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うつと生きる幸せ

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2019年9月の記事一覧

葬儀で知った祖父の心のありかた

葬儀で知った祖父の心のありかた

僕が中学生の頃、母方の祖父が亡くなった。亡くなる前に、脳溢血で倒れ、一命を取り留めたものの、自宅に戻ってから会話もままならず、歩きながら糞尿を垂れ流し、それでも何年かは生きながらえた。

その祖父が、亡くなったという訃音が深夜に届いた。

特別、悲しい感情は無かった。祖父は死んでも僕の心の中にいるし、いつでも話せる。そんな気持ちを、祖父が倒れてから整えていたからだと思う。

『人が死ぬってどういう

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単調な平日という1日

単調な平日という1日

朝6時、体に纏わりつくような悪夢から目が覚める。ついでにトイレに行き、まだ依然として残る眠気と嫌悪感とともに、二度寝を試みる。

9時。妻が起床し、仕事の身支度を開始する。僕はまだベッドの中で胡乱とした意識を無理やりまた眠りに引き釣りこもうと、寝返りをうつ。

10時。そろそろ起きなければ、仕事が始められない。意識を総動員して、眠気に勝利する。意識も不確かな状態でリビングへ。しぶしぶ、着替え、財布

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動き始めたのは秋葉原の喫茶店

動き始めたのは秋葉原の喫茶店

同僚のお藤から、noteでお手紙をもらった。なんだかこそばゆくて、ソファに横たわりながらニヤニヤしてしまって、普段表情筋をあまり動かさない僕にとっては異例の事態だ。妻がいたら「なに、珍しいどうしたの。怪しい顔して」なんて質問されたことは容易に想像できたが、1人きりだったので思う存分ニヤニヤしてしまった。

お手紙の仔細は、上記から閲覧できる。そして、これは『お手紙』をもらってからこその『お返事』に

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諦めることが必要なのかもしれない

諦めることが必要なのかもしれない

朝起きて、頓服薬を飲んで、今日は割と良い感じに過ごせそうだな〜と思っていたものの、実際は始業4時間経過して抑うつが高まり、ままならないな〜と落ち込んでいる。

あれもこれもしてみたいと、欲求ばかりは募るものの、多すぎて過剰積載状態になっているのかもしれないなと、最近考えていて、『諦める(諦めたい)』ことをやっていく必要があるのかなと思い始めた。

1つは、病気を「寛解」させること。もうそろそろ病気

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