覚ましたら朝になってます。)
音楽関係者は分かると思
ネオ系居酒屋最先端 ウエトミ@代々木八幡
ここ数年巷を賑わす「ネオ大衆酒場」ご存知だろうか。
簡単に説明すると、レトロな質感をテーマにした新しい居酒屋で、比較的若い人がオーナーを務めているイケ居酒屋のことだ。
界隈(僕の周りの居酒屋巡り趣味数人)ではこれらの店のことを「ネオ系」と呼び、
「三茶の新しいネオ系行きました?」「なんだっけ、あの店…ほら、ネオ系の!」という謎の会話がよく飛び交っている。(居酒屋に行って他の居酒屋の話で盛り
焼肉屋のバイトで見た地獄の勲章
大学生になった森少年の目は希望に満ちていた。
3年間、男子校というなんともむさ苦しい動物園の檻から脱し、夢と希望と華に満ち溢れるキャンパスライフに胸を躍らせていたのである。
飲み会、合宿、サークル、女の子とのアヴァンチュール、それらの響き全てが森少年の心をくすぐってやまない。頭の中はやってみたいことでもう爆発寸前だった。
我ながらわりと順調なスタートを切ったとは思う。語学クラスにはすぐ馴染み