『医者が教える食事術 最強の教科書』の感想
『医者が教える食事術 最強の教科書』/牧田 善二
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全てが全て、書かれていることに合意できるわけではないけれども、
大体において合意できるところが多く、たくさんのことを学ばされた
食育本の一冊。
数字や統計から見えてくる、人体のトリセツというものが、この本を
読んでいるとうっすらと認識できてくる。
私が学んだことに、 ↓
(1)「ごはん🍚だから大丈夫だろう」と思考停止していると、
糖質過多になってバランスを崩す。
(2)「魚肉食だから健康的だろう」といっても、魚ばかり食べていれば、
バランスが崩れるので短命化につながる。
(3)プロテインの摂取が、腎臓を壊しうるリスク要因を抱えている。
(4)やっぱりバナナは糖質が高い。(><
(5)運動の習慣は、食事前よりも食事後にした方がいい。
ということがあります。(なんだかんだ言って、よく読んでいたのだ)
統計というのは偉大ですね。(ーωー;
人体的にいって、食べまくって安全なのは葉野菜系と海藻類、後血糖値の
上がらないこんにゃくだけだということが分かります。
そして、あまり魚肉🐟を過信しすぎることなく、大豆製品もしっかり
食べとけということも。
著者の牧田さんはお酒を飲む人なので、飲酒について肯定的ですが、
私はそこは同意できませんでした。
ポリフェノールがどうとかっていっても、『アルコール自体が体に
悪いという事実』に変わりはないと思うのです。
白ワインを飲んで血糖値が下がるのも、多分肝臓がアルコールの処理に
追われるため、新糖生を止めるせいじゃないのかな?と思ったり。
(それはそれで、いいのかもしれませんが)
まあ、酒好きの人は、基本的にお酒のことをヨイショしてしまうもの
なので、そこはもう仕方ないのかもしれません。(ーωー;
でも、それ以外は本当に、学ぶところの多い良書でした。
「やはり現代は糖質過剰食であったのか!」と目からウロコが落ちた。
でも、あまりガチ目に糖質制限食にハマられても困るし、人それぞれ、
適正な糖質の摂取量ってどれくらいなんでしょうね?(ーωー ???
「それは筋肉の基礎代謝量が決めるんだから、とりあえず筋トレしとけ」
という話になるんでしょうか。
そんな気がします。
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