記事一覧
<本と映画の答え合わせ>第11回「グレート・ギャッツビー」
【本】
〇タイトル:グレート・ギャッツビー
〇作者:スコット・フィッツジェラルド
〇感想:
・言い回し、例えが洗練されていて素敵。特に「寄せては返す波のように」の表現が印象に残った
・話の展開、内容に魅せられた一方で、一読しただけでは登場人物の関係、時代の流れがよく分からなかった
・ギャッツビーが他の女性に目を向ければよいだけの話。一方でデイジーにこだわり続けたギャツビーの生き方にも戦地に赴
<本と映画の答え合わせ>第7回「エデンの東」
【本】
〇タイトル:エデンの東
〇作者:ジョン・スタインベック
〇感想:
・カインとアベルがモチーフであるが自分はキリスト教徒でもないことからピンとこない。一方、同じ東洋人であるリーが偏見にもかかわらず重要な役割を果たしていることが印象に残る
・スタインベックの素朴であり力強い文体によってアメリカ西部の自然の過酷さが伝わる
〇評価:○
【映画】
〇エデンの東(1955年)
〇監督、主演:エリ
<本と映画の答え合わせ>第6回「ザリガニの鳴くところ」
【本】
〇タイトル:ザリガニの鳴くところ
〇作者:ディーリア・オーエンズ
〇感想:
・600ページを超えるが展開が気になり、時間があれば読みたくなる。ページをめくる手が止まらない
・2つの時代(シーン)を混ぜて話が進む。複雑になりすぎず読みやすい
・読んでいる途中で真相が気になり、先に結末に目を通さないようにするかなりの努力が必要
・法廷の場面では検察、弁護士の攻防そして陪審員の心情、心理
<本と映画の答え合わせ(第1~5回)>「ティファニーで朝食を」、「冷血」、「私を離さないで」、「白鯨」、「そして誰もいなくなった」
(第1回)ティファニーで朝食を【本】
〇タイトル:ティファニーで朝食を
〇作者:トルーマン・カポーティ
〇感想:
・ホリー・ゴライトリーの自由奔放な生活、主人公の心情、それらをカポーティが滑るように美しい文章で表現しており、とても印象的
・当時のNYの社交界が目に浮かぶ
・物語の先が読めないので途中で飽きることがない、また、後味も悪くない
・何年か後にもう一度読みたい作品、そのとき自分が